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2012-02-13 23:00:00 テーマ:日記

Goodbye Whitney

Memories/Material featuring Whitney Houston

(関連記事:The Sweet Inspirations 2009-07-28)

For the Love of You/Whitney Houston


彼女の歌声が大好きだった。
心よりご冥福をお祈りいたします。
(Hit-C Fiore)
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2012-02-12 22:00:00 テーマ:Southernもの

The Train I'm On/Tony Joe White

$BLACK CHERRY
  このところ音楽漬けだ。とはいっても困ったことに楽器に触るよりもCDやDVDやYoutubeで一方的に特定のMusicianを追いかけている。D'Angeloの復活祭りがあったかと思ったら、今度は敬愛するSpinettaの逝去でずっとSpinetta漬け。朝から晩まで子供のように彼らの音楽や姿を目や耳に、身体中に焼き付けている。昨年の3CD、3DVDに2冊の写真集の限定Box『Spinetta y las Bandas Eternas』が今は手放せない。自分が夢中になるMusicianの中でも、この2人は官能とか危険とか混沌とか魔術というキーワードが共通して浮かぶ。こういう音楽は中毒性が高い。そして彼らのBluesが奏でられているからなんだろうな、この心を鷲掴みされるような歌の力が持つものは。加えて、演奏する姿がカッコイイのなんの。もう身体能力の決定的な違いというか、生まれた時から勝負が決まっていた感ありありの才能を感じざるを得ないわけで、自分で楽器やったり歌ったりするより彼らの一挙一動に口あんぐり状態になってハマっていた方がいいみたいな状態。それにしても、自分は恋愛の対象は当然女性オンリーだけど、惚れるわな、この音楽から零れ落ちんばかりの神々しいエロスには。そして最高に気持ち良い音楽っていうんだからヤバイわけだ。
 さて、本日は男が惚れる濃厚な男汁あふれる無骨な南部男Tony Joe Whiteの音盤のご紹介。Louisiana生まれの濃いモミアゲ野太い声Swampで逞しく生き抜く男の中の男を思わせるSinger-Songwriterでギタリスト。“Polk Salad Annie”はClarence ReidやTom Jones、Elvis PresleyにもCoverされた。Broock Bentonの“Rainy Night in Georgia”といったヒット曲は、元々はTony Joeの楽曲。Swampの香りムンムンのSongwiterとしても素晴らしいがフェロモン濃厚な男臭い低音の歌声WahギターはTony Joeを独特の存在たらしめている。短編小説を読んでいるような南部生活を描いた歌詞も秀逸。そして根っこにはやはりBluesがある人だというのがよくわかる。

 『The Train I'm On』は72年にリリースされたTony Joe Whiteの通産5枚目のアルバム。気合の入ったMuscle Shoals録音で、David HoodRoger HawkinsBarry Beckettといった黄金のリズム隊をバックにTony Joeが歌う。Pedal Steel奏者のJohn Hugheyの参加が渋い。ProduceはJerry WexlerとTom Dowd。Arif MardinがStringsのアレンジをしている。
アルバムのオープニングは“I've Got A Thing About You Baby”。アコギのイントロが絶品。この曲はElvisも取り上げた。
John Hurley&Ronnie Wilkinsの“The Family”はHarmonicaとアコギがいかにもな南部の香りを漂わせるBallad。
ロッカ・バラード“If I Ever Saw A Good Thing”。
Beouf River Road”もSwampなリズムとBluesyなTony JoeのVocalが渋い。
タイトル曲“The Train I'm On”はHarmonicaが男泣きのBallad。これもTony Joeの持ち味。
待ってましたの“Even Trolls Love Rock And Roll”。お得意のWahをきかせたギターとClavinetがムチャクチャFunkyでカッコイイっす。ClavinetやまるでRapのようなTony Joeの語りDopeなナンバー。
続いてもBlues Rock的な味わいが最高の“As The Crow Flies”。アコギのカッティングも素晴らしい。
Tony JoeとDonnie Frittsとの共作Take Time To Love”はピアノで始まりStringsをバックにアコギを弾きながらTony Joeが歌うBallad。
アルバムで一番お気に入りの“300 Pounds Of Hongry”はEddie HintonDonnie Fritts作。Tony Joeの粘っこいVocalもWahが効果的なギターも最高。バックのHamondも素晴らしい。
メジャーセブンスのアコギのカッティングで歌われる“The Migrant”。フェロモン出まくりっす。
Bluesyな“Sidewalk Hobo”。
最後をシメるナンバーはほろ苦い歌詞が素晴らしいTony Joeが女性Chorusをバックに淡々と歌う“The Gospel Singer”。
(Hit-C Fiore)
2012-02-11 15:30:00 テーマ:日記

