BLACK CHERRY

JAZZ, BRAZIL, SOUL MUSIC



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 ポピュリズムガー(笑)と、お調子者のナンチャッテ音楽ライター氏が例のごとく的外れな自己陶酔発言で笑わせてくれている。やれやれ、ポピュリストといったら、何といってもエコ戦車のコスプレおばさんでしょうが。魔法使いのサリーちゃんというより、サリーちゃんをイジメる意地悪ばあさんみたいなコスプレまでして、随分前から戦略的に虎視眈々と頑張っていたんですな。秋葉原に出向き、今やポピュリストには欠かせないアニメファンとネトウヨさんを味方につけるようとばかりに媚びを売っても政策ガー(笑)とか言ってるわりに言動と政策が矛盾しまくっているところが笑えますな。準備に準備を重ねていたわりに余りにもお粗末で具体性と実現性に欠けた上に論理破綻しちゃってるんだから。悲劇のヒロインきどりで一人で戦ってます(笑)とアピールしているくせに、しっかりカルト宗教とお笑いネトウヨ団体がバックでガッツリ組織票固めまくりなのも丸わかりで、これまた失笑ものですな。よっぽど都知事になりたいんでしょうな(苦笑)

 これは今でもずっと聴き続けている大好きな音盤。なぜかふと、こういった古き良き時代の米国南部を思わせる人間的な温もりを感じさせてくれる音が無性に聴きたくなる。自分がDewey Corleyの名を知ったのは、Jug Bandの魅力に憑りつかれて、さまざまな音盤を漁り始めていた頃。陶器製の水差しを意味するJug、それを低音伴奏用のベースの代わりに使用したり、Washboard(洗濯板)、そして櫛やTissue Paperを使ったKazooを楽器代わりにしてGood Time Musicを演奏するJug Band。ジャケットに写っているような洗濯桶とモップを使ったWashtub Bassやスプーンなども楽器として使用する。最初のJug Bandの登場は20世紀初頭に遡る。Arkansas州の Halley生まれのCorleyは、JugHarp、Washtub Bass、Kazooも演奏するBlues Singer。20年代後半~30年代に精力的に活動していたWill ShadeMemphis Jug Band周辺にいたDewey Corleyは、自らもThe Beale Street Jug Bandを結成している。Jug Blowerとしても優れていただけではなく、Hacksaw HarneyやWillie Morrisといった素晴らしいギタリストを世に出すなど、Corleyは後には A&Rとしても才能を発揮していた。

 『Tennessee Blues Vol. 2』はイタリアAlbatrosから75年にリリースされた。同レーベルからはLaura DukesPiano RedBukka Whiteの名が連ねられた『Tennessee Blues Vol. 1』もリリースされている。本盤ではA面でピアノを弾きながら歌うCorleyの人間味あふれるSingerとしての魅力とB面ではMose VinsBrrelhouse Boogie-Woogie Pianoが楽しめる。肩の力を抜いた脱力BluesにマッタリするA面とノリノリのBoogie-Woogie Pianoが炸裂するB面、どちらも古き良き時代の米国南部へTripさせてくれる。
アルバムは、まず“Stop And Listen”、“It Was A Dream”、“Fishing In The Dark”、“Blues Jumped To Rabbit”、と何ともつたないピアノの弾き語り風のナンバーが続く。Dewey Corleyの温かみのある素朴なVocalがイイ感じだ。
Dewey's Blues”のまったりヘタウマなピアノがクセになる。
Deweyの味のあるVocalが沁みる“Big Leg Woman”でA面が終了。
B面からは Mississippi生まれの伝説のPianist/SingerMose Vinsonが登場する。
ノリノリのBoogie-Woogie Pianoに思わず腰が動き出す“Memphis Boogie”。
So Long Blues”はMose Vinsonの渋いVocalが聴けるSlow Blues
Boogie-Woogie PianoにのってDeweyが気持ち良さそうに歌うYou May Be Old”。
Relaxした雰囲気ですぐ終わってしまうのが残念な“I Can't”。
Mose VinsonのDeepなVocalとDeweyの吹くKazooのContrastが面白いSlow BluesI Had A Dream Last Night
最後をシメるのはMose VinsonのピアノもDeweyのVocalもSwingして盛り上がるBoogie-Woogie TuneRains All Night”。
(Hit-C Fiore)
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Café da Manhã/Roberto Carlos

