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化粧より、香水が身だしなみ。イタリア女性!
日本では男性が彼女に「そんなに化粧するなよ」と言うことがある。濃い化粧は、男性が求める清楚なイメージに合わないということらしい。もちろん、イタリア男もほかの男の気を引くような化粧を自分の彼女がするのを嫌がることがあるが、それは清楚さに拘るとは違うような気がする。
しかし一方、日本では「化粧もしないでだらしない」という言い方をすることもある。これは女性同士の会話のほうが多いかもしれない。だが、ミラノでは化粧しないことがだらしないとは見られない。オフィスで毎日働く女性は化粧をするが、街中で歩いている人を眺めていると、日本より化粧をしていない女性が多いことに気づく。あるいは、アイメイクだけということもある。
日経ビジネスより、抜粋引用。
以前にも、日本人とヨーロッパ人女性の化粧にかける値段が、日本人女性はアメリカ人の2倍、ヨーロッパの女性の3倍と説明した。
だからと、日本人は「厚化粧」ではないのです。基礎化粧品にお金をかけているのです。
イタリア女性の化粧が派手で香水が強いのは、イタリア、ミラノ市内には「化粧品専門店」が無いといわれているのです。
また、子供の頃からイタリア女性は、香水を誕生日などに贈る風習があり、これらから香水が身だしなみの中心に成っているのです。フランス女性は、健康美、食べて綺麗になることが身だしなみとして考えられ、イタリア人のように化粧より、香水に拘る人は少ないが、フランスの有名な南フランスの街に「グラース」と言う街があります。この街は知る人ぞ知る、香水の街なのです。
世界の香水の調合士の4割はこの街に存在しており、多くの香水、有名ブランドのココシャネルの香水も誕生している地でもあります。
フランス女性は兎に角、化粧は簡単に済ませる。
フランス女性のお化粧法が挙げられます。
とにかく皆ナチュラル、日常ファンデーションを使う女性は化粧品店や高級ブランドショップの販売員程度であり、一般的な女性は大体素顔にアイライナー、マスカラ、口紅で終了するのです。
これらフランスでは、素顔の綺麗さ、肌艶の綺麗さに拘る女性が多いので、食事と睡眠など「健康美」を重視する女性が多いのです。
そして、ほのかにかおる。香水を纏う。これら上品といわれるように、私はフランス女性が好きで憧れている、タイプでもある。つまり、日本女性もフランスの女性を見習って欲しいと思います。
私が常に日本女性の「品格」を提唱しているが、化粧にも品格はある。
最近、若い女性が電車内で堂々と人前で化粧する人達が増えているのも化粧の品格の欠如であり、出来る限り「目」をぱっちり、瞳を大きく見せるなど、目元に念入りに化粧する若い女性が多く成ってきている。
時に、私はパンダ顔化粧と呼びたいほど、付け睫毛と眉墨で目の周りが黒々としている女性の人達を指すのです。
また、香水の纏い方、用途と雰囲気に合わせた香水のつけ方を是非、学び、自分のイメージに合う、ほのかに香り、印象として残る香水の香り方が理想なのです。
香水をつける場所も、時と場合に応じて纏うことが大切である。
日本女性が世界でもトップレベルに化粧品にお金を使っていると説明しているのは、化粧品の種類の多さ、専門店の多さにも関係している。イタリアのように化粧品専門店が無いと、限られた場所で購入し、種類も少ないのである。
日本の場合は、基礎化粧品だけでもどのくらいの種類があるのか私は男性なので分からないが、私も洗顔剤に、スキンミルク、ボデーミスト、ボディーローション、カモミストウォーター、デオドラントスブレー、パウダリーファンデーションなどを私有している。中年のオヤジがこのようなスキンケア、体臭予防に心がけているお陰で、肌艶もよく成り、大手化粧品会社で肌年齢を測定して貰ったら、30歳代前半という数値が出ました。
だから、女性も食事、定期的な運動、睡眠など肌に良いこと、保湿や潤いなど素顔を綺麗に保つことは、薄化粧でも綺麗になれるし、気分も変わると思う。
現に、女性が鏡の前で化粧する「顔は他人であり、素顔が自分の顔である」と認識しているのです。
つまり、素顔と化粧をした自分の顔を見比べることで、他人になれる。綺麗になれるというギャップが「快感」であり、幾つになっても女性は化粧をし、綺麗でいたいのです。これらの考え方が「健康美人」というものです。
日本女性は古来、瞳が黒く、綺麗な黒髪、色白で肌に艶があり、世界中から「美人として」世界中の女性の憧れの的だったのです。現に、見返り美人など、画かれているように、絵画でも日本女性がモデルとして多く画かれておりました。現代は「見た目だけに拘る、綺麗さ」に憧れる女性が多い。だから、私は今一度、女性特有の「センス」(感覚)を磨いて欲しいと願っている。精神世界を理解し、日本女性としての品格、仕草、振る舞い、健康美を意識し、実施して欲しいと願っている。そうすれば、日本女性はもっと綺麗になり、美人がもっと増えると思われる。そして、世界中の女性から日本女性が注目されると思っております。
五感プロデュース研究所、研究員、荒木行彦、