さてさて…続きでございマス。
今回は『東京国際アニメフェア』において初お披露目された、
期待の新作ゲームの話が中心です。



●新作について

ーでは、お話にもありました新作ゲームについてなのですけれども、Web上で公開された新作のトレイラーを早速観させてもらったのですが、とても興味深い内容になっていますね

John「そうなんです。Webではトレイラーを公開して、東京国際アニメフェアの会場では、実際にゲームで遊ぶことができる。我々としては、日本のファンに特別なことをしたかったのですよ」

ーそれは、すごく嬉しいことですよ!

John「Good!


ー新作ゲームには、コンセプトやテーマみたいなものは、何かあるのでしょうか?

Dan「新作ゲームには、テーマというか…トレイラーをみればわかると思うのですが『友達と楽しむ』『友達と遊ぶ』。それがテーマです」


ーとてもシンプルですね

John「そう、一番ベーシックなことなんだよ」


ーでも、とても大切なことですよね

John&Dan「そうだよ!」


ートレイラーで、仲間と助け合いながら上に昇っていくシーンがありました。今回も、もちろんCo-opプレイはありますか?

Dan「はい。コアなゲーマーだけでなく、一般的にゲームを楽しむ人でも遊べるものになればいい、と思っています」


ー一番最初に公開されたイラストに、宝石を前にしてシルクハットを被った涙を流しているキャラクターがありましたね。あれは、新作ゲームの重要な場面、いわばキービジュアルになっているのでしょうか?

Dan「ストーリーモードの1シーンになっていますね」


ーすごく気になるんですが…

John「残念ながら、それはまだシークレットなんだ(笑)」


ートレイラーや、プレイアブルの試遊台では、最初からたくさんのキャラクタ-を動かせるようになっているようですね

Dan「そうですね。まだあくまでも開発の初期段階ですので、たとえばキャラクターの頭の形ですとか、色であったりとか、武器であったりとかは、自分の好みだけで作っていますが、最終的にハングアップされるものに関しては、まだまだ決まっていないですね」


ーサッカーをしているようなステージがありましたね。そういえば、CCでもバレーボールのようなステージがありましたから、それに近いものになるのでしょうか?

Dan「実際にプレイしてみればわかると思うのですが、考えているものとは違ったものになっていると思いますよ」

John「新作だけでなく、CCでのバレーボールのように、必ずボールを使った遊びを入れているのです。『Alien Hominid』にも『ニュートロンボール』(※『Alien Hominid』で遊ぶことができるオフライン二人専用のゲームモード)が入っています」



ー必ずそのような「お遊び」的な要因が入っているということですね?

John「その通り。通常のゲームと同じキャラクターを使って、違う遊び方を提供しているのです」


ー最初にトレイラーを観たときに、PS3作品である『リトルビッグプラネット』を、なんとなく思い出したのですが、何か影響などはあったのでしょうか?

Dan「新作の制作スタッフには、『リトルビッグプラネット』を遊んだことのある人はいないんだ。ただ、新作のステージの中には『Alien Hominid』で出てきたステージを、参考にしているものがあるよ。まぁ、新作には色々なステージや遊び方があるので、あくまでもその中の一つにすぎないのだけれどね」


ー日本のファンの間では、ステージをエディットできるのではないか、という噂があるのですが、そのような要素が入る可能性はありますか?

Dan&John顔を見合わせる…

Dan「まぁ…そういう噂があるのは楽しいことですね(笑)」

John「どんな可能性もあります。その方が楽しいでしょ?(笑)」


Love 4 BOX-Danプレイ中
新作をスタッフとプレイして、アピールに余念のないDan。


ー新作に関しては、まだプラットフォームが正式には決定していないようですが、XBOX Liveアーケードではない可能性もありますか?

John「我々はWiiウェアと、PSN(PSネットワーク)と、XBOX Liveアーケードの3つのプラットフォームをもっていて、開発をすすめています」


ーでは、まだ決定はしていない?

John「そうですね。まだ決定ではありません


ーマイクロソフトとの関係は良好ですか?

John「ベリーグッド! マイクロソフトのスタッフはすごく優秀で助かっており、とてもやりやすい関係です」


ーCCのことで、何か関係が悪くなったのでは…と、心配していたのですよ

John「(笑)いえいえ、マイクロソフトにはいろいろなサポートも受けていて、とても感謝しています。もちろん、Wiiウェアのチームや、PSNのチームもとても優秀で、それらの方々にはサポートをしてもらっています。彼らもまた、ダウンロードゲームを重視しているようです」


ーでは新作もパッケージではなく、ネット配信なのですね?

John「そうです。もうパッケージ販売はしないと思います」


ー私はパッケージソフトについてくるマニュアルがけっこう好きで、その表紙にDanのイラストが描かれているだけも、個人的にはけっこう幸せになれると思うのですけれどね

Dan「(笑)」

John「たしかにそうだね。だから、The Behemothでは、彼のイラストが入ったTシャツや、立体化したフィギュアなんかをWeb上のstoreで販売しているんですよ」


ーでも、日本では買うのがちょっと難しいですよね

John「たしかにその通り。私たちは、日本のファンがそれらのグッズを買い求めやすくするために、代理店を探しているところなんですよ」



ーそれは楽しみですね!

John「Yes!

Love 4 BOX-べひグッズ
展示されていたグッズの数々。


ートレイラーでは、新作の発売時期が2010年となっていましたが、2010年のいつ頃になるかはまだわかりませんか?

Dan「うん、まだわからないね…」

John「100年かかるかもしれないよ!(笑) まぁ、それは我々だけで決められることではないからね」


☆むぅ…やはり、今の段階ではシークレットが多いね。まぁ、当たり前なんだけど…。ただ、プラットフォームが決まっていないとはいえ、会場でプレイできたのはXBOX360で起動していたので、XBOX Liveアーケードが外れることはまずないと思います。PS3ユーザもThe Behemothのゲームがまた楽しめるようになるなら、それはそれでいいことでしょうしね。それにしても、新作をわざわざ日本で初お披露目してくれることや、イベントに来日してまで参加してくれたりと、いろいろと日本に対して積極的に取り組んでもらっている姿を見ると、それだけで応援したくなってしまいますな。新作の発売される2010年が待ち遠しいっス

※次回(明日更新予定)は、
The Behemothのことなどについてのお話です!