京王9000系 | 車内観察日記

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鉄道の車内の観察する日記ですよ。目次に記載した「☆お願い☆」をご一読の上、ごゆっくりどうぞ。


現在、京王の中で最多勢力を誇るのがこの9000系です。かなりサッパリした顔となっており、スピード感はあまり感じませんねぇ・・。何でも6000系の雰囲気を出したかったのだとか。


7000系と比較。同じステンレス車体ですが、コルゲートの有無で印象が全然違います。技術の進化と言うものなんでしょうね。


車内です。カラーコードは京王でよく見られるものとなっていますね。

 


ドアです。化粧板が貼られており、ドア上にはLED表示機が設置されています。

車端部です。妻面は暗い色使いとなっています。地味に木目調になっているのもポイントですね。

 


なお、仕切り扉は全車両に設置されていません。あくまで風の通り抜けを防止するための役割のようです。


最前面です。直後に座席はありません。仕切り窓が3枚とも小さいですが、両側の窓は低めに設置されていますので、前面展望には配慮されていると言えるでしょう。

天井です。蛍光灯はカバー無し、取材当時は節電のため一部抜き去られていました。ラインデリアも数は多くありません。

 

で、現在の天井は、照明が蛍光灯からLED灯に交換されています。

 


窓です。日除けは爪を引っ掛けるロールカーテンタイプです。この頃はまだ「日除けは必須」というまともな考えがあった時代だったんですね。


座席です。ドア間は3+4の7人掛けです。袖仕切りは板状ですが、他社よりも小ぶりなものですね。この板状の袖仕切り、でかくないとそれ以外の良い所があるとは思えませんねぇ。


優先座席は紫色のモケットをしています。座り心地ですが、ベースとしている座席が恐らくJR東日本の209系に端を発するどうしようも無い座席だと思うのですが、背ズリの張り出しを押さえている上、座面のクッション性も少しだけ増やしているので若干救いがありますね。とは言え、8000系 辺りなんかと比べると残念な座席であることに変わりありません。



車椅子スペースです。付帯設備は握り棒と非常通話装置となっています。