中国 70后(チーリンホウ)が懐かしいと感じるミルクキャンディー 大白兔奶糖 | 3分でわかる中国食品・食材攻略

中国 70后(チーリンホウ)が懐かしいと感じるミルクキャンディー 大白兔奶糖

■中国 70后(チーリンホウ)が懐かしいと感じるミルクキャンディー 大白兔奶糖

まいど、おおきにさんです。中国食品コメンテーター、戸田大介です。


こちらは本日は大晦日やじるし除夕です。

今年の我が家はレストランで団年飯を食べずに、家庭で家族集まって食べます。

朝から準備で大混乱です。

今の家内と結婚して初めての経験です。


ところで、突然ですが、私が中国市場で一番印象に残っていうキャッチフレーズは、トヨタの車到山前必有路、有路必有豊田車(車が山の前に来れば必ず道があり、道があるところに必ずトヨタ車がある)です。


もともと中国語にある車到山前必有路、船到橋前自然直。と言う俗語からできたキャッチフレーズです。

トヨタのこのキャッチフレーズは、中国人にもインパクトがあったと思います。


 
中国土産にこのミルクキャンディーをもらったことがある人も多いのではないでしょうか?

中国で圧倒的な歴史を誇るミルクキャンディー、それが大白兔奶糖です。これ
大白兔奶糖1



大白兔奶糖2
大白兔奶糖は1959年から中国市場で販売されています。


当時の中国は物資が不足しており、大白兔奶糖は当初七粒大白兔兔奶糖等于一杯牛奶(七粒の大白兔奶糖は牛乳一杯に相当する)と言うキャッチコピーとともに、栄養豊富な食品として販売されていました。


もっとも、70后(チーリンホウ)の中国人にとってはこの宣伝文句は馴染みがありません。


70年代生まれの多くの70后(チーリンホウ)にとっては、大白兔奶糖は幼少時、甘いお菓子の少なかった時代に食べた、おいしいミルクキャンディーとして、その記憶がD.N.A.に刻み込まれているようです。



1972年、アメリカのニクソン大統領が訪中した際、ニクソン大統領が大白兔奶糖をたいそう気に入り、周恩来総理がニクソン大統領にこの大白兔奶糖をプレゼントしたと言うエピソード、逸話はあまりにも有名です。


  
現代では、通常のミルクフレーバーである経典原味以外にも、あずき、ヨーグルト、チョコレート、トウモロコシと言った様々なフレーバーが販売されています。


懐かしのミルクキャンディー大白兔奶糖も、春節のこの時期、中国市場で大量に販売され、中国人消費者に年貨として大量に購入されます。


特に今年は兔年であることも手伝って、例年以上に大白兔奶糖の売れ行きが伸びることが予想されています。


そこはさすが商魂たくましい中国市場、大白兔奶糖のパクリ商品(山寨)として、野白兔小白兔と言ったミルクキャンディーまで販売され、市場を賑わせています。



春節の中国家庭で見かけることの多い、中国で最も有名な国民的ミルクキャンディー、それが大白兔奶糖です。
大白兔奶糖3
もっとも私は70后(チーリンホウ)ですが、日本人だからかそこまでおいしいとは思いません。

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※画像を中国のサイトから引用しております。

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