 先日、我が家でのささやかな夏のPartyに学生時代の恩師K教授をお招きした時のこと。いつものごとく飲めや歌えやの大騒ぎであったのだが、先生がドイツ留学時代からの愛唱歌だという“Lili Marleen”を歌い出すとサマードレスを纏った麗しき女性の皆さんから黄色い声が飛んで一気に大盛り上がり大会となったのである。幾つになっても渋い男の色気が漂う先生にはとても敵わない。大病を克服され、現在も鋭い経済論議で我々を学生時代の頃のように圧倒する先生を見ていると、毎日仕事漬けで何とか日々を送っているだけの情けない自分も頑張らなければいけないと元気が湧いてくる。学生運動のガの字もないふやけた時代に全く勉強しない学生だった自分と厳しい時代に苦労を重ねた先生では比べものにならないのは当然だ。自分にはとても無理だけど、先生のように年を重ねていけたら人生も楽しいことだろう。

 Roberto Carlosデロデロに甘く蕩けるVocalが実は多くの女性の心をときめかせているのだ。白のスーツで場バッチリきめて歌うRobert Carlos。“モーニング・コーヒー”。Roberto CarlosとErasmo Carlosの共作曲。Mellowで都会的な楽曲/アレンジにのせて、あまりにもベタなVocalは意外にも見事にハマるのである。
Roberto Carlos/Roberto Carlos

 “Café da Manhã”はRoberto Carlos78年にリリースしたアルバム『Roberto Carlos』に収録されている。
(Hit-C Fiore)
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コイツだけは絶対に許さない。

なにが、コレが選挙ですだ。
選挙に勝つためには手段を選ばないのか、コイツは。
いくらなんでも言っていいことと悪いことがある。
がん手術を受けて必死に社会復帰して人並み以上に頑張っている人や、
それを支えている家族や仲間が聞いたら激怒するぞ、この発言は。

しかも、コイツは言っていないと嘘をついた。
渋々認めて、コレが選挙です!とホザキやがった。
自分の当選が一番大事で人の痛みがわからない自分大好き人間で、常識すら知らない奴が都知事になるのかよ。

恥を知れ!

これは、がん闘病経験者だけではなく、あらゆる病と必死に闘い克服しようと頑張っている患者さんと家族や仲間に対する侮辱である。


人の心を平気で踏みにじり嘘をつく奴は絶対に許さない。
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 芝刈り機が壊れた(正確に言えば壊した)ので、新しい機種を買って、さあ、朝から大量に汗をかきながら半日かけて悪戦苦闘かと思いきや、思っていたより早く作業終了。最新機種は切れ味抜群で軽いし、小回りはきくし、使い勝手も良くて大満足。世の中、新しくて便利なモノがドンドン生まれて、次から次に溢れていくんですな。普段は他人任せの草花の手入れ作業は予定時間の半分で終了したので、何も考えずにボケ~と庭を眺めながら冷たい麦茶を飲んで久しぶりのまったりとした休息の時間を過ごす。のんびり花や木を見ながら微睡んでいると、蝶々やツバメさん、トカゲさんまでお出ましだ。和みますなあ、動植物を見ていると。労働で汗を流した後のこういう時間は本当に最高だ。

 日本でいうところのライトハンド奏法、つまり(Two-Handed Tapping)を最初に取り入れたロック・ギタリストは誰であるかということには諸説あるようだ。Eddie Van Halenによって脚光を浴びたこの奏法は、ZZ TopBilly GibbonsやAllan Holdsworthと並んで、GenesisのギタリストSteve Hackettが、Rockに導入した創始者とされている(実はTen Years AfterAlvin Leeが69年に既に演奏している)。また、かのRitchie Blackmore先生によれば68年にWhisky a Go GoでHarvey Mandelが既にプレイしていたらしい。いずれにしてもSteve Hackettがアイディアに満ちたさまざまな奏法を駆使して表現力に富んだギターを弾いていたのは事実である。Hackettは今年も来日公演を行うなど、日本でも人気のある人である。自分はそれほどGenesisに詳しくないけれど、Steve Hackettが才能のあるギタリストであることぐらいは知っている。ギタリストのみならずSongwriterとしても他のGenesisのメンバー同様に個性を発揮している。70年代のGenesisを好きな人にとっては、ある意味Peter GabrielやPhil Collinsのソロ・アルバムよりもHackettの初期のソロ作の方に魅力を感じる人もいるだろう。Hackettの前任者でGennesis結成時のメンバーでもあったギタリストAnthony Phillipsもまた、初期のGenesisの作品は彼が主導権を握っていたのではないかというSongwritingを1stソロ・アルバムで披露している。面白いことに80年代に入り、この2人のギタリストはGenesis以上にPopなアルバムを発表している。

