日本人男性が嫌いな中国野菜 | 3分でわかる中国食品・食材攻略

日本人男性が嫌いな中国野菜


■日本人男性が嫌いな中国野菜

まいど、おおきにさんです。コテコテのナニワ企業経営者、戸田大介です。

中国は本日から新年です。

新年快楽、万事如意!

昨日の晩もすごかったですが、朝から爆竹が鳴り響いております。

去年の春節はバレンタインデーでした。

今年は、節分の日ですね。

関西人としては太巻きが食べたくなります。


 
中国で、これは食べれないと顔をしかめる日本人が多いモノと言えば、「香菜」である。

「香菜」は薬味として用いられる、独特の香り、匂いがきつい野菜である。


台湾、広東方面では、「芫荽(yan2 sui1)」と呼ばれている。


タイでは「パクチー」と呼ばれている。


東南アジア諸国では非常にメジャーな薬味野菜である。


 
「香菜」の果実を乾燥させたモノは、カレー等の料理で有名なコリアンダーである。



日本では、「香菜」を音読みでこうさいと言ったりする。


まれに、中国パセリなんて呼ばれ方もする。

 
「香菜」は、その匂いから日本では別名「カメムシソウ」と呼ばれている。


  
私の知人に、カメムシを誤って口に入れて噛んでしまったことがあると言う人がいる。

その人が、タイで「パクチー」を食べた瞬間、またカメムシを食べてしまったと思って吐き出したそうだ。

それ以来トラウマになって「香菜」の匂いを嗅ぐたびにカメムシを連想してしまい、「香菜」は一切食べられなくなったそうである。



この「香菜」、中国では以前「胡荽」とも呼ばれていた。


古来中国語で「胡」は西域民族を意味する。

「胡」が接頭語として使われている単語は、そのモノが外国から渡来したことを意味する。

コリアンダーがペルシャ語で「koswi」と言われていたのが語源である。


 
近年「香菜」は体内の重金属やヒ素を排出するデトックス効果があると注目されている。


中国大陸に10年居住すると、日本で 30~40年居住したのと同様の重金属が体内に蓄積される可能性が高いと指摘されている。


そのため、中国で大量に食されているのは、理にかなっているのかもしれない。

3分でわかる 中国 ビジネス 攻略

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