最初の仕事が

その後の人生を決める...

 

と言えば

少々おおげさですが、

個人的な経験としては

当たらずとも遠からず...

といった感じです。

 

 

新幹線の中で

一気に読んでしまった本です。

 

...と言いましても

東京⇔博多間、

往復10時間もありましたので

そんな一気ではありませんね。

 

入社と同時に

会社選択を誤ったと

後悔する筆者ですが、

その後、アイデアと胆力で

どんどん出世します。

 

時代背景もあるかもしれませんが、

今では考えられない様な

ブラックな労働環境です。

 

しかし、

その時代の体験が

その後の人生に

大きな影響を与えたことは

間違いがなく、

もし、ぬるま湯の様な

会社に入ったら

この筆者は

どの様な人生を送ったのか

興味があります。

 

振り返れば

私も土日祝日勤務は

当たり前で

正月も働いており、

夜勤連続1ヶ月や

20代の終わりには

深夜2時帰宅の

早朝4時出勤という時もありました。

 

その経験があったからか

コンサルタント会社に転職して

同期が激務が嫌で退職する中、

(退職したからかもしれませんが)

スルスルと出世できました。

 

最近では

新人の30%が3年で

退職するそうですが、

その人達も

最初の仕事で

人生観に何らかの影響を

受けていることは間違いありません。

 

そう考えると

最初の職は

何を置いても

【自分を鍛えてくれる】という

1点に絞って探す方が

良い様に感じます。

 

それと同時に

最初の職を提供する立場としては

【どの様な人生観を提供するのか】

という点に、

もっと真剣になるべきでは...

と感じた次第です。