学連選抜のない第９０回箱根駅伝が終わりましたね。
このブログは特に何も更新していませんでしたが、往路の日には３５００アクセス、復路の日にも２５００アクセスありました。
恐らく「何で今年の箱根駅伝に学連選抜が存在しないのだろう？」と思った方々が、このブログにたどり着いたのでしょう。
ネット上の反応を見ると「学連選抜が無くて良かった。毎年、学連選抜の選手だけは応援して来なかった」という方々は非常に少なかったです。
今回存在しなかった学連選抜に対してスルーせずにわざわざ「無くて良かった」と意見を表明する人は希有だと思いますので同じような意見の方はもっと大勢いると思います。
しかし、圧倒的多数の方々が「残念」、「寂しい」とネット上で意見を述べてくれており、学連選抜出身者として非常に嬉しく思いました。
中には「学連選抜がないことは違和感」とまで表現してくれている方もいました。
また、来年から学連選抜が復活することを「嬉しい」、「良かった」と喜んでくださる方々も多くいました。
その他、「学連選抜を無くして増やした４校はみんな繰り上げになった。こんなことなら学連選抜が出た方が良かった」という方もいました。
「交通規制」は学連選抜廃止理由の１つでしたが、今後は廃止理由に「交通規制」は使えなくなったと思いました。
学連選抜が最下位になったのは83回大会1回だけですので、20校目以降の単独校の方が学連選抜よりも交通規制には問題があると改めて証明されました。
ネット世論と本当の世論は必ずしも同一ではありません。
しかし、９０回大会で学連選抜がないことで、「学連選抜は忘れさられて多くの方々が興味を失ってしまうのではないか？」と懸念していた私にとっては、ネット世論が学連選抜を忘れずにいてくれたことを本当に嬉しく思いました。
そして、今回１回の休止のみで、多くの方々が学連選抜に対する興味を失わないうちに、学連選抜復活を決められたことは本当に良かったと思います。
改めて学連選抜復活に向けて団結し、今大会でも道路補助員などとして箱根駅伝運営を裏で支えたであろう多くの学生達に敬意を表したいと思います。
来年の箱根路では選抜入りがほぼ確実な東工大を始め、後に続く中堅弱小校のエース達は大勢いるので、母校と学連選抜ファンのために一段上の力をつけて強豪校相手に頑張って欲しいと思います。