$五感プロデュース研究所、-せ
以前から私はネットゲームに填る子供たち、若者たちの感覚、心理について警鐘を鳴らしながら提唱し続けております。
私が人の五感、感覚心理という研究をしようと思った切っ掛けは、20年前頃にテレビゲーム、インベーダーゲームの流行がありました。
これらは、現在のテレビゲームの走りでもありました。
その頃、テレビゲームは、テレビに直接繋げる物でした。現在のようにインターネットには繋がらず、二人でゲームをする物で、ゲーム内容も単純な物でした。
また、私が若き頃には、50円、100円のコインを入れて、テーブル式のゲームでした。喫茶店などに置いてあり、当時、子供たちがこれらのゲームに夢中になり、ゲームをしたくて、小遣いが無くなった中学生が小学生からお金を巻き上げるなどの事件も発生し、社会問題にもなりました。
この頃から「ゲーム依存症」という、言葉も生まれたのです。
また、最近のインターネットで繋がるゲーム、顔の知らない相手とインターネットでリアルな内容のゲームを行います。
特に、私が危惧しているのは、3D映像やリアルな映像のゲームです。また、ゲームの内容にも危惧しております。殺戮を繰り返したり、暴力的なシーンなど、ファィターゲームという、殴る、蹴るなどで相手を倒すゲームです。
これらリアルティーを追求すればするほど、子供たちの脳内では、バーチャルな世界観を理解し、認知します。つまり、洗脳されることにもなるのです。
現実と非現実の世界が区別出来なく成る。これらを私が名付けた「バーチャルブレイン」、非現実脳ということです。
例えば、ゲームの内容を現実の世界で試してみたい、やってみたいと思い込むのです。以前フライトシュミレーションという、ゲームの中でジャンボジェット機を飛ばしているので、実際の飛行機も飛ばせると勘違してしまい。
実際に、ジャンボジェットをハイジャックし、パイロットにゲームで毎日このジャンボ機を飛ばしているので、この本物も飛ばせると思い込み、パイロットを脅し、パイロットが断ると、殺害してしまった事件は、私たちに衝撃を与えたものです。
これら、リアルになれば、なるほど、3D映像など、立体的になると幼い子供たちは、これら映像やゲームや動きに興奮し、脳が快感します。これらが映像などの副作用を起こすのです。
3D映像など、立体的にリアルな映像は、動きが激しいと、乗り物に乗って酔ったように「映像酔い」の現象が起きます。また、幼い子供では、脳が興奮すると、脳内には「アドレナリン物質」が過剰に分泌され、これらは脳内麻薬と言われています。
ですから、心拍数の上昇、血圧の上昇から、顔が赤くなり、口から泡を吹き、痙攣を起こし、そして、心臓発作で死亡するのです。
昨年の夏のアバターという3D映画で、中国で上映されたときに、心臓発作で幼い子供が死亡しました。これらから、中国では上映を中止したことでも話題になりました。
また、日本では、最近、大手ゲームメーカーのゲーム器機で、個人情報が流出し、世界で7700万人分の個人情報がアメリカのハッカーによって、住所、氏名、アドレス、クレジットカーで番号などの個人情報が流出してしまったのです。これらインターネット(ネットゲ)が、人の感覚、脳、心理に決してよい影響を与えないだけでなく、このように個人情報なども危機に曝されているということ、但し、私はこれらインターネットゲームや、ゲームを否定している訳ではありません。
依存してしまう感覚に警鐘を鳴らしているのです。興奮してしまい、ゲームが無ければ、イライラし、興奮し、落ち着かないなどの症状が現れると危険なのです。
ですから、正しく、楽しんでインターネットゲームをする。ゲームの世界だと割り切って遊ぶということを子供の頃から指導する。教育することも重要であると私は指摘しております。
これらから私は「ゲーム教育」も必要であると提唱しているのです。そして、楽しく、遊ぶ、決して依存しないということです。これら正しく理解し、実行すれば「バーチャルブレイン」には陥らないということを私から提唱致します。五感プロデュース研究所、研究員、荒木行彦