【雑誌】 ビッグイシュー日本版 8月1日号掲載(追記あり) | 紛争地のアンテナ: 瀬谷ルミ子のブログ

【雑誌】 ビッグイシュー日本版 8月1日号掲載(追記あり)



雑誌「ビッグイシュー日本版 」の8月1日号(148号)の

特集「戦争を知らない大人たちへ 」に、

2ページにわたりインタビュー記事を載せて頂きました!



今回は、記者の土田さんのおかげで、普段より

具体的なお話をさせて頂けた部分があると思います。


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掲載誌の表紙はこちら。


ところで、ビッグイシューは、一般の書店には売っていません。

では、どこで買えるのでしょう?


ビッグイシューの販売員は、全てホームレスの方たちです。

価格300円のうち、160円がホームレスの販売員の方の

収入になります。


ご存知の方もいると思いますが、ビッグイシューは、

ホームレスの自立応援の目的で、イギリスで生まれた

雑誌です。日本では創刊7年目で、月2回発行されてます。

(詳細はビッグイシューのホームページ 参照)



東京や大都市(?)の比較的大きな駅前で、

販売員の方々が、ビッグイシューを掲げて

販売している姿を見かけたことがある方も

いると思います。



地方都市ではまだ販売員がいないところもあるようですが、

その場合はビッグイシューのホームページから

注文ができるようなので、そちらを確認してみてください!



<追記>


販売場所が限られているようなので、

お手数ですが以下のリンクからご確認ください!

探してくださった方、分かりにくい説明ですみませんでしたあせる

http://www.bigissue.jp/sell/index.html



 * * * * * * * *



そして、JCCPの事務所がある早稲田駅でも、

販売員の方がいらっしゃいます。



いつも見かけて気になってはいたのですが、

今回掲載頂いたことをきっかけに、

話しかけてみました!




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販売員の奥田さん。

朝は早稲田駅、午後は代々木八幡駅にいるとのこと。

いつもこんな感じで販売されてます。


販売数によって自分の収入が変わってくるため、

自分で考えて工夫することが求められます。


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奥田さんは、彫りも深くて爽やかな顔立ちですキラキラ



以前は企業の営業職、その後派遣で働かれていた

そうですが、その後路上生活をすることとなり、

この1月から販売員となったそうです。




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話をしている間にも、早稲田大の学生が買って行きました。

奥田さんは、購入者に特集について必ず一言説明されている

姿がとても印象的でした。





過去のバックナンバーも含めて特集を把握されていて、

興味に従っておすすめも出来るところもすごいです。

当然、私の記事も読んでいてくださってました。





夏休みシーズンは、大学付近だと夏休みで売上が

落ちてしまうのが悩みのようです。



ただ、収入となる面ももちろん大事だけれど、

販売する中で声をかけて頂いたり、

差し入れを頂いたり、常連の方と話したり、

という触れ合いで得る喜びが

とても大きいと奥田さんは仰ってました。





ビッグイシューを見ていて思ったのは、

チャリティーではなく自立の応援をするスタンスが、

あくまで選択肢を提示し、あとは本人に進んでもらうという

紛争地での私たちの活動と通じるところがあるなと

いうところでした。



日本でも世界でも、問題の仕組みや解決方法は

似ている部分はとても多いので、

分野や国のボーダーを超えた仕組みを作ったり、

コラボを進められたら、と思いました。





販売員の方はシャイな方が多いそうですが、

購入することだけでも大きな励みに

なるんだなと思いました。





ということで、ご関心があり、

早稲田駅または代々木八幡駅周辺に

お住まいの方、ぜひ奥田さんを見つけて

ビッグイシューをゲットしてみてください音譜



その他の地域にお住まいの方は、

お近くの販売員の方からぜひ!





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インタビューの取材をしてくださった土田さん、浅野さん、

そして駅前で

お話してくださった販売員の奥田さん、

ありがとうございました!