Uno de los grandes músicos del rock nacional

Murió "El Flaco" Spinetta, uno de los grandes músicos del rock nacional




Visión Siete: Spinetta: "Sueña un sueño despacito"


Visión Siete: La presidenta recordó a Spinetta






Gracias Flaco!

(Hit-C Fiore)
2012-02-10 00:00:00 テーマ:日記

RIP Spinetta

$BLACK CHERRY
 偉大な太陽が沈んだ。
この悲しみをなんて表現していいのか、しばらく言葉が出てこなかった。
Luis Alberto Spinettaがこの世を旅立っていった。
2月8日、家族に見守られて。肺がんと闘っていたいたことは知っていたが、まさか62歳という若さで…
アルゼンチン音楽界のスーパースターの死を新聞各紙は一面で報じ、人々は深い悲しみに包まれた。

 もしSpinettaがいなかったら今までRockを聴き続けてこなかったろう。
もし世界一カッコイイRockとは何か?と問われたら、自分だったら真っ先にSpinettaの名をあげるだろう。
音楽性は言うまでもなく、そのギターを弾き、歌う姿、歌詞、生き方、すべてがこれほどまでに完璧なまでにカッコイイRock Musicianを自分は知らない。
優れた詩人でもあり、社会に対しても多くの人々に影響あるメッセージを与え続けてきたSpinetta。

 SpinettaもまたGismonti同様に自然環境や子供達の教育問題に真摯に取り組んできた、人間としても尊敬できる人物であった。
日本に来て、その素晴らしい音楽を聴かせて欲しかった。
今はただ、こんなにも素晴らしい音楽と歌詞とメッセージを与えてくれたSpinettaの残してくれた音源や映像に触れていたい。

◎Official Website→Luis Alberto Spinetta

アルゼンチンの素晴らしい音楽家たち(2008-05-13)
Almendra(2009-04-01)
Pescado 2/Pescado Rabioso(2009-05-07)
Invisible/Invisible(2010-01-17)

心からご冥福をお祈り致します。

(Hit-C Fiore)
2012-02-09 23:47:19 テーマ:音楽

D'Angelo Piano Medley (Live @ Zénith Paris)

 もうずっとDさん復活祭りで仕事にならないっす。
それにしても最高っす、これは。

D'Angelo Piano Medley Part1 (Live @ Zénith Paris)/D'Angelo
Brown Sugar Intro~Jonz in my Bonz


D'Angelo Piano Medley Part2 (Live @ Zénith Paris)/D'Angelo
Spanish Joint~Me and Those Dreamin Eyes


D'Angelo Piano Medley  Pert3 (Live @ Zénith Paris)/D'Angelo
Cruisin'~Higher~Smooth~One Mo'gin~Untitled (How Does It Feel)

(Hit-C Fiore)
2012-02-04 23:55:55 テーマ:D'Angelo

Jesseも戻ってきたぜ! そして 圧巻のUntitled

Feel like Makin Love/D'Angelo Live at Brixton Academy London UK 03.01.12

当初、今回のツアーに参加する予定だったものの諸事情で参加できなかったThe Time(再結成後The Original 7venと改名)のギタリストJesse Johnsonが戻ってきた! 
ピンチ・ヒッターで、その間Jef Lee Johnson(彼もまたJesseとはタイプが違うが素晴らしいギタリスト!)が頑張ってくれていたがJesseが帰ってきて本当にうれしい!!DとJesseのギターのかけ合いも熱い。
PinoFretless Bassは相変わらず冴えまくりで、ドラムに鍵盤奏者Robert GlasperとのTrioで知られ、Mos DefErykah BaduMe'shell N'degeocelloと共演してきた新世代のドラマーChris Daveを迎え、新しいGrooveを作り上げようとしている。またP-Funk All StarsKendra FosterがChorusで参加しPの香りも漂わせ、Parliamentの“I've Been Watching You (Move Your Sexy Body)”をCoverしている。そして、“Brown Sugar”では殿下色強いアレンジで曲中に『1999』収録の名曲“Lady Cab Driver”(Princeで一番好きな曲!)のフレーズを引用したり、BowieのCoverを披露しているところが興味深い。

