皆さんはクラシックはお聴きになりますか?

実は僕は、クラシック好きです。

昨日、飲み会があったのですが、そこで
某君がクラシック好きであると判明。
マイナーな(?)趣味だけに、話も
盛り上がります。

僕が最も好きなクラシックの作曲家は
ラフマニノフです。
ここでうんちくを語ると長くなるので、
割愛に割愛を重ねますが、
ラフマニノフの2番と言えば、
ピアノ協奏曲の第2番。

ラフマニノフは20世紀の半ば近く
まで生きていたので、何と、彼自らが
演奏したものの音源が残っています
(さすがに動画は残っていませんが)。

同じ音楽学校を一等で卒業した
ラフマニノフとスクリャービン(これも
好きな作曲家です。ただし前期)、
どちらも天才ピアニストであるにも
関わらず、その作風の違いには
興味深いものがあります。

というわけで、彼自らの演奏による
ピアノ協奏曲第2番
をどうぞ。

この曲は交響曲第1番の失敗で
抑うつ状態となってしまった
ラフマニノフが復活を遂げた
記念碑的名作であり、この曲
自体もうつに効果があると言わ
れています。曲は彼のうつを
治した医師に捧げられています。

第1楽章は暗く、第2楽章は優しく、
第3楽章は明るい、この構成が、
うつの気持ちへの共感→なぐさめ→
新しい希望へのそっとした背中押し
・・・という治療のプロセスと近い
からではないか等々と言われています。
終末期医療に従事する身として、
学びとなる名作です。

そして僕が好きなもう一つの2番。
それはラフマニノフの交響曲第2番です。
特に第3楽章がおすすめです。
というわけで、これもどうぞ。

交響曲第2番第3楽章

なんとN響です。
指揮はこの曲の大家のプレヴィン。
素人のうんちくを語っても面白くない(たぶん)
ので、出来ればこの第2番第3楽章、
お聴きになってみて下さい。とても優しい調べです。
ほっと一息つくことが出来るのではないかと思います。


追伸
クラシックは指揮者によってだいぶ
演奏が異なるので、スヴェトラーノフの
この演奏
もかなり味があります。
最初僕が交響曲第2番を聞いたのは、
高校生の頃、このスヴェトラーノフの、
図書館から借りたCDで、でした。