 『Cured』はSteve Hackett81年にリリースした5枚目のソロ・アルバム。それにしても、このTropicalなジャケットは如何にも80年代という感じで最高である。Drum Machineを導入し、79年の『Spectral Mornings』以来の付き合いである鍵盤奏者Nick Magnusと二人三脚で制作されたアルバム。そしてHackettは本作で初めてメインのVocalを担当している。
アルバム1曲目は、いきなりChorusで始まるあっと驚くアメリカンな曲調の“Hope I Don't Wake”。
Picture Postcard”もPopで何とも80年代風なサウンド。Vocalも含めチョイSuper Tramp風なところも面白い。Bimbo AcockのSaxもイイ感じ。
幻想的なイントロが“Can't Let Go”は如何にもなDrum Machine0とSynthesizerが80年代でしか生まれ得ないサウンド。
John HackettがBass Pedalを担当した“The Air-Conditioned Nightmare”ではようやく通常運転のDarkな曲調でギターも唸りを上げている。
時代を感じさせるSynthesizerが微笑ましい“Funny Feeling”。イナタさ満点のUp TempoなPop Rockだけど途中で一瞬カッコイイBreakがあったりするのも良い。
Classicalな生ギターの音色が爽やかさんな“A Cradle Of Swans”は、これまたHackettの十八番、待ってましたのギター・インスト曲。
らしい変拍子も飛び出す“Overnight Sleeper”。でもVocalが入ってくるといやっぱりPopになってしまうのが80年代風ですな。
最後はこのアルバムで一番のお気に入り曲“Turn Back Time”。アルバム・ジャケットのようにTropicalSweetな名曲。
(Hit-C Fiore)
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  原発推進派の皆さまにおかれましては、今回の都知事選、そして野党共闘がそうとう脅威のようである。度重なる飛ばし・誤報・やらかしでお笑いネタとなっている御用新聞の産経が野党共闘が失敗というイメージを強調しようと必死になるのには理由がある。
    ↓
東北被災3県で自民全敗 震災5年、厳しい審判:引用元 Sponichi Annex 2016年7月10日
復興プロパガンダで必死になってる開沼センセが涙目になってしまう結果だったのである。沖縄と福島だけじゃなくて一番の勝負どころでしっかり共闘で結果を出しちゃってるんだな、これが(笑)

 そりゃあ、権力すり寄りなんちゃって音楽ライター氏が都知事選は棄権する(笑)と例によって東京電力の社外取締役を数日前までやっていた候補者の組織票だのみへの熱烈アシスト宣言までしちゃうわけですな(失笑)
今回の都知事選は政治とカネ、築地移転、五輪の巨額の負担、待機児童問題、テロ/震災対策と問題山積みで、都民であれば、とても棄権などできない選挙なのである。各候補者の政策については、まだ十分に説明もされていない現状で、これから慎重に彼らの政策論議に耳を傾けてから判断すべきだろう。アメポチ首相が、都知事はこの人しかいまてん(笑)と断言したオッサンが使い込みで逃亡し、元首相の鮫脳が途方もないムダ金を五輪につぎ込み財政破綻させようとしている現実を冷静に考え判断すべきだろう。
 そして現政権が対米隷属の売国奴であり、ただの似非保守であることは真の保守はとっくに看破しているのである。
    ↓
「日本会議」の源流、村上正邦が参院選後に語る「改憲」/Yahoo!ニュース編集部
米国に日本人の魂を売り渡して尻尾振ってる似非保守のアメポチおじさんやオツムがお花畑の改憲論者クンは百回ぐらい音読してみよう(笑)

