近鉄8000系 | 車内観察日記

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鉄道の車内の観察する日記ですよ。目次に記載した「☆お願い☆」をご一読の上、ごゆっくりどうぞ。


いきなりこんな画像でごめんなさい(^^;; 近鉄の中で、一番よく見かけるのはこの顔じゃないでしょうか。大阪線や名古屋線の2000系列を合わせると、どこにでも出没する顔ですね・・。その中で、今回は奈良線系統で活躍する8000系列を紹介します。中には爆破テロに遭っている車両も存在するとか・・。しかもその車両、なんと現役です(^^;; そして、制御装置が全く異なる他系列と平気で併結することがあるのもこの系列の特徴ですね。編成美なんてどこ吹く風、この画像でも凸凹となっています。 派生系列として8400系・8600系・8800系などの系列がありますが、何分近鉄は系列に関してはかなりのカオスさを極めており、僕本人もあまり詳しくないので、ひとつにまとめて紹介いたします。ごめんなさい(汗) 画像はほぼ8600系の車内となります。


時にはなんとビックリ、このようにシリーズ21とも併結してしまいます(^^;; 


どこかの本で、「カーナビのような後付け方向幕」と紹介されていた方向幕。たしかに車に取り付けたカーナビのようですね・・。


車内です。ほんとに近鉄線でよく見かける4ドアロングシートの車内です。そうそう、近年奈良線を走る運用では、自動放送が導入されましたね。ご丁寧に平城京跡をぶったぎっている所を走行するときには案内も入るようになっています。


ドアです。窓は目一杯広げられています。引き込み防止のためか、黄色のラインが貼られています。これは最近になってからですね。


車端部です。仕切り扉は妻窓に合わせてあり、関西でよく見かける窓の大型化はされていません。


優先座席を有する車端部です。座席数が多いため片側のみの指定となっています。


先の2枚と反対の車端部です。ドアからの幅が短くなっています。また仕切り扉が両開きになっています。この構造は割と珍しいですよね。近鉄線ではスタンダードではあるのですが・・。


優先座席を有する車端部。幅が短いせいか、両側ともに優先座席に指定されています。かねがね思うのですが、なぜ長さを揃えないのでしょうか・・。


最前面です。中間に入った時のバージョンをのせてみます。仕切り窓は高めなので、座席は設置されているものの前面展望は絶望的です。優しくないですねぇ…。


優先座席バージョンです。これと言って違いは有りません。


天井です。照明は近鉄特有の三角形をした照明カバーがかかる仕様です。連続風に黒く塗装された冷房吹き出し口にラインデリアの構成です。


窓です。一段窓で、日除けは爪を引っ掛けるロールカーテンタイプです。


座席です。ドア間は6人掛けです。赤いモケットが鮮やかです。


短い車端部、および最前面直後の3人掛けです。


優先座席です。シルバーシートを思わせる灰色のモケットです。袖仕切りはパイプ式で、途中から斜めに傾斜した形状になっています。袖仕切りが握り棒になっていないパイプ式の袖仕切りは、どこの車両も傾斜しているために頬杖の体勢はとりづらいですね・・。


長い車端部の座席、6人掛けでしょうか。おおよそ5人で座っていることが多いように見えます。


その優先座席バージョン。座り心地は柔らかめで、シリーズ21のロングシートに比べると遥かに良心的です。


さて、順序的におかしいものがありますが、続いて初期に製造された車両を取り上げましょう。・・またこんな画像かと怒られそうですが(^^;;


車内です。やはり先ほどの車内に比べると所々、なんとなくですが「・・ああ、どこか先代的」と思わせる部分がチラリと。


ドアです。こちらは黄色のラインが貼られていませんが、こればっかりは「古いから」とかは関係なく偶然だと思われます。



車端部です。やはり両側で長さが異なるというのはなんとも・・。


こちら最前面、中間に入ったパターンです。よく見ると、乗務員室仕切りの側にも袖仕切りのパイプがついています。国鉄型車両では初期の113系などに、客室として解放すべく開閉可能な乗務員室仕切りを持つ車両が存在していた(こちら )ようですが、この車両でも出来るのでしょうか。現状使われていないようですが・・。


天井です。補助送風装置はローリーファンが設置されています。阪急5100系 などにも設置されていますね。


座席です。定員は変わりませんが、袖仕切りが座面まで届かない小ぶりなものになっています。先の編成は、それを多少進化させたものだったのですね、なるほど。


そして、一部編成ではモケットが柄入りのものに張り替えられ、袖仕切りのパイプ長さも延長されています。ようやく使いやすくなったか・・。と思いましたが、やっぱり寸足らずですねぇ・・。あともう少し! もう少し伸ばしてくれれば!!


車端部はご覧のとおりです。

登場時期を考えると、そろそろ置き換えが迫っているようにも思います。いつまで活躍する姿を見ることが出来るでしょうか。

 
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