ソマリア滞在記:空の移動 | 紛争地のアンテナ: 瀬谷ルミ子のブログ

ソマリア滞在記:空の移動


ケニアからソマリア国内に入るには商用機と国連機

があります 飛行機


ただ、商用機の場合は、エチオピアやジブチ経由なので

時間がかかる。


ソマリア国内は、私は今回は国連機で移動しました。




では、プントランドの港町ボサソの空港を見てみましょう。






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・・・手作り感いっぱいです。

門構え(?)のところはベニヤ板で作って黄色く塗ってあります。

ちゃんと飾りっぽくしてあるのがかわいいです。





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中では普通にこんな感じで書類チェック。

入国と出国のときどちらもお金を2000~3000円ずつ取られます。


ビザ代や入国税はこういう国にとって重要な国家収入 お金





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滑走路の周りの鉄条網はこんな感じ・・・。

・・・代わりに警察がたくさんいます。

ここは地方都市なので空港もまだそれほど整備されてません。



ソマリランドの首都アルゲイサや南部モガディシュの空港は

ちゃんとコンクリ製です。





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国連機は、WFP(世界食糧計画)の小型機ビーチクラフト。

20人しか乗れないので、予約取るのが大変です。


国連PKOが展開している国なら国連ヘリやPKOの機体も

飛んでいるんですが、ソマリアは例外なので、国連職員が

乗ることができる国内移動はWFP機のみです。


国連職員は商用機に載ることが禁じられてることが多い。

ただ単にその機体が古かったりで安全基準を満たしていない

からだったりしますが・・・。


実際、途上国の飛行機は結構落ちます。

機体が古かったりパイロットの腕もあるんでしょうが。

ちなみに一番怖いのはナイジェリアのBという会社だと思う・・・。

(><;)



個人的には、銃で撃たれて命を落とすなら自己責任で

ある程度納得できそうだけど、飛行機事故だとどうしようもない気が

するので、航空会社は選択肢がある限り結構慎重に選ぶようにしてます。




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国連機の中はこんな感じ。

ドリンクとかは一切出てきません。


離陸してしばらくするまで中が相当暑いので、

水を買うのを忘れると過酷です 晴れ