森林整備 in 「宇津木の里」 | スタジオセンス森林バイオマス事業部だより

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森からの贈り物「木質ペレット」を有効に活用し、低炭素型循環社会の早期実現を目指して、様々な取組を行っています。

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3月1日(日)、「宇津木の里」で行われた


今年度最後の森林整備活動に参加しました。



午前9時、多くの人が火のまわりに集まってきました。



<開会>


西村会長から作業上の留意点等についてお話がありました。



参加者は約50人。


約15年前頃から、


年に一度、地域の椹野川漁協の方も一緒に、


「森、川、海」をテーマに森林整備に取り組んでいるとのことです。



<森林整備>


今日の主な作業は、スギ、ヒノキ、マツの枝打ち。


ナタ鎌、長柄鎌、ノコギリ、チェーンソー、草刈り機...


が活躍します。








約2時間後、作業終了。


木々の間に、光が差し込むようになり、



雪の重さで倒れかけていた幼木たちも



ホッとした思いで太陽に葉を広げているようでした。







<シイタケの菌打ち>


シイタケの原木を運び出し、


穴をあけて、菌打ち。







自宅に持ち帰り、


日陰で風通しのよい場所に置いておくと、


約1年半後から、


美味しいシイタケを収穫することができるとのことです。



<山の中は植物園>


枝打ちや倒木の片づけをしていて、



ふと横を見ると、


可愛い花のつぼみに出会いました。





昔から和紙の原料に使われる「ミツマタ」


木の名前が書かれた説明板が、


きちんと木の脇に立てられており、


さながら、山の中の植物園にいるように感じました。



<昼食>


竹で焚く、焚き込みご飯。



山の幸、しし鍋。



海の幸、焼き魚。



新鮮な食材がそろいました。



50人分の昼食が机に並べられ、


いただきます!



焚き込みごはんは、竹の器に盛られていました。



「宇津木の里」の森林整備活動に、


今回で4回目の参加となりましたが、


毎回、自然の豊かさを体感できる貴重な時間となります。




今日参加された山口県庁の職員の方が、


椹野川(ふしのがわ)の森・川・海を再生し、



人と人をつなぐこのような取組は、

他の地域には見られない貴重な取組であり、

第5回2013年度「日本ユネスコのプロジェクト未来遺産」


に登録されることになったと話されてました。




もっと、小さな子供のいる家族連れや、


若い人たちが参加すると、


取組の趣旨が広く伝わるのになあと


改めて感じた日でもありました。




※ 「プロジェクト未来遺産」の登録とは、


100年後の子どもたちに地域の文化や自然遺産を残し、



伝えていくことを目的として日本ユネスコ協会が2009年度から実施


http://www.unesco.or.jp/mirai/result/pj/005/



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