東急5050系 | 車内観察日記

車内観察日記

鉄道の車内の観察する日記ですよ。目次に記載した「☆お願い☆」をご一読の上、ごゆっくりどうぞ。


現在の東急の顔、5000系列。その中でも、東横線やその直通先で広く活躍するのが5050系です。中には田園都市線の5000系も混じっているようですが・・。なんとなく阪神1000系 に似ているように思います。あ、似てないですかそうですか(^^;; 側面など、車体はどこかで見たことのある感じなのですが、足回りに関しては相当強力になっているようで・・。地下鉄乗り入れ諸々の条件に合わせるためなのでしょうね。しかしながら、走行中の力行から間髪入れず制動をかけるという、惰性走行を挟まない運転なものですから、よろめく人多数(苦笑) そういえばこの前、飛んだ災難に遭った編成が出ましたね。色々とビックリしました。どれほどの速度だったかはあまり分からないのですが、あんな大々的にへしゃげるものですかと・・。


全景です。どこかで見たことのあるパーツばかりなのは置いといて、寒色系の化粧板に、茶色をベースに様々な色を混ぜた背ズリ、ショッキングな赤い座面と、「カラーコード」大崩壊を呈している車内となっています(苦笑)


ドアです。化粧板は貼られておらず、黄色の警戒テープが貼られています。冬場はちょっと冷たい目に遭いますね。そして、やはりやはり、ドアはキッチリ閉まってくれません・・。「TOQビジョン」と称するLCDディスプレイは、全ドア上に2画面設置されています。ここはなんだかんだ首都圏らしいなぁと。


途中から増備された車両では、内側が化粧板仕上げとなっています。


車端部です。妻面の化粧板は暖色系となっています。んーなんとも・・。仕切り扉は化粧板が貼られたもので、窓が大きく取られています。この仕切り扉、「自動で閉まります」と書かれているのですが、渋谷から代官山までのカーブがグネグネ続く区間では、エラい勢いで仕切り扉が暴れておりました(^^;;


優先座席を有する車端部です。つり革での判別の他、壁にもステッカーを貼り付け、存在を主張しています。こちらには仕切り扉は設置されていません。やはり携帯電話の使用を阻止する目的があるのでしょうか。そんなわけは無いと思うのですが・・。そしてこちらから見ると、隣車の仕切り扉も、化粧板が貼られているのは車内側だけなんですね・・。この辺りの詰めの甘さが何とも・・。ここも、途中から増備された車両では化粧板が両面に貼られています。


最前面です。乗務員室仕切り扉は貫通扉に合わせて右側に寄せてあります。その分左側の窓は大きく取られています。


天井です。蛍光灯はカバー無しで、この時は一部抜き去られていました。ラインデリアは連続ではないですが、数は多く設置されています。そして、棒状の荷棚が全盛期の今、網棚を採用しているのは珍しいですね。


窓です。日除けは設置されず、着色ガラスで済ませているお手抜き仕様です。


座席です。モケット色以外、209系に端を発する好評価を付けられない共通品そのまんまです。そりゃぁ東急車輛(現総合車両)で作ったらそうなりますわなと。


車端部の3人掛けです。優先座席なのでポールがあり、弧を描いています。おかげで左側の座席はポールと大型袖仕切に挟まれてなかなか窮屈です。座り心地は、もう何度も述べている通りで、座面は扁平な上硬く、腰周りのこらえ性が残念なほどです。どれほどホールド性を改善するなどのソフト面での改良を行っても、肝心のシルエットというハード面が変わらなければどうしようもありません。それなりの高加減速運転を行う車両にして、上体を支えきれないこの座席は反則とも言えます。あえて救いを入れるとすれば、途中増備の車両からは座面が少しばかり沈み込むようになり、若干の改善が見られます。番号で言えば、4000番台などは分かりやすいと思います。まぁ、車内に入ったときに、ドアに化粧板が貼られていていれば天国、貼られていなければ地獄と(ry


車椅子スペースです。付帯設備として、握り棒、非常ボタン、ヒーターが設置されています。

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