1泊で、両親の暮らす団地に遊びに来ています。
電車での移動は30分くらい。
小さなトンネルを抜けながら、窓の外を眺めていると、
丘はピンクに染まり、町のグラウンドには野球をする少年達の様子が流れるように見え、桜満開の春休みだなぁと感じます。
まだ小さな小学生の男の子が途中駅で乗り込み、私の隣りに座った。
静かに窓の外を見つめ、私と同じ駅で降りて行きました。
どこに行くのかな、
それとも帰りなのでしょうか(^.^)
桜の具合が一番良い時に偶然来る事が出来て嬉しい。
駅では、
青空のもと、風に揺れる単独のこの桜が素敵だった↓
団地までの長い散歩道、桜の木は思った程なかったけど、草むらに伸び出した野生の植物が青々と広がっていました。
見付けると嬉しくなるつくし。
たった1本だけ見つけた。
アスパラガスみたいで可愛い◎
15時に団地に到着すると、
「いらっしゃーい。」
と言った母の声はトイレから聞こえた。
トイレ掃除してくれてたみたい。
後にトイレ入るとピカピカで、ほんのりミントの香りがした。
便座カバーと足元のマットと【ブルーレットおくだけ】は全てグリーンに統一され、
トイレットペーパーは、葉っぱ模様。
春仕様のトイレ、いいなぁ(*^^*)
前回来た時は、便座カバーとトイレ洗浄剤はオレンジ色だった。
母に言うと、
「たまたまよ。」
と言いましたが、楽しんでいる気がします。
3時のおやつの前に、来て早々体重を計った私。
父が台所の換気扇でタバコを吸いながら、
「あいついつも最初に体重計んだ。」
と母に笑いながら言ったそうです。
…私一人暮らしの部屋に体重計持ってないので、団地に来るとまず計ってみることにしています。
15時40分頃、両親とお花見散歩に出掛けた。
色んな散歩コースがありますが、今日の散歩道は私の知らない道でした。
団地周辺は秋は紅葉が見事だけど、桜は少ないなと思いながら来たのに、
ずんずん進む父に付いていくと、桜ばかり目に飛び込んで来ました。
強風に幽霊のように揺れる垂れ桜も素敵。
もう少しゆっくり見たいのに、
隊長はどんどん進んでしまうので、写真を撮っては走って追いかけ、私は暑かった。
空気が澄んでいて、恐らく１日中見えていた月には、
餅つきうさぎの胴のあたりまでしっかりと見えた。
携帯カメラでも月が撮れました。
桜も綺麗だけど、菜の花畑の黄色も春色↓
菜の花の香りがした。
(ちょっとくさい。)
菜種油にするのかな、
ずっと見ていたいのんびり風景。
最後は桜の長い長い並木を散歩しました。
夕方のとても良いひと時。
お花見している人が沢山いましたが、
みんな桜を見つめながら、静かにおしゃべりしていた。
どこにもゴミは落ちてなくて、素敵なお花見マナーに嬉しくなりました。
母も私も、夢にも出てきそうな迫力の桜並木を見て大満足◎
父は私が桜を見たがっているのを母から聞いて、桜コースを少し前から探していた様子だったそうです。
ありがとうお父さん。
母方の祖母がカゼをこじらせ1ヵ月入院しましたが、先日退院しました。
母が山形の祖母の所に行っている間、父は数日団地で留守番をし、一人暮らし風生活だったそうです。
そんな話しも聞きながら、晩ごはんをたべました↓
賞味期限迫るマーマレードで作ったスペアリブ
新玉ねぎとエビサラダ
しじみ汁
ししゃも
トマト、イチゴ
ごちそうとてもおいしかった！
食べながら父に、
「一人暮らし体験はどうでしたか？」
と訊くと、
「良かったです。」
と言い笑っていました。
母があとで教えてくれたけど、父はひとりで数日全然平気だけど、
「おでんでも作っておいてくれたら、他は何も要らない。」
とリクエストだったそう。
父はおでんは、具材全て入れ、煮込むだけの簡単料理と思っているらしい。
「がんも油ぬきしたり、じゃがいも下ゆでしたり、おいしく作るには下準備が大変なのよ。」
よりにもよっておでん…と、母は困りつつも作ってあげたそうです。
父は洗濯したり、ぬかみそ混ぜたりして暮らしたそうで、そんな様子をきいてほのぼの過ごした１日でした。
明日は雨の予報。
午前中は降らないといいなと思っています。
…それでは、またです♪
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