2005-09-26

131.愛人関係

テーマ:彼女じゃない恋愛

相変わらず彼は私が言った事に対して改善することもなく、返事をしないを突き通している。
トンチンカンなメールは、彼のデフォルトなのだろう。
しかも指定不可能な依存した機能の悪さ、ため息に笑みが漏れる。
気分の問題で私は気分は上々、仕事も楽しくやっている。


仕事を始めて半年が経った。
派遣だけで構成されていたこの現場も人件費なんかの問題で、パートが増え、徐々に効率の悪い派遣会社は切られていった。
切られていった会社は私が所属する会社だ。
時間指定された日給制は、あまりよろしくない。
今日の日のようにお昼にも仕事が終わりそうな時は時給な人たちの方が都合がいい。
それでも、私一人がこの会社に残ったのは、どうなんでしょうね。
顔か?顔なのか?
私に似たタイプの子達は、仕事が出来る出来ないに関わらず、やはり今まで通り揃っていたのだ。
私は、残務処理をするのに適した人材なのだと思っているのだけど。
否、自分ではトロイと感じているので、一生懸命やっているつもりではいる。


お昼になり、私は自分の仕事を終わらせた。
が、何故だかまだまだ書類が山のように残されており、書類を片付けるべくサポートに回った。
1時間もあれば出来るだろう、そう思ったが3時になっても書類の山は減ることはなかった。
勘が鈍ったか?と思ったが、黙々やるしかないのだ。
そんな中、上司が取った決断は疑い深い答えだった。
私以外の人間を上げたのだ。
後は、私一人がしろということ。
この山のように積み上げられた書類を私一人で5時までに済ませろと言うのだ。
扱き使いすぎだろう・・・。


定時の5時になり、私は何とか仕事を片付け控え室へ息をつきに言った。
「あんなに仕事あるのに、何で皆あげたんさー」
私が上司に愚痴ると、上司は浮かない顔でため息をついた。
「お前、朝来た時何時に終わると思った?」
「ごめん、うち遅かった?」
「いや、正直何時で終わると思った?」
「12時ジャストで上がりでしょ」
「正解!その後は、お前にやって欲しいことあってんけどな」
「なんで、あんなに仕事残ってたん?」
「パートのプチボイコットとでも言うんかな」
「何それ」
「長く働きたくて、暇な日はあぁやってダラダラ仕事して時給稼ごうっていうやつ。最近困ってんねん。これやったら派遣のがえぇしな」
「ふーん、じゃ、そうしたら」
「でもそうなると、最低コストが引きあがる。一番えぇのはパートに頑張ってもらうことなんやけどな」
「じゃ、頑張ってもらえよ、うちが困る」
「お前に言うことじゃないけど、お前も問題なんや」
「何?ごめん」
「いや、そうじゃなくて、『何であの子だけ、ズルイ』ってな不平が出てきてる」
「そりゃな、人材顔で選んだら、そんな事も言われるよ」
「確かに・・・」
「って、顔かいっ!」
「いや、それもあるけど、便利やから・・・」
「そやね、時給換算して500円弱やもんな。便利や・・・でも顔で選んでなかったら男子入れてるやんな」
「そうでもないよ、お前、結構仕事早いで」
「はいはい、ありがとうございます」
「ほんまやで、3時から一人で片付くとは思ってなかったよ。残業覚悟やったし」
「そんな事どうでもえぇよ、その説明はしたん?」
「したけど・・・『愛人なんやろう!もうヤったんか!?』っておばさんパワーで押し切られたわ」
「はぁ?押し切られてどうする。何?私、明日からアナタの愛人?勘弁してよ」
「俺はそれでもいいけど」
「よくない!パートの不平不満解決せな、プチボイコットは収まらんやろ?」
「すみません」
「ってか、何で私が上司を説教しなあかんわけ?」
「頭痛い」
「どうでもいいけど早く送ってくれます?」


愛人ね・・・。
キャバクラの時も店長とそんな噂流れたっけな。
女と連るまないと色恋の噂は流れるのだろうか。
それともまた別の理由があるのだろうか。
どちらにせよ、馬鹿馬鹿しい。
私は与えられた仕事をやるのみだ。


