不動産投資失敗 新築不動産投資ってどんなの?
おはようございます。
賃貸経営コンサルタントの
竹末です。
最近は、不動産投資で新築不動産投資
という戦術が流行っているようですね。
要は、土地を購入して新築でアパートやマンションを建てましょう。
ということらしい。
別に珍しいことでも何でもないんですが
私などは過去、メーカー時代に245棟、1149戸
も建設しているので、どうってことないことです。
が、いつも土地ありきで、アパートやマンションを
建てているケースがほとんどです。
この不動産投資の場合は
土地を入手してそこに建てるわけですからちょっと質が違います。
土地の費用と建物の費用を合算して融資を受けるので
採算性に難があるのは間違いないでしょう。
建設費をどんなに削っても土地も含めてということは
利回りもそんなに大きな期待はできません。
たぶん、私の推測ですが
表面で3%、安い土地を入手できたとしても
5%もいかないのではないでしょうか。
どっちみち、間取りは1Kでしょう。
そのぐらいの利回りだと、金融機関の融資が
できるかどうか、また、ローン返済や
諸経費、固定資産などを引いていくと
手元にほとんど残らないでしょう。
だから、経営的にはほとんど綱渡り状態です。
1室空室が長く続けば経費が払えるかどうか?
そこまでしてやるメリットがあるのかどうか疑問ですね。
新築を所有しているという満足感はありますが
ほとんど、銀行を儲けさせ、ボランティアをやっている
というかんじでしょうか?
確かに、新築ですから、トラブルやクレーム
メンテナンス費用、空室のリスクは低くなるかもしれません。
築古物件より、新築の方が良いのにきまってます。
しかし、その建物も時間とともにメンテや空室が
発生します。長期の35年で返済し払い終わったら、
自分のものというわけにはいかないでしょう。
不動産投資家の自己満足か自己アピールの
材料ぐらいにしか考えられません。
まあ、物件をたくさん持っていて、余裕があれば
チャレンジしてもいいかもしれませんね。
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