ロック・バンドHeartが楽曲を無断使用で共和党にクレーム
それにしても、とんだ恥知らずと言うか。
芸術やスポーツを利用して名を売る薄汚い政治家や、その取り巻きの愚かな行為には呆れるばかりだ。
自分の利益や名声の事しか考えていない、それでなくとも金融収縮で国が一大事の時に、下らないバカ騒ぎをしている愚かな連中
(どこかの国にもいますな、この大変な時期に、先代に続いて自分の仕事をぶん投げ逃亡の空白を作って、出来レースの猿芝居のバカ騒ぎをやってる無責任な連中が)
には困ったもんだ。
(ニヤケながら陳腐な学芸会をやっている暇があったら、一刻を争うこの国の経済悪化の状況に対策を速やかに実行しなければならない時期であるのに。)
それにしても、無断で人の曲を作者の意図とは全く違う自分達のキャンペーンに使う神経には、驚く。
こういった、人間として最低の行為は、絶対に許されない。
どうせ後付で、然るべきところに許可を申し入れたはずだとか、言い訳でもして誤魔化すつもりだろう。
が、このニュースを紹介してくれた人気ブログのカナダde日本語サンもおっしゃっている通り、
「曲の使用権を保持している本人が許可しないと言っているんだから。」
Heartのメンバーには、この間抜けな政治家のキャンペーンに自分達の曲を使用される事を伝えられていない&彼らが許可しないと言っているのは事実。
彼らが怒るのはごもっともである。
少なくとも曲を書いた本人に許可を取るのは最低限であり、人様の曲を勝手に使用してお祭り騒ぎしているこの品性下劣な政治家の間抜けな顔を見ていると、こういう連中はまったく信用できないと思うのである。
カナダde日本語サンがブログでこの記事を紹介しているが、本当にその通りである。
↓カナダde日本語サンの記事
http://minnie111.blog40.fc2.com/blog-entry-1082.html
(以下引用開始)
これに対し、『Heart』のアン・ウィルソンとナンシー・ウィルソンは、
「共和党は曲の使用許可を求めなかったし、許可は与えられていない」と、
共和党に曲の使用停止を求めた。二人がメディアに送ったメールは次の通り。
サラ・ペイリンの意見や価値観はアメリカ人女性としての私たちの意見を代表していません。
彼女のイメージを促進するために私達の歌「バラクーダ」を使わないで欲しいです。
「バラクーダ」は特に女性に非情な音楽界を厳しく非難するために70年代に書いたものです(バラクーダとは、ビジネスを意味します)。
『ハート』が共和党大会での曲の使用を許可していないのにもかかわらず、使われてしまったことに、皮肉を感じます。
Exclusive: Heart's Nancy Wilson responds to McCain campaign's
use of 'Barracuda' at Republican convention (EW.com Sept. 5)より
一方、共和党側は、マケイン・キャンペーンは知的所有権を尊重しているので、前もって曲の使用許可は取ったとしている。でも、曲の使用権を保持している本人が許可しないと言っているんだから、おかしいよね。
(以上引用終了)
HeartはOfficial Siteにて、この間抜けどもに自分達の曲“バラクーダ”をキャンペーンに使用する事を即座に止めるように通達した事を、明らかにした。
↓
http://heart-music.com/news/news.asp?item=112960
著作権を持つ彼らは当然、曲の使用料を請求したり特定の目的に曲を使用しない事を要求できる。
こんな厚顔無恥の政治家や、その周りにハエのように集っているピント外れの御用学者や卑しい御用評論家と御用コンサルタント、無責任な御用マスコミとその取り巻き連中の恥知らずの行為には、怒りを通り越して呆れるばかりである。