エロスと論理の融合! ストレンジ風味炸裂。
情事を映像に残す江見の真の意図は?
深夜のヒッチハイクの真の行く先は?
6人のヒロインと恋人たちの熱いセックスと怜悧な推理。
第一話の「待っている間に」は、エロ部分がメインストーリーと無関係。
ミステリ部分だけで十分に話が成立してしまう。
まあ、成立したところで面白くもなんともない話なのだが。
エロ部分に興味がないというようなキレイ事を言うつもりはないけれど、
少なくともミステリに対して、エロを求めることはない。
だから、エロ部分は全部読み飛ばしたのだけれど、
(そもそもエロ描写がワンパターンで面白くない。著者の性癖か?)
第一話に関しては、ほんっとうに何の関係もなかったのであやうく本を投げ捨てそうになった。
ただ、第二話以降についてはエロ部分がある意味必然として組み込まれていたので、
投げ擦れるのは思いとどまれた。
だからと言って面白かったわけではないのだけれども。