これは真の保守対米隷属のアメポチ売国奴との戦いなのである。

 70年代の米国のPunkというと、NYの連中はインテリっぽさが最初は苦手であった。 Californiaで結成されたPunk BandのDescendents。こいつらは最初から最高であった。Black Flagに加入するドラマーBill Stevensonが在籍していたことでも知られるが、VocalのMilo Aukerman、 ベースのTony Lombardo、ギターのFrank Navetta、みんなガッツ入った中々イイ感じのPunk野郎どもだ。Californiaだからお気楽でやわなPunkと思いきや、ベースがブリブリ弾きまくりでドラムスはタイトだし、荒削りながら疾走感に溢れるPunkは何時聴いても気持が良い。なんでもVocalのMiloが進学することと、BillがBlack Flagに加入することにより、バンドは一時活動を停滞状態となってしまうが、Billの復帰により『I Don't Want to Grow Up』をリリースして活動再開している。ひたすら突っ走っているだけではなく、リズム・チェンジやブレイクがカッコ良いのがこのバンドの特徴である。そしてメロディーも中々良くて、Popな持ち味がありながらも甘ったるくなることのない硬派なノリが好感が持てる大好きなPunk Bandである。VocalのMiloとBill以外のメンバーが入れ替わりながら現在も活動を続けているが、このアルバムは個人的にも思い入れもあるので、一番のお気に入りである。

Milo Goes to College』はDescendentsが82年にリリースしたアルバム。
一発目はブリブリ弾きまくりのDriveするベースとドラムスの連打が気持ち良い“Myage”。この勢いは止められませんな。
I Wanna Be A Bear”は、さらに勢いを増してぶっ飛ばすが、あっという間に終わってしまう潔いPunk
またまたスピードを上げる疾走感たっぷりのI'm Not A Loser”。Riffもカッコ良し。
ベースがリードするParents”も激カッコイイ暴走Punk
6拍子の“Tonyage”は後のSlashHardcore Punk Sceneに大きく影響を与えただろう、これまた激カッコイイPunk。
全員が一体となってただ、がむしゃらに突っ走る“M 16”。
スピードがますます上がるギターのRiffがカッコ良すぎの“I'm Not A Punk”。途中のキメが最高。ベースも暴れまくり。
Catalina”も闇雲に突っ走ってるようで途中のブレイクなどは死ぬほどカッコイイ
サビがCatchyな“Suburban Home”。
金属的なギターのRiffがこれまた最高な“Statue Of Liberty”。野郎Chrusリズム・チェンジも最高。
「サヨナラ」なんてのが飛び出す歌詞が最高の“Kabuki Girl”。
甘ったるい声でPopに始まる“Marriage”。すぐさま激Punkなノリになるのが面白い。
過激に突っ走るHope”。
PunkだけどPopなメロディーを持つBikeage”。ここでもベースがブリブリ弾きまくり
最後を飾るのはご機嫌なギターRiffで始まる“Jean Is Dead”。最後まで捨て曲なし、一気に突っ走っていく彼らは本当にカッコイイ。
Hope/Descendents

(Hit-C Fiore)
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 Osannaから派生した、もしくは関連したバンドは、それぞれが魅力的だ。Citta Frontaleは元々はOsannaの母体となったバンドであるとのことだが、今回ご紹介するアルバムはOsannaが分裂してVocalのLino VairettiとドラムスのMassimo Guarinoが、Saint JustのメンバーであったギタリストのGianni Guarracinoと、ベースのRino Zurzolo、Multi管楽器奏者のEnzo Avitabile、鍵盤奏者のPaolo Raffoneといった腕利きのメンバーらを集結して制作されたアルバム。Linoの情熱的なVocalとMassimo Guarinoの野獣のごときWildなドラミングはOsannaそのものだが、曲調は躍動的で、生命感に満ちており、Osannaにみられた幻想的で暗黒、闇、呪術的な部分は殆ど感じられない。とはいえ、メンバーの高い演奏技術に支えられたEnsembleは見事であり、このアルバム1枚しか残さなかったのは実にもったいない。後にOsannaはElio D'Anna不在ながらDanilo RusticiLino VairettiMassimo Guarinoが手を組んで再編されることになるが、これまた素晴らしいアルバム1枚を残して消滅、以後Lino VairettiがOsannaの看板を引き継ぎ、近年来日公演などで日本でも人気を集めているようだ。