Amsterdam 2日目からJesse参戦
Parliamentかよ!Dそして、Jesseのギターが…
I've Been Watching You (Move Your Sexy Body)~SDMLive @ Paradiso 02022012


そして、このLondonの熱狂は!
Untitled/D'Angelo Live @ Brixton London 2012

(Hit-C Fiore)
2012-02-04 16:30:00 テーマ:思い出の音楽

Sambossa 5/Sambossa 5

$BLACK CHERRY
  Jazz Sambaばかりを聴いていた時期があった。それも大音量で身体中で音楽を浴びるように。最高に気持ち良いのである。それも1人で聴いていたのでは勿体ないので仲間を集めて大きなフロアでワイワイ騒ぎながら、勿論踊ったりしながら。あの頃は何も考えずに楽しかった。さて、本日ご紹介する一枚は、当時ホントよく聴いていた思い出の音盤。デカイ音で聴くと、ベースの音が最高なのである。胴鳴りの良いポンポン跳ねる音が、変幻自在に動き周るラインがメチャクチャ気持ち良いのである。これは是非大音量で聴いて欲しい。弾いているのは大好きなベーシストHumbert Clayberである。あのHermeto Pascoalがピアノで参加したAirto MoreiraとのSambrasa Trio、そしてその前身のピアニストCesar Camargo Marianoを擁したSambalanco Trio、大好きなJongo Trio、他にもManfredo Festや、以前紹介したRaulzinhoのアルバム『A Vontade Mesmo』でのプレイも素晴らしかった。とにかくJazz Samba、Bossa Nova界を代表する名ベーシストの1人である。そのClayberが参加した5人組がSambossa 5。Trumpet奏者とSax奏者のフロント2管Quartet編成で、高揚感に満ち溢れた男前Hard Bop度高しのJazz Sambaは、いつ聴いても気持ちが良い。ガンガン弾きまくるClayberだが、ピアノのKuiz MelloにドラムスのTurquinhoとの一糸乱ぬ鉄壁のリズム隊はスリリングでありながら抜群の安定感で腰を動かす。リズム隊かくあるべしという模範となるもの。

  『Sambossa 5』はSambossa 565年にリリースした1stアルバム。
アルバム1発目はRoberto Menescalの“Ela Vai, Ela Vem”。Elegantなピアノが奏でられるJazz Waltz風に始まり2管がキレ味抜群の激カッコイイThemeへと展開していく。3拍子と4拍子が入れ代わり、最後にTmemeに戻りテンポを落とすアレンジもメリハリがバッチリ。
続いてもカッコ良すぎるThemeにシビレまくりの“Diagonal”。Eumir Deodatoとの双頭ComboであるOs Gatosや、Os Catedraticos 73で知られる大好きな作曲家でギタリストDurval FerreiraとHarmonica奏者Maurício Einhornの共作。これまた大のお気に入りJohnny Alfの64年のアルバム『Diagonal』のタイトル・ナンバー。もう最高としか言いようがない楽曲と演奏。
そしてEumir Deodatoの名曲“Baiaozinho”。64年Os Catedráticosでのアルバム『Impulso!』収録曲。この冒頭の悶絶モノのJazz Samba3連発で身体が動き出さずにはいられなくなるはず。
そしてお馴染みMarcos Valleの“Samba De Verao”も、木の鳴りが聞こえてくるベースが心地良い大人のJazz Sambaに仕上がっている。
Jobimの泣きの名曲“Corcovado”も、Stoicなまでにリズム隊のキレと躍動感を生かし甘さを抑えたアレンジがトレンチ・コートの衿立て系。悲しみを耐える苦み走った男の背中から漂う哀愁を感じさせるナンバーに仕上がっている。
Tamba Trioで知られる“Tristeza De Nos Dois”。これまた名曲。“Diagonal”のFerreiraとMaurício EinhornのコンビとTambaのBebetoの共作。このメロディーは涙腺を刺激するコード進行とメロディーの織り成すMagicがあって、個人的にはたまらないものがある。
B面小気味良いなピアノのChord RiffとRimshotから始まる“Matias Matos Blues”からスタート。Themeも勿論素晴らしいが、ベース・ソロも激渋っす。Zezinho Alvesこと、ベーシストJose Antonio Alvesの作品。
メンバーのピアニストLuiz Mello作の“Sambossa 5”。2菅が奏でる優美なThemeに踊り疲れた身体をしばし委ねて心地良い寛ぎの時間。
アルバムで一番お気に入りの“Rosita's Farm”。この曲もAlves作。ExoticなメロディーとAfro CubanなリズムのSyncopationを伴ったThemeに身体が素直に反応する。
続いてもAlvesのペンによる“Sambaqui”。アップ・テンポのJazz Sambaで奏でるBluesTurquinhoはドラム・ソロも披露。
Mello作の“Indeciso”。KuntzのSaxソロ、続いてMaguinhoのTrumpetソロが続くがフェイド・アウトしちゃうのは残念。
最後を飾るのはHumbert Clayber作の“Tensao”。シビレまくりの男前なThemeに、気持ち良く動き回るベースが最高。
(Hit-C Fiore)
2012-02-01 00:00:00 テーマ:D'Angelo

