登場人物
稗田・・・山田と同じ会社の先輩。元説明下手。
山田・・・稗田と同じ会社の後輩。説明力不足で悩んでいる。
課長・・・稗田と山田の上司。
課長
「山田くん。昨日のA社の件、どうなった?」
山田くん
「え?今ですか?(急だな・・・)
あ、はい。それがですね、A社とB社が実はこうこうで・・・~なんですけれど・・・そこで僕が・・・・(◎_◎;)
~だと思うんdgえでgすけど・・tkdd(◎_◎;)」
課長
「ん?どうした?話をつづけたまえ」
山田くん
「これがこうでして~・・・B社との取引がまだないということで(◎_◎;)汗・・・gljdfhgs~ですけれども~~iuそれによってですね・・・selj(◎_◎;)汗(◎_◎;)」
課長
「なんなんだ?何が言いたいかさっぱりわからん。」
山田くん
「・・・( ;∀;)」
昼休み・・・
山田くん
「稗田先輩・・・ちょっと相談乗ってもらっていいですか?」
稗田
「おー、いいよ山田。
どーした?、さっきの報告失敗の件かw?」
山田くん
「みてたんスか・・・。
部長に”何がいいたいかわからん”って言われちゃいまいましたヨ。
どうしたらいいッスカ?」
稗田
「ん~。まるで昔のオレだな。
よし。いいテクニックを教えてやろう」
山田くん
「アザっす!」
稗田
「まず、確認しておきたいのだが
“長い話は準備が必要”
これは無料メルマガ登録プレゼント【事前の準備をしないのはただの手抜き野郎】ですでに話したよな?」
山田くん
「はい、聞きました。」
稗田
「で、今回のケースはその準備の時間がなかった。
急に説明することになったからね。だからぐちゃぐちゃになっちゃった。
OK?」
山田くん
「はい。そうです。準備ができればまだましだったと思います。」
稗田
「準備の時間がなければ、こっちがくれって頼むんだよ。
“ちょっと整理するから待って”ってことを伝えるんだ。
相手が後輩ならこの言い方でいいし、
相手が上司なら
“すみません。まだ整理ついてないので、ちゃんと整えてから伝えにきてもいいですか?”
っていっとけ。」
山田くん
「でも・・・上司にそんなこといっていいんスカね?」
稗田
「はい、でました。説明下手発言。
説明下手の人って、気つかう人が多いんだよね。
上司が~って言ってる人。世間体気にしすぎな人。説明下手が多い。」
山田くん
「|д゚)」
稗田
「んなことイチイチ気にしてんじゃねーよ。
大体、それ気にされて即興で説明されて、
結局さっきおまえ課長に迷惑かけたじゃねーか。」
山田くん
「はい・・・」
稗田
「上司に迷惑・・・とか言いながら、何が一番迷惑か考えてねーよ。
ちょっと時間もらってでも、きれいに情報伝えたほうが上司もラク。
分かった?」
山田くん
「なるほどっすね・・・はい。わかりました!」
稗田
「あと、これやると結構評価あがるぞ?
そんなきちんと上司に報告しようとしてるやつなんて他にいねーからな。
迷惑かけたくないんですって感じを出していけ!
喜ばれるし、“ああ、こいつがんばってるな。”って思われる。
まあ、試してみろって。」
山田くん
「わかりました!さっそく明日から使ってみます。」
●今日のまとめ
話を整理してないときは
「整理するから待ってほしい」と言おう
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過去に似てる記事があったので、それをここ↓に載せます。
さきほどは「説明・会話の前」。
これは、「説明・会話の途中」に時間をとる大事さについて書いています
会話の際に間を空けてはいけないのだと思い、一生懸命
次から次に話す人がいます。
これは大きな間違い。
複雑な話をするときは、
①今から言おうとすることを整える(今この情報をいっていいのかな?この順番でいいのかな?)
②話す。
の順。
なのに、間を開けるのを怖がってる人たちはいきなり②の手順を実行します。
ゆえに、ぐちゃぐちゃな内容を(量だけは多い)になるのです。
こころあたりがある人は
「ちょっとまってください」と一言言って
頭の中で整理したり、紙に書いたりして
整ってから話しましょう。
P.S.
僕は今でもよく「ちょっとまってください。」といいます。
はじめは、理解力がないのかな?と相手に思われるのが怖かったのですが
慣れてくると「言って当然」という感じでなんともなくなりました。
●まとめ
ちょっとまってください
↓
ととのえる
↓
はなす
を習慣づけよう!