 『El Tor』はCitta Frontale75年にリリースしたアルバム。
アルバム1曲目の“Alba Di Una Città”はイントロのアコギのArpeggioの調べに柔らかなエレピFlute、心地良く響くPercussionが素晴らしい。地中海の調べにウットリ。
カッコ良すぎるベースが登場し、暴れまくるリズム隊、そしてLinoのエネルギッシュなVocalによる“Solo Uniti...”が始まる。Rino Zurzoloの短いながらもベース・ソロもあり、後半の畳みかけるような展開Osannaっぽい。Chorusもバッチリ。それにしてもRinoのベースがカッコ良すぎ。
アルバム。タイトル曲の“El Tor”もアコギ、今度は弾き語り風に始まる。Enzo AvitabileのSaxやChorusが次第に盛り上げて熱くなっていく様がイタリアらしい。後半のアコギに絡むEnzoのFluteが最高。
Duro Lavoro”もClassicalなアコギで始まり、FluteやChorusがイイ感じ、そしてLonoの弾くMellotronが登場すると、まごうことなき幻想的なOsannaの世界になっていく。後半のJazz Rockになってからの管楽器とリズム隊のEnsembleもお見事。
Mutazione”はSolidなリズム隊にのってエレピやギターやSaxが躍動するインスト・ナンバー。ベース・ソロやSaxソロ、ギター・ソロ、エレピ・ソロもあり、短いながらもイイ感じである。
LinoのVocalを軸にしたこの時代のイタリアらしい歌モノLa Casa Del Mercante "Sun"”。ドタバタとしたリズム隊、情熱的なVocalとChorus、鍵盤やギターも暑苦しいぐらいに盛り上げる。
Milioni Di Persone”はイントロのHarmonicaに意表を突かれるアメリカンな風情を醸し出すナンバー。とはいっても、あまりに情熱的なLinoのVocalはやっぱりイタリアン。
アルバム最後を飾るのは“Equilibrio Divino?”。イントロのギターのフレーズが泣けますなあ。そして彼らの特徴ともいえる流麗なアコギ歌心に満ちたVocalとChorus浮遊するFlute0、構成力もお見事。
(Hit-C Fiore)
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 Walt DickersonのVibraphoneを時々無性に聴きたくなる時がある。それも決まって深夜に。色々と煮詰まった現状から脱したい時、何となくいつもと同じ使い古されたClicheに陥りそうになった時、何かに救いを求めるかのように、Dickersonのアルバムを取り出し、その静謐な空間に浸りたくなるのだ。Philadelphia生まれのVibraphone奏者Walt Dickersonが残したアルバム、中でもAndrew Cyrilleをドラムスに迎えて創り上げたNew Jazz時代の作品は特に素晴らしい。大学で科学を学んでいたがJazzの道に進みたくてJuilliard Schoolに進んだドラマーAndrew Cyrilleの思慮深いドラミングがDickersonのVibraphoneと会話しながらImaginativeな音像を描き出す。Dickersonに関してJohn Coltraneを引き合いに出されるのは、Sheets of Soundではなく、Freeにも接近したModalで、高い精神性を持ったそのサウンドに対してであろう。音で埋め尽くすのではなく、あくまでも音像空間やAtmosphereを重要視し、共演者たちと間合いを測りながら、時にスリリングに対話を重ねていくのがDickersonのスタイルなのだ。ジャケットで優しく微笑んでいるPartnerのElizabethに捧げられたこのアルバム。ピアノには、独特の個性と美学を持つAndrew Hillを迎えており、その抑制されながら、独自のタイム感小宇宙を形成していくスタイルが、Dickersonと交わりながら絶妙の味わいを感じさせてくる。