Space Oddity /D'Angelo

Space Oddity/D'Angelo Live @ Zénith Paris

こ、これは、Dopeすぎる…
(Hit-C Fiore)
2012-01-30 17:00:00 テーマ:英国

Moonshine/Bert Jansch

$BLACK CHERRY
 去年はBritish TradとBluesとChoroを聴くことが多かった。Bert Janschが10月に、この世を旅立ってしまってからは、特にJanschのソロ・アルバムとThe Pentangleのアルバムを聴きまくっていたのだが、中でも以前から愛聴していた本作は自分の中では昨年一番聴いたアルバムかもしれない。実はJanschの数あるアルバムの中でも、本作を地味に感じていたことを告白しなければならない。自分にとって無頼派のイメージがJanschの最もカッコイイ部分で、少々ラフな歌いっぷりや、技巧的でありながら勢いかつノリ重視でバチバチと弦をフィンガー・ピッキングするギター・スタイルが大好きだった。本作では、Janschの持ち味である、そういったWildな部分は前面に出ずに、多彩なゲストを迎えながらも大人の落ち着いた雰囲気が漂っていたことから地味に感じたのかもしれない。Janschは、繊細かつ超絶技巧をStoicなまでに極めていくイメージのPentangleのもう1人のJohn Renbournに比べれば、ある意味対照的なギタリストともいえる。だからこそ、2人のギターの絡みは面白かったのだろう。自分は勿論2人とも大好きだが、Janschの、自由気ままで下手すると道を外してしまいそうなヤンチャな部分に憧れるところがあった。また、朴訥としたVocalは、ともすればモッサリした印象を与える場合もあるが中々味わい深く、人間味溢れる魅力がある。かつてギタリストのJanschを追い求めて60年代のTransatantic時代のアルバムを聴きまくっていたけど、Pantangle解散後のJanschのアルバムを聴いて、そのSinger-Songwriterとしての魅力にも惹きこまれていったのだ。

  『Moonshine』はBert JanschがPentangle脱退前の72年に録音して、バンド解散後の 73年にリリースされたBert Janschのアルバム。ProduceはPentangleのベーシストDanny ThompsonArrangeTony Visconti
アルバムのオープニングはTradナンバー“Yarrow”。Viscontiがベースを弾き、ドラムスはFairport ConventionDave MattacksFluteも効果的だ。
続いてもTradの“Brought With The Rain”。盟友Ralph McTellHarmonicaが実にイイ雰囲気を醸しだしている。ThompsonのDouble Bassも良い。
Dave Goulderの書いた名曲中の名曲“The January Man”。名手Skaila KangaHarpも幻想的な美しさに満ちている。
Jansch作のBluesyな“Night Time Blues”は大好きなナンバー。Aly BainFiddleが素晴らしい。
B面のトップはJanschの書いたタイトル曲“Moonshine”。CelloやFlute、Clarinetも牧歌的な雰囲気を出している。
Ewan MacCollの“The First Time Ever I Saw Your Face”は当時Viscontiの妻だったMary HopkinとのDuet。ドラムは何とThompsonが連れてきたというDannie Richmond
Tradの“Rambleaway”は3拍子の幽玄なナンバー。なぜか参加しているGary Boyleがエレキを弾いている。
Scotland民謡の“Twa Corbies”。Glasgow生まれのJanschが思いいれタップリに歌っている。弦をバチバチさせているのも熱い想いが伝わってくる。
アルバム最後をシメるのはJansch作のBluesyなナンバー“Oh My Father”。やはり Boyleがエレキを弾きまくっている。バンドの演奏も泥臭く力強さに満ちている。こういう曲でのJanschのVocalは中々味わい深い。
(Hit-C Fiore)
2012-01-29 15:30:00 テーマ:German

