中国市場のパクリ商品 山寨は有名税 | 3分でわかる中国食品・食材攻略

中国市場のパクリ商品 山寨は有名税

■中国市場のパクリ商品 山寨は有名税

まいど、おおきにさんです。コテコテのナニワ企業経営者、戸田大介です。


中国の国務院規定の春節休暇は本日で終了です。

明日から多くの企業が平常通り動きだします。



中国にパクリ商品 山寨(shan1 zhai4)が多いことは、周知の事実です。


日本の報道では、日本ブランド、日本製品のパクリ商品にスポットライトが当たることが多いです。

しかし、パクリ商品はなにも日本メーカーの製品に限ったことではありません。


中国の多くの有名企業も同じ問題を抱えています。

 
特に春節のこの時期は、食品関係山寨(shan1 zhai4)が増えます。

 
私がここ3年ほど毎年見かけるが、統一鮮橙多のパクリ商品です。

 
普段はパクリ商品である山寨(shan1 zhai4)にひっかからないように気をつけています。

そんな私も先日、紅牛(レッドブル)の山寨(shan1 zhai4)商品の斗牛を購入してしまいました。

 
そのことでネットで検索して見つけたいくつかの山寨(shan1 zhai4)を紹介します。

 
このサイトには下記のようないくつかの山寨(shan1 zhai4)の写真があります。

とくとご覧ください。

私のブログでも登場した、王老吉山寨(shan1 zhai4)矢印王吉正
 
少し和其正もブレンドされている。


乳製品の二代巨頭企業、蒙牛山寨(shan1 zhai4)矢印豪牛


こちらのサイトには更にもう一社の乳製品の二大巨頭企業、伊利山寨(shan1 zhai4)がある。


もちろん、こうした偽物商品、冒牌山寨(shan1 zhai4)は中国でも積極的に取り締まられています。

見つかり次第、商品を没収され、差し押さえられます。

それでも、イタチごっこで収拾がつかないのが、現代中国市場の現状です。


こうして見ると、パクリ商品山寨(shan1 zhai4)の被害に遭っているのが日本ブランドだけでないことがよくわかります。


中国市場において、パクリ商品、山寨(shan1 zhai4)が販売されるのは、それだけそのブランドが有名で消費者に認識されている、知名度が高いことを意味します。


山寨(shan1 zhai4)は、ある種の有名税と言った側面があると個人的には感じています。

パクリ商品 山寨(shan1 zhai4)は、決して中国の文化ではありません。


中国市場がまだまだ発展途上中で、未熟であることの証明です。


中国に進出している日本企業で、おそらくこのパクリ問題で一番被害に遭って困っていると思われる企業が、電動工具で有名な株式会社マキタです。

マキタは中国市場で知名度の高い、それでも中国進出で成功していると言えるすばらしい日本企業です。

3分でわかる 中国 ビジネス 攻略

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