次の日、私は一人のパートに声を掛けられた。
「あなた、どれくらいお金もらってるの?」
それは給料の話なのか、交際料の話なのか問いたかった。
「日給で3千円プラスα、派遣会社から指名料頂いてます」
「え、それっぽっちなの?」
「はい、残業手当は時給千円ですが、定時を越えることは殆どありません。私も皆さんとお昼に上がりたいですよ。そしたら、時給は上がりますからね。給料かえっこしますか?」
「遠慮しとく」
「上司の事好きなんですか?」
「え?!なんで?」
「私、男がいるんであまり変な噂流さないでもらえますか?」
「愛人の事聞いたの?」
「はい、パートを切って派遣に戻すと言ってましたよ」
このパートの口さえ封じれば、解決すると思った。
女の勘だろうか。
上司とこのパートは何かあると思った。
何かって一つしかなく、上司の浮気相手なのだが。
「そう・・・」
「これは仕事ですからね、お互いうまくやらないと切られちゃいますね。あんまり問題起こさず仕事頑張りましょうね」
「そうね、少ない給料でご苦労様」
「そうそう、よく私の男の相談に乗ってもらうんですけど、俺は愛する女は逃がさないとかいってましたよ」
「へー、ありがとう」
「いえ、お互い様です」


女の嫉妬は怖いと思った。
そして自分も怖いと思った。
パートを切るなんて嘘だし、正確には愛せると思った女だ。
ま、誰にもデメリットは生じないだろう、そう思った嘘だった。
このパートの女性は切られることはない。
同時に、愛されていると思うだろう。
さて、愛せると思った女と愛する女の差がどう彼女に影響するかは・・・私に罪はあるのだろうか。
勝手にやってくれと思った。
ネチっこい職場だと呆れたが、また私は黙々と働く。
この仕事が結構好きなのだ。



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2 ■> えりさん

私が働いていた現場は少し異様でしたからね…。若さでしょうかね。おばさんと言っても結婚しているというだけで、30代のお姉さん方でしたからね。上司も27でしたらか色恋沙汰は豊富でした。
私も自分に与えられた仕事しか責任もってませんけど、被害被るのだけは勘弁っす。

お疲れさまでした…という言葉は正しいのでしょうか…閲覧者としてはブログ閉鎖は残念でした。
心の中を曝け出すブログ。
彼も一応ネット出来る環境にいるわけで、私も見られているかも知れない。
私はどう思うのだろうな…。
えりさんのブログ閉鎖を受けて、今まで以上にもっと素直にならなきゃいけないなと思いました。
ブログに書けて口に出来ないことやっぱり多いです。
側に居たいという一心で保守的になる自分をもっと強くしたいと思いました。
えりさんの気持ち、彼にバレちゃって危機的状況だけど…人事だからでしょうか、言えなかった事伝わって良かったんじゃないかななんて思ったりもしています。
これは、彼との関係が修復したら言えることなのかもしれないけれど…。
元に戻れること、祈っています。
否、もっといい関係になれること祈っています。

はい、幸せ報告待っています。
もう愚痴でも何でも待ってますよ。
こちらこそ、よろしくお願いします。

1 ■おばちゃん

お疲れ様です。
そういうぐだぐだは、経験ありませんが、昔バイトしてて、パートのおばちゃん見て、おばちゃんってのも大変だなぁって思ったことがあります(笑
でも、仕事はきっちりしてほしいですよね~。


ブログ、遊びにきてくれて、ありがとうございました。
彼に読まれたことがひたすら恥ずかしく(だって馬鹿っぽいこととか、脚色しまくったこととか書いてたから)、布団の中でのた打ち回ったりしましたが、今は諦めがつきました。
結局、自分のしたことですし、仕方ないですよね。

今は、「同じ関係に戻ったら、また辛い思いさせるから嫌だ」って言っている彼に、「じゃぁセフレとしてどうよ?」と交渉中です(笑
セカンドからセフレって、たしかに状況換わるにしても、決して好転はしてないと思うんですけど、なぜか彼は納得ぎみです。
客観的に不幸せでも、彼といるのが私の幸せなので、どんな関係でもいいと思ってます。

いつか、幸せになれたら、報告しますね。
幸せになれなくても、こっそり毎日遊びに来て、時折コメント残します。

どうぞ、これからもよろしくです。

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