A Happy Afternoon/Dieter Reith Trio

$BLACK CHERRY
 Dieter Reithといえば個人的には、Peter Herbolzheimer率いる欧州各国の精鋭を集めた、ジャンルを越えたBig BandであるPeter Herbolzheimer Rhythm Combination & Brassのメンバーとして激FunkyHammond弾き倒していたのが印象的である(Peter Herbolzheimerについては、またの機会にじっくりと書く予定)。また、エレピも中々カッコイイ人で同バンドでも印象的なプレイを残しているし、70年代のソロ・アルバムではArpやMoogなどのSynthesizerも駆使してDopeなプレイを披露している大好きな鍵盤奏者だ。かと思えばSwingyなJazzピアニストとしても一流で、SWR Big Bandの一員として堅実なプレイで楽しませてくれている。一般的なドイツ人のJazz Musicianの硬質で気難しそうなイメージからすると、Funkyで時にはノリノリのBluesyなフレーズも飛び出すReirhは少々異なるかもしれない。また、Composer、Arranger、Bandleaderとしても幅広く活躍するReithを考えると、ドイツ人らしい理知的でバランス感覚に優れた一面が見えてくる。つまりはVersatileなスタイルを持つ有能な音楽家の1人である。実は欧州にはこういった硬軟自由自在、ジャンルの壁を乗り越えて活躍するJazz出身のMusicianが多いのである。そんなReithではあるが、日本においての知名度は圧倒的に低い。本日ご紹介する正統派Jazz Piano Trioとしてのアルバムが、おそらく一番知られている作品であろう。本盤は、所謂ヨーロピアン・ジャズ愛好家からピアノ・トリオ好きに、その印象的なジャケットから「時計のライス」と愛称をつけられて親しまれている一枚。透明感のある瑞々しいサウンドと躍動感に満ちながらも、ドイツ人らしいどこかCoolな佇まいも感じられるところが好きである。

  『A Happy Afternoon』はDieter Reith Trio66年SABAからリリースしたアルバム。ドラムスにはCharly Antolini、ベースにはPeter Witteを迎えてのガチンコ勝負。AntriniもWitteも〝Rokoko-JazzのピアニストEugen Ciceroの時とは見違えるような白熱のプレイでReithと絡んでいるのが面白い。
アルバムの1曲目はReithのオリジナル“A Happy Afternoon”。Antoliniのキレ味抜群のドラミングは叩きまくりながらも絶妙なところで邪魔にならずに鼓舞している。それにドライブ感抜群のWitteのベースと、小気味良いReithのピアノが躍動する。
続いて優雅にSwingする“Days Of Wine And Roses”。
Blues”と題されたReithのオリジナルはピアノ・ソロ。ドイツ人のReithが考えるBluesということで、Bluesyかつ華麗な指さばきに脱帽。
On Green Dolphin Street”はイントロのドラムとベースにワクワクさせられてReithの旋律が飛び出してくると一気に惹きこまれていく。
続いては人気曲、Burt Bacharachの“Wives And Lovers”。Bacharachの名曲の美しい旋律とChordのマジックを、絶妙のアレンジで、ピアノの美しい響きを生かした素晴らしい演奏で楽しませてくる。一級品のJazz Waltz
Just In Time”はSwingyで洒脱なReithの本領発揮。
ピアノ・ソロしっとり聴かせる“Fly Me To The Moon”。
打って変わって最後の“How About A Blues”ではOscar Pertersonばりの流麗な弾き倒し大会。Reithのオリジナル作。最後になって、その華麗なテクニック全開で圧倒するあたりが憎い。
Dieter ReithOfficial Website

Dieter Reith Musikproduktion

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