小保方氏:NHK記者追いかけ取材でけが、抗議に謝罪 2014年07月24日毎日新聞配信


◇ホテルに逃げ込み、拒否しても1時間追いかけられる


理化学研究所の