ケニア便り①アフリカに戻った理由 | 大学生の国際協力             国際教養大学           Service Travel ICC               

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秋田県にある、大学法人国際教養大学を活動拠点に、国際協力について学び、そして自らアクションを起こし、人々に伝えていく…。
ここでは、サークルの活動を紹介していきます。

こんにちは、なつきです。

夏にAIUを卒業して、現在は日本のNGOのケニア事務所でインターンをしています。
CanDo(Community Action Development Organization)というところで、
教育、保健、環境、建設という4分野で活動をしています。

うちの担当は主に保健で、
学校保健と地域保健とに分かれています。

学校保健では、早期妊娠(若齢妊娠)予防講習会や教員に対するエイズ研修などがあって、
地域保健では、母性保護の講習会や地域でのエイズ啓蒙活動リーダーの要請研修などがあります。


ケニアに来て早1ヶ月、
毎日が小さいけれど様々な気づきで溢れています。

ケニアでの出来事を話す前に、
なんでうちがアフリカに戻ろうと思ったかを話させて頂きたいなと思いますリラックマ
興味のある人はどうぞ!!!



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うちは3年前、ザンビアでもエイズの啓蒙活動をボランティアとして行っていました。
素人の外国人ボランティア二人が現地のNGOに送り込まれ、
右も左もわからないままがむしゃらに活動する…
そんな毎日の中でうちは大きな失敗をしました。

あるNGOの方から、
国際協力の第一歩は友となることだ、と大学1年のときに言われました。

その言葉を胸に、うちはザンビアでできるだけみんなの近くに行きたいと思っていました。

自分が半年しかいないこと、
自分があくまでも外部から来た人間であること、
自分がNGOの人間であること、、、

そんなことはまったく考えず、ひとりの人間として接しているつもりでした。

でも現地の人たちにとっては上記のような考えがあるわけで…

例えば、現地の人とふたりで街を歩いていると、
端から見るとそれだけでその人にとってのステータスになってしまう。

あいつ、外国人とふたりで歩いてる。かっこいいな。」って。

私たちにとったらすごく小さなことだけど、
現地の人にとってはとても大きなこと。

何も考えずにとっていた自分の何気ない行動が、
現地の人の人間関係を壊してしまったことがありました。


私はどう振る舞うべきだったのか、
プロのNGOの人はどんな風に振る舞ってるのか、
それを知りたくて、またアフリカの地に戻ってきました。

いろんなことをまっさらな目で見て行きたいなと思います。


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次回はケニアに来てからの話をあんぱんまん



なつき