 『To My Queen』はWalt Dickerson62年にNew Jazzからリリースしたアルバム。
アルバムA面をすべて使った大曲“To My Queen”。最初はDickersonとGeorge TuckerのDuoで始まり、Andrew CyrilleのドラムスとAndrew Hillのピアノが加わるとModalでよっくりと静かに時間が流れていくような澄み切った空間が構築されていく。浮遊感に満ちたサウンドの中をDickersonのVibraphoneが響きを確かめるかのように共鳴させていく。突っかかるように時間と空間を歪ませようとするAndrew Hillのピアノ・ソロやGeorge Tuckerのベース・ソロも素晴らしい。Andrew Cyrilleのドラミングは的確にツボを突いてくる。
Standardの“How Deep Is The Ocean”。Dickersonは、ここでは幾分音数を増やしながらもHillのピアノと対話する。Swingyな演奏にHillのピアノ・ソロはどう対応するかと思いきやHillらしい独特の間を崩すことなく個性を発揮しているのは流石である。
最後はArcoを弾くGeorge TuckerとのDuoとなる“God Bless The Child”。余韻を生かした透明感に溢れるサウンドは唯一無比。Sun Raと共演したのもわかるDickersonの宇宙観に酔いしれる。
(Hit-C Fiore)
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 HeavyでPsychedelicなバンドが60~70年代ArgentinaのRock Sceneにも沢山存在したが、面白いことに彼らの多くは一筋縄ではいかない屈折した展開をみせてくれて、そこが大変魅力的であったりする。一方でストレートにHeavyなRockをごり押してくれるバンドもいる。本日ご紹介するPiel De Puebloは、Los Beatniks出身のギタリスト/SingerPajarito Zaguriと、CueroのRhythm SectionであるベースのNacho SmilariとドラムスのCarlos Calabròが在籍していたHeavy Psycheなバンド。 Nacho Smilariが、このバンドではギターを担当、Zaguriとともに歪ませまくったギターでゴリゴリ攻めまくる。愚直なまでにHardに押しまくるのに好感が持てるが、いきなりHéctor López Fürstの弾くViolinが登場したり、端々に南米らしい甘い旋律を感じさせてくれたり緩急の付け方にArgentinaらしさを感じさせてくれる。ジャケットも中々カッコイイ。Pajarito Zaguriはその後もHeavyなBlues Rockなソロ・アルバムをリリースするなどArgentinaのRock Sceneで活動を続けた。残念ながら2013年に癌で亡くなってしまった。

 『Rock De Las Heridas』はPiel De Puebloが72年にリリースしたアルバム。
アルバム1発目は重々しく引き摺るHeavyなギターで始まる“Silencio Para Un Pueblo Dormido”。悪ガキ風のVocal粘り気のあるリズム隊もイイ感じ。
ゴリゴリHardなギターのRiffで始まる疾走感に満ちたLa Tierra En 998 Pedazos”。途中からいきなりTempoを落としたPsychhedelicな展開になるとArgentinaらしい哀感漂う旋律を歌い上げるのが面白い。最後は再びSpeed Upしてギターが狂い咲き
BluesyなRiffで始まるHard ShuffleJugando A Las Palabras”。これでもかと、ひたすら押しまくるギター唸りまくるベースが微笑ましい。
意表をついていきなりViolinが飛び出す“Por Tener Un Poco Más”。
ノリノリでぶっ飛ばすSexo Galáctico”。この曲も途中でTempoを落としたりするがHeavyなギター終始暴れまくり状態である。
La Pálida De Nacho”は2本のギターが泣きまくり
Vení Amigo A La Zapada”もゴリゴリAggressiveに突き進むHeavyRpock
アルバム最後を飾るのは再びViolinが登場するFunky RockEl Rockito De La Bufonada”。
(Hit-C Fiore)
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 Estoniaが世界に誇る偉大な作曲家Uno Naissoo。息子のTõnu NaissooJazz Pianistで日本の澤野工房から2000年代になって次々にリーダー作がリリースされ、なんと来日まで実現して日本でもJazz Piano愛好家の高い人気を集めている。Tõnu NaissooはKasekeというバンドの鍵盤奏者でもあった人で、その筋にも人気が高かったりする。そのTõnuのお父上のUno NaissooはEstoniaのJazzの育ての父とも言われているジャンル越境型の作曲家であった。Estoniaという国はロシア帝国崩壊後に独立を果たすもソビエト連邦やナチス・ドイツに占領され、第二次世界大戦末期にソ連に再占領された後に併合されていた歴史を持つ。ソ連崩壊直前の91年に独立回復を宣言している。UnoがSymphonic、Jazz、Pop Musicの作曲家として活躍したのはソ連時代ということになり、本作もМелодияというUSSRのレーベルからリリースされている。彼の地の一流Musicianを起用して制作された本作はスケールの大きいJazz Funkである。各ソリストの素晴らしいソロも堪能できるが、楽曲EnsembleClassicalな構築美伝統音楽の取り入れ方、JazzFunkをも飲み込んだ超一流の料理法はお見事という他はない。ところどころにHumorousな部分も感じさせるところは一連の東欧モノとは一味違う懐の深さに感服してしまう。

