4月刊行予定の新刊です。

(仮題)『針生一朗 蔵書・資料・年表--美術・文学・思想』

三上豊(篇・著)上野俊哉・沢山遼(著)


戦後の美術・文芸評論に大きな足跡を残した針生一朗。彼は2010年84歳で亡くなるまで、つねに前衛と大衆と社会について問い続けていた。本書は針生宅に残された書籍、展覧会カタログ、執筆文献、エフェメラの類を年表形式にまとめたものである。リベラルな評論活動の隣にあった「知の集積」を一覧することで、戦後の出版文化の在り方がみえてくる。


小社関連書籍

『恩地孝四郎研究-版画のモダニズム』

ISBN978-4-7967-0316-1 本体価格8000円


                                           営業部より