五感プロデュース研究所、-4
五感プロデュース研究所、-3
五感プロデュース研究所、-2
五感プロデュース研究所、-1
以前にTHE EYE(アイズ)という、映画やDVDを見たことがある人は、今回の話題があることを理解出来るかも知れない。
この映画の内容は、角膜移植した。ドナーの記憶が移植した女性を通じて、霊能力が増して、霊の存在が見えてしまい、怖い体験をするという内容です。
これらは、霊能力の高い女性の記憶が角膜移植によって蘇る。伝えるメッセージが再現されるというものです。ご覧になっていない人は、是非、レンタルDVDで借りてご覧になれば、今回の話題の意味が理解出来るはずです。
実際の報告例では、角膜移植ではこれらドナーの記憶や能力が伝わるということはないようです。
次にあげる例題は、実際に報告されたものです。
※心臓の記憶の話題である。
アメリカで実際に何例かの報告があり、心臓移植を受けた患者が移植を受けた直後から,食事の好みや趣味の一部を受け継ぎ,人が変わったようにスポーツに励んだり、大食いになったという嘘のような本当の話である。
30歳代の男性が脳死状態になり、40歳代の男性が心臓移植を待っていたのである。
その30歳代の男性は、自転車が趣味でツーリングを何度も行っていたことが分かり,肉類など好んで食べていたのだというのである。
心臓移植を受けた40歳代の男性は普通のサラリーマンであり,自転車競技など無縁の人だったというのである。
ところが、心臓移植を受けた頃から急に自転車に乗りたくなったと本人が語り,同席していた奥さんがびっくりしたというのである。
それどころか、食事の好みの内容も,食事の量も以前とは比べ物に成らないほど変わったというのである。
これはもはや、心臓移植を受けた人から食の好みや趣味などを受け継いだとしか考えられないのである。
ところが、このようなケースは本当に稀であり、何千件もの心臓移植が実施されているが,実際には数例程度と報告されているのだ。
アメリカのヒューマンエネルギーシステム研究所のアリゾナ大学(神経学)、ゲーリー・シュワルツ博士が次のように述べている。
私の理論では、様々な情報は脳以外の臓器にも蓄積されている。
シュワルツ博士の仮設では,脳と心臓の間では電気信号や血液などで情報をやり取りしている。
脳と心臓はお互いに情報をフィードバックしている可能性がある。
心臓は、脳の500倍の発電力を持っている。血液循環によって他の臓器と関係している。
心臓=発信機,脳=受信機,心臓が放出する情報や信号を脳が受け止め記憶が再生されるのである。
この仮設以外にも,
○脳と同じ神経化学物質が心臓にあるため。
○脳を刺激するアミノ酸が原因などの説もある。
私の見解は、私の仮説であるがヒトの心臓にも「アドレナリンが存在している」。があり,このアドレナリン物質は記憶に関わっている物質であり,心臓にも記憶が残っている可能性は否定できないのである。
心臓が発信機でそれを受け止める脳が受信機で,丁度周波数が合った時に,以前の心臓の記憶が脳の記憶に再生され,食事の好みや趣味の好みなどが再生されると考えられるのである。
これらは何千件に一回の稀なケースであり、殆どの場合以前の心臓の持ち主からの記憶は消えてしまうのである。
これらは偶然の一致であり、心臓移植を受けた人とのチャンネルが偶然にも合ってしまったという感じなのである。
日本では、心臓移植の実例が少ないため、このような心臓移植によって提供者の記憶などが再現されるという報告はないのである。
決してこれらは霊的なものでもなく、アイズのような見えないものが見えたり、霊が見えたりすることは考えにくいし、科学的根拠にも欠如するものである。但し、人の脳は神秘的で不可思議な「臓器」であることは間違いないのです。科学の進んだ現在においても、人の脳という臓器は「摩訶不思議」といういうことです。
五感プロデュース研究所、研究員、荒木行彦、