しれ~っと、大分滞っていたblogを再開することにしてみる。
無理せず、気負わず、本来の目的であった自分の備忘録として。
最近、このblogのタイトルにもなっている「サーバントリーダーシップ」について、
改めて、考えている。そのネタもいろいろ書いていくことにしよう。
今日は、ガンジーの言葉から、「目的と手段」について考えてみることにしよう。
ガンジーは、私たちを破滅させる7つのものを説いた。
1.労働なき富
2.良心なき快楽
3.人格なき学識
4.道徳なきビジネス
5.人間性なき科学
6.献身なき信仰
7.理念なき政治
これらを見ていくとわかるのは、手段(プロセス)を間違えた目的達成(結果)であること。
間違ったやり方で達成されれば、素晴らしい目的でも結局破滅の道を進んでいくということです。
ドイツの哲学者カントは、目的を達成させるために使った手段は目的と同じ位重要、と言ってます。
会社で言うならば、ビジョン(目的・結果)と同じくらい、
それをどう達成するかの価値観やカルチャーは大事だと言うこと。
一方で、「君主論」で名高いマキャベリは、「目的は手段を正当化する」と言ったことで有名です。
が、実際にはマキャベリは単純に「目的が手段を正当化する」とした訳ではなく、
「国家の危機に際して、君主は手段を選んではいけない」としたようです。
「危機」という状況は確かに考えさせられますね。
これを考えて思ったのは、24(Twenty Four)のジャックバウアー。
常に、目的が手段を正当化していた(拷問など)。確かに「超危機的な」状況でしたが。。
でも、やっぱり考えてみると、目的は達成されてるけどバウアーやそれを取り巻く人たちは
いつもいつも全く持って幸せな状況ではないなー、と。
目的志向が強い人は、ぜひ考えてみて欲しい。
そのやり方(手段・プロセス)が、自分以外の視点で見た時に妥当なのか。
怒鳴りつければ今月の数字は達成(目的達成)するかもしれない。
しかし、そのやり方(手段・プロセス)が間違っていれば、やがて破滅の道を進むのです。