$五感プロデュース研究所、-1
日本テレビ系、1月15日(土)夜9時スタート、
第1話、都心のビルとビルの狭間に、転落死体が発見された。警視庁捜査課13係が現場に急行。
頼もしい刑事たちに混じって、一人フリフリ衣装を身にまとった女の子が!!
彼女こそ13係のお荷物、花森一子(多部未華子)だった。
現場で誰にも相手にされない一子。しかし彼女には特殊な能力があった。
それは犬並の嗅覚だった。
被害者は社会派ネタ専門のフリージャーナリスト、難波浩二。警察犬、ミハイル号によって、被害者が落とされたビルを特定。
さっそく13係がビルの屋上に上がってみる。
そこで一子は思いもよらない匂いを嗅ぐ、「なんで?あの人の匂いが!?」
一子は匂いの主を確かめるため、捜査会議を抜け出し、ある人物の元を訪ねる。警視庁のトップ、松田警視総監(伊東四朗)だった。
「まさか、総監・・・・!?」真っ直ぐな正義感で権力にも恐れを抱かない一子、そして事件は意外な方向へと向かっていく。
デカワンコ番組ホームページより、引用紹介。
キャスト (警視庁刑事部捜査一課第八強行犯捜査殺人捜査第13係)
花森 一子:多部未華子、重村 完一:沢村一樹、桐島 竜太:手越祐也(NEWS)、和田 純:石塚英彦(ホンジャマカ)、門馬 次郎:升毅、柳誠 士郎:大倉孝二、デューク・タナカ:水上剣星、五十嵐 太一:佐野史郎、小松原 勇気:吹越満、(警視庁刑事部鑑識課警察犬係) 田村 和正:田口トモロヲ、ミハイル:シェーン、(警視庁・警視総監) 松田 洋雄:伊東四朗、(東東京警察署交通課)青木 琴美:渡辺直美。
私がこの番組「デカワンコ」に注目するのは、デカワンコというアニメ本のドラマ化であること、一子というロリーター刑事が鼻をきかして、相棒の警察犬(本物)のミハイル号との嗅覚が話題の番組だから皆様に紹介しているのです。
この番組には、残念ながら私は携わっていないが以前に、日本テレビの番組スタッフから、電話での問い合わせはありました。人が嗅覚、鼻で匂いを嗅ぐときにリアル感を出したいというものでした。良く、人が匂いを嗅ぐときに、犬のように「クンクン」と嗅ぐ、鼻をピクピク動かしながら匂いを嗅ぐと集中出来、匂いを嗅ぐことが出来ますと説明致しました。
私が以前に説明した。女性は嗅覚に優れていると説明しましたが、特に20歳代の女性が、嗅覚も味覚も最も敏感で感度の高い年齢ではあります。但し、これら個人差があるのです。男性でも私のように五感の中でも私は特に嗅覚に優れています。
他にも、香水の調合士の男性は4000種以上の匂いを識別できるのです。
それでも、犬の嗅覚、鼻には敵わないということです。
ではなぜ、犬と人ではそれほど嗅覚に差があるのか説明致します。
「人の嗅覚細胞は1000万個程度であり、犬(シェパード)は2億2000万個です」。これらからも理解出来るように、犬はノーズ、鼻先の長い種類の犬が特に嗅覚に優れています。
今回の番組の犬こそ、デカワンコ(警察犬)なのです。つまり、訓練された特別な犬なのです。麻薬の検知、犯罪者の匂い識別など、人の嗅覚では到底敵わないし、犬の嗅覚だから分かるのです。
もし、人が犬並の嗅覚を持ったとしたら、精神的にダメージと精神的に異常をきたすと予想されます。
それは、臭い匂いも、酸っぱい匂いも、僅かな匂いも感じてしまう。スーパーなどの買い物も辛い、満員電車に乗れないなどになるのです。
私もスーパーでの買い物、特に餃子などを油で焼いた臭いは苦手であり、我慢していると目がチカチカして、具合が悪くなる。だから、私には料理人には成れないし、苦手でもある。
例えば、頻繁にタバコを吸う人は口臭ですぐに分かるし、タバコを吸った後は洋服にヤニの臭いが付着している事でも分かるのです。
以前に、小型犬、チワワは比較的嗅覚が鈍いので、嗅覚のテストを行ったが、私の方が鋭かったことがあります。
今回の日本テレビ系「デカワンコ」という番組には期待もしている。人や犬の嗅覚を知って貰うには最適であり、人の嗅覚は鍛錬すれば敏感になり、自分に色々と役立つ事も、辛いことも体験しますが、嗅覚が鋭いと自分の体臭や口臭など、自分が発する臭いは、相手には不快に感じない。時に快適に感じて貰えるのです。
今年は、嗅覚ビジネスや嗅覚に関わる研究、開発も花盛りであり、私共も研究中の「嗅覚センサ」の開発、研究に本腰を入れて取り組みたいと考えている。麻薬犬、警察犬の代用、爆発物の検知器、麻薬の探知機などの開発、研究は犬の嗅覚がヒントであり、犬並、犬以上の嗅覚の鋭さ、精度の高さが必要なのである。そして、小型化に成功すれば、近い将来は「嗅覚センサ」の装置、システムから、テロ対策、人の癌細胞の臭い識別などに応用も可能になり、役立つと考えられます。
今後、出来ればテレビドラマや映画など、人の五感が題材になるテレビドラマなどの監修などに関わって行きたいものです。
そして「人の五感は嘘をつかない!!」ということなのです。
五感プロデュース研究所、研究員、荒木行彦、