稗田・・・山田と同じ会社の先輩。元説明下手。
山田くん・・・稗田と同じ会社の後輩。説明・理解力不足で悩んでいる。
山田くん
「先輩。話がより深くわかるような、てっとり早いテクニックってないんですか?」
稗田
「あるよ。すぐに実行できるとっておきのやつがね。」
山田くん
「教えて下さい!」
稗田
「それは・・・何かを言われたら、“疑ってかかる”ことなんだ。
何かをいわれたら、とりあえず頭のなかで否定してみる。
その結果、否定しきれなかったら、Aが正しいってことがより強まるよね。」
山田くん
「ああ!Aだってことをつよめる為に、AだAだって繰り返すんじゃなくて
Aの否定ができないってことでAを強めるってことですね。
否定できないってことはAがあってるっていう可能性が強まるってことだから。」
稗田
「こういう作業をするだけで、話はより深くわかるんだ。
単にへえ~って聞くよりもね。
そして、否定できなかったら、
Aは正しいんだってことが自分に染み込みやすくなるんだ。
ちなみに、否定できたときはそれでいいよね。
正しくないものを自分にいれなくて済んだんだから。」
山田くん
「じゃあ、いいことづくしですね!
使わない手はないです!
さっそくやってみます。」
稗田
「否定されることになれてない人はまだまだ多いから、
(そういう練習をしてないから、否定されて怒りの感情がでるのは自然ですよ)
面と向かっては、場合によってはよした方がいいよ。」
山田くん
「わかりました!」
●まとめ
これは否定できるのでは?と考えよう!