$五感プロデュース研究所、-1
アメリカで、セットで42万円というハンバーガーが販売された。
神戸ビーフにフォアグラ、そして黒トリュフ。
らに、トリュフのソースがたっぷりとかかったこのハンバーガー、お値段はセットで5,000ドル。日本円にしてなんと、およそ42万円。
この超高級ハンバーガーを作ったのは、アメリカ・ラスベガスのフレンチレストランの有名シェフ、ヒューバート・ケラーさん。ケラーさんは「最高のハンバーガーさ」と話した。
42万円とは驚きの価格だが、実はセットに含まれるドリンクが、最高級のビンテージワイン「シャトーペトリュス(1995年)」。
これだけで21万円だという。
マネジャーは「値段の高さに驚きだけど、ラスベガスでこそ経験できることだよ」と話した。フジニュースネットワークより引用。

私は普段からハンバーガーをあまり、食べないので、何処のお店が美味しく、有名なのか分かりませんが、某有名チェーン店のバーガーだけは食べたくないと思っている。価格的な安さは良いのだが、お店の雰囲気やバーガーが美味しくないのである。だから、その店では20年以上食べておらず、今後も食べることはないだろう。
つまり、私の味覚を刺激することもないし、満足感を得ることも無いからでもある。ましてや健康的ではないと思うからでもあります。
但し、バーガー専門店で千円以上するハンバーガーは美味しかった。何より、パンの食感が美味しかったのです。
私は人の五感研究から、味覚なども敏感である。だから、味覚、食、味に関する取材などもマスコミ等から多く受けているが、個人的な味の好みや、主観で答える。コメントすることは控えている。だから、お店の名前を名指したり、紹介したりするのは遠慮しています。
あくまでも、人の味覚と食という関わりから説明しているのです。
今回、ハンバーガーの話題を取り上げたのは、日本食を推進している一人として私は最近、ワンコイン(500円)以内で飲み物とハンバーガーが食べられるので、若い人達が朝食に食べているのだが、食べ過ぎに注意が必要だと私は指摘して警鐘を鳴らしているのです。
つまり、片寄った食事の仕方が「肥満や味覚障害」との関連性もあるということです。現に、アメリカでは格安のバーガーやポテトを食べ過ぎて、貧困層に拡大している「肥満」が社会問題にもなっている。
アメリカでは6割という人達が、肥満体型及び、肥満気味という報告がされているように、このような人達の食生活がハンバーガーが主食に成っているというものです。
これらから、海外を中心に「ハンバーガーの高級化」が進んでいるのです。良質な食材を使用し、健康志向から生まれた物ですが、中には過激になり、神戸ビーフにフォアグラ、黒トリュフを使用した。42万円という破格で高額なハンバーガーが誕生した。
もはやハンバーガーがここまで来ると、フルコースの食べ物である。
私たちのイメージとしてハンバーガーは身近で、手軽な食べ物というイメージがあり、幾ら値段が高くても、高級食材を使用したからと高級料理には成らないと思うのです。
ここで、価格の安いハンバーガーでも美味しく食べられる方法を伝授しよう!
まず、皆さんは、飲み物とハンバーガーをセットで頼む人は多いと思います。
ハンバーガーを食べる前には、飲み物は飲まず、まず最初にハンバーガーの具材の色、トマトやソースの色と香りを嗅ぎます。そして、遠慮無く、かぶりつく感じで食べます。そして、途中で飲み物、今のシーズンは暖かな飲み物を飲むことで、味覚が再び敏感になります。人の味覚は嗅覚が深く関わっているので香りを強く感じるように食べることが美味しく食べるコツです。
また、食べた途中でもよいので、持っているハンバーガーをひっくり返し、上下を逆さまに食べてみることで、味に変化が出ます。
普通に出されたハンバーガーは、肉が下に置かれていますから、時には反対にしてトマトを下にして食べて見て下さい。何時ものハンバーガーが味に変化が起きて美味しく感じます。
これらは、舌に近い食材から「人の味蕾(味覚細胞)」がうま味や食感を感じるからです。
但し、何度も好み(好きな物)だけ食べると、食べ物の味のマンネリ化で、味覚の発達も味の違いも鈍くなります。つまり、好き嫌い無く料理を食べ、味の違いを味覚で感じる。食べ比べることが出来るのです。
特に、ハンバーガーなどはたまに食べる。特に食べたくなったと脳が感じたときに「食べるから美味しいと感じるのです」。
ですから、安いから、お腹いっぱいになるからと食べるとそんなに美味しくないと感じるのは、味覚のマンネリ化、ひいては脳のマンネリ状態であるのです。これらから、人の味覚も脳にも刺激が必要であり、五感を総動員して食事をする。楽しむという「快感」が五感も脳も発達させるということを私から提言致します。
五感プロデュース研究所、研究員、荒木行彦、