中国クリスマスイブにあるモノがバカ売れのわけ | 3分でわかる中国食品・食材攻略

中国クリスマスイブにあるモノがバカ売れのわけ

■中国クリスマスイブにあるモノがバカ売れのわけ

まいど、おおきにさんです。中国食品コメンテーター、戸田大介です。


いよいよ明日はクリスマスイブですね。

私の家は、毎日玄関の扉を開けると、梅田スカイビルのクリスマスツリーが眼の前に飛び込んできます。

16年ぶり、久しぶりにクリスマスを日本で過ごすことになりました。

もちろん、一人ぼっちですが、なにか(笑)?



中国語では、クリスマスイブのことを平安夜と言います。

このクリスマスイブの新しい習慣をご存知でしょうか?

私の感覚では、3年ぐらい前にはすでに、私の住む田舎町でも始まっていました。


クリスマスイブやじるし平安夜には、きれいにラッピングしたリンゴを贈り物として、友人知人等に贈ります。


えぅ? なんで、リンゴかって?

コホンッ

ご説明しょましょう。


中国語でリンゴは苹果と言います。

このりんごのとイブのが同じ発音なのです。


だから、平安夜に贈り物にするリンゴのことを、平安果と言うんですね。


おいおい、それってダジャレかよってレベルですが、中国人は同じ音(諧音)であることを好む民族です。



金色で文字や図案のあるように加工したリンゴが、平安果として販売されています。

イナカモンの私はお目に掛かったことがありません。


通常、リンゴは500g3元とか1Kg5元とかではかり売りされています。

 

そのリンゴがクリスマスイブの晩は、平安果と言うネーミングのお陰で、一個最低10元で飛ぶように売れるのです。

クリスマスイブは、まさにリンゴバブルの日でもあるわけです。


2月14日のバレンタインデーやじるし情人節には、バラの花が普段より高く売れるのと同じ理屈ですね。


こう言う新習慣は、中国のニュージェネレーションである、80后(パーリンホウ)や90后(チォウリンホウ)と言った若い世代を中心に受けています。


この世代は新しいもの好きで、楽しいお祭りごとが好きなんですね。


 
記念日イベントと商売が結びつくようなプロモーションが、この世代には有効なアプローチの方法の一つですね。

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※画像を中国のサイトから引用しております。

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