早く動かすか、ゆっくりがいいのか?
トレーニングではきつくなるとどうしても動きが早くなってしまいます。
キツイのから逃げようと、無意識に早くなってしまうのです。
それがアームカールなら反動となって現れます。
反動を使えば、他の筋肉で上げることなります。
アームカールの場合、二頭筋がメインなのに、
腰使って上げることになり、二頭筋は半分しか使っていなかったり。
これでは持ってるダンベルの重さの意味がなくなります。
そういうわけで、ゆっくり動くほうがいいと言われますね。
ただこれは、上級者になると別な話です。
上級者の場合、筋肉にかかる負荷をしっかり感じ、
その負荷を逃がさないで出来るようになります。
それは反動とは違い、筋肉を早くスピードで収縮させることになります。
200m走の筋肉の収縮ではなく、100m走のより早い収縮です。
早く収縮するほうが筋肉は太くなりやすいという特性があります。
なので早く収縮させ、それを逃がさず続けられるなら、それありなのです。
しかし上級者のみです。
上級者とは、トレーナーについてもらってトレーニングしても2年以上、
一人でやってるなら5年以上はトレーニングを真剣にやらなければ、
そこには到達しないでしょう。
つまり、方法としては早く動かすも、ゆっくり動かすのも正しいのですが、
初心者からかなりの上級者までの間の人、
言うなれば、ほとんどの人はゆっくり反動なく動かしたほうが間違いなく効果が出ます。
究極にどっちがいいのかを議論するよりも
今の自分にはどちらがいいのか!
で考えて行くべきですね。