中国 コカコーラの残留塩素問題 | 3分でわかる中国食品・食材攻略

中国 コカコーラの残留塩素問題

■中国 コカコーラの残留塩素問題

まいど、おおきにさんです。コテコテのナニワ企業経営者、戸田大介です。

コカコーラ山西飲料有限公司で2月4日~8日に生産された9ロット、121,058ケースの製品に消毒に用いた塩素を含んだ処理水が混入していたことが判明しました。

この内すでに76,391ケースの商品が市場で流通しています。


塩素を含んだ処理水と言っても、ボトルを洗浄するための水であり、アメリカ等各国の生活飲用水基準を満たしたモノであり、安全には問題ないとコカコーラは表明しています


塩素を含んだ処理水と言うのは非常にわかりにくいですが、私の理解ではカルキを含んだ水と言うことだと思います。

日本でも最近は水道水のカルキ臭はほとんどしなくなりましたが、微量であれば水道水の消毒に用いられるものです。

夏場学校のプールの水もカルキで消毒します。


山西省で生産されたコカコーラの製品にカルキ水が混入したことは事実です。

でも、残留した塩素は微量で検査の結果安全だと証明されたとコカコーラは声明を発表しています。


問題視されている9ロット、121,058ケースの製品は当初コカコーラ山西飲料有限公司でも、別に保管していたそうです。

その後、安全が確認されたとして市場に流通させたと言う経緯がありますので、実際飲用するのになんら問題はないことはまちがいないでしょう。


コカコーラ山西飲料有限公司は、問題の改善を指示されて一時的に行政処分で生産停止になりました。


コカコーラが対象の商品を回収しないとネチズンが騒がれているのは、問題を大きくして騒いでいるようにしか思えません。

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