昨日書けなかったことですが | 北アルプスのほとりからですが、何か?

北アルプスのほとりからですが、何か?

仕事の都合で、群馬から長野は信濃大町に居を移すことになりました。

ちょっと眠気に勝てませんでした。ということで今回書かせていただきたいと思います。

 

一昨日ですが、朝から雨という天気でした。そうです。こうなってしまうと、自転車で通勤をしたくなくなるんです。金属部品、特に駆動関係の部品は露出していますので、水にさらされると一気に錆びます。チェーンなんか本当に酷いですよね。付いた水滴を丁寧に拭き取ればいいんでしょうが、そんなことをしている暇があるかと言われたらないでしょう、普通は。加えて路面の摩擦が少なくなっているので、スリップをしやすくなっています。錆びるは事故に遭うはでは、余りメリットを感じられなくなってしまいますね。

 

ですから・・・・・・

 

こういう時にこそ使うのが公共交通機関、こと館林という土地では「電車」というものがもっと活用されていいと思っていますし、現に使わせていただいてます。以前もちょっと書かせていただきましたが、東武伊勢崎線を中心に、館林駅から佐野線小泉線という支線が出ており、人口がたかが8万程度の市でここまで充実しているのは珍しいのではと思います。それこそ、自宅から5kmほどしか離れていない勤務場所まで、自転車で行けば15分なんですけど、そこを敢えて電車で、しかも乗り換えありで行く。お金も時間もかかりますが、とても快適に移動が出来ます。往復340円也。所要時間は朝が18分、夕方が26分(乗車及び待ち合わせ時間)です。そこに徒歩の20分(自宅多々良駅間5分、成島駅勤務地間15分)を加えると、歩いてそこそこの運動量も確保でき、また快適に移動もできるという一石二鳥ともいうべき通勤が完成します。一見不効率に見えて、実はいろいろな要素を盛り込めるのが、公共交通機関ということがこれで証明できると思うんですが、ダメでしょうか。

 

もちろんメインは自転車ですから、恐らく季節的にまだまだ電車通勤の機会は少ないと思います。それこそ梅雨時はほぼ毎日ということになるんでしょうが。それでも、10分15分の待ち時間を楽しむ余裕、そして電車に乗車するという状況を楽しむ余裕。こういう余裕を普段から持ち合わせたいと思っています。

 

群馬県も鉄道経営状況において、あまり明るいとは言えません。第三セクターで経営しているところも、いつ廃止になるかわからない状態です。いや、私が怒りを覚えるのは、廃止になると決まった時に存続を訴える人々です。あなた方が利用せずお金を落とさなかったからこそ廃止になるのでしょうと。もっと積極的に利用していればこうはならなかったでしょうにと、ふつふつと怒りが込み上げてくるんです。ですから、私はこうして、使えるなと思った機会には率先して使うようにしてるんです。

 

私はクルマの所有を放棄して10年ほどになりますが、一向に不自由を感じておりません。館林というところがいかに恵まれているかを毎日体験しております。クルマがないと不便?私から言えばそんな大嘘がよく吐けるなと。もっとバランスのいい考えを持ってほしいものだと思いますね。