 『Mälestusi Kodust』はUno Naissoo78年にリリースしたアルバム。
アルバム1曲目は女性SingerのLea GabralがピアノをバックにTrumpet哀感漂うThemeを歌い上げる“Kas Lill On Kodumaa?”。
TrumpetがHard-BoiledなThemeを歌い上げる“Kapriis”はFunkyなギター・カッティングがカッコイイJazz FunkLembit Saarsaluの男気あふれるTenorソロが炸裂する。Tõnu Naissooのピアノ・ソロも短いながらイイ感じ。
続いてもベースがうねりまくるカッコイイJazz Funk“Marss-Eksprompt”。Helmut AnikoFluteソロが激ヤバ。
Toomas VeenreViolinがAnikoのFluteともに軽やかに躍動するJazz WaltzRannapoiste Valss”。
映画のエンディング・テーマのような哀愁の“Mälestusi Kodust”。波の音のSEがいかにも。
一転して緊張感高まるJazz FunkKontrastid”。Jaan KumanTrumpetソロHelmut AnikoFluteソロが交互に展開されるさまは鳥肌モノ。途中でフォービートになるのはお約束でもゾクゾクさせられる。
ギターのTiit Paulus流麗なArpeggioで始まる“Pastoraal”は牧歌的で何とも心地良い。この曲も途中でフォービートになりTõnu Naissooの見事なピアノ・ソロが披露される。
Dialoogid”はギターのTiit PaulusのソロとLembit SaarsaluのSaxソロを中心にTaivo Sillarのベース・ソロもまじえながらClassicalなEnsembleで演奏されるIntimateなJazz。
イントロからHorn隊が高らかにぶちあげるJazz Waltz“Valss-Grotesk”。Jaan KumanのTrumpetソロ、かと思えばいきなり鶏の泣きわめくSEが挿入され不思議なエンディングはFade Out。
最後をシメるのはLea Gabral清らかなScatに心洗われる“Kajad”。
(Hit-C Fiore)
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 Pierre Cardinの手によるゴチャゴチャしたジャケットはフランスが生んだ才気に満ちたMulti-InstrumentalistBernard LubatのProjectによる遊び心満点のJazz Rock。その名もBernard Lubat & his Mad Ducksのアルバム。本作では全曲、Lubatが作曲を手掛け、ドラムスを叩き、エレピやアコピを弾いて、Marimbaを叩き、GuiroやTamboraなどPercussionも演奏しVocalも披露している。Big Jullien And His All StarからベースにFrancis Darizcuren、鍵盤にはLes Double Six時代からの盟友Eddy Louissが参加している。また、MagmaのギタリストClaude Engelの参加も興味深い。それにしても、この人の多彩な音楽家ぶりには驚かさせる。ComposerArrangerとしても相当な才能の持ち主である上に、ありとあらゆる楽器を演奏し、それがBernard LubatというMusicianの個性を主張している。Jef Gilson Big BandAndré Hodeirの65年作『Anna Livia Plurabelle』ではVibraphoneを叩きIvan JullienのParis Jazz All StarsPatrice Sciortinoの『Les Cyclopes - Panorama De La Percussion』ではPercussion、The Swingle Singersの『Christmastime』ではドラムスを叩き、Maurice VanderとPierre Michelotとのアルバムではベースを弾き、Compagnie Lubat Dé GasconhaではピアノドラムスAccordionMelodicaまで演奏している才人だ。

 『Bernard Lubat & his Mad Ducks』はBernard Lubat & his Mad Ducksが71年にリリースしたアルバム。
アルバム1曲目は悪趣味なアヒルの声で幕を開け、Lubatがまったりエレピを弾く“Pappy Thomas”。Eddy LouissのHammondが唸りClaude Engelギターが炸裂するJazz Rock。LubatのMarimbaソロも良い。
To Yasmina”はLubatの弾くFunkyなエレピをバックに男女のScatがMoodyに響くナンバー。
Vendredi Chez Astrid Trassoudaine”はFrançois GimenezのギターとEddy LouissのHammond白熱したソロで応酬するJazz Rock。
甘美な女性Scatが最高な“Shouara”。
Lubatによる各種Percussionの嵐が腰を動かす“Au Bon Livre (Ode To Malcolm Lowry)”はMarimbaエレピHammondもLubatの演奏で、もはやLubatの一人舞台というか、才能が炸裂しまくった極上のJazz RockSambaも飛び出す抜群のリズム感覚が最高。
最後をシメるのはLubatの美しくも儚いピアノ独奏による“Mickey Schroeder's Dreams”。
(Hit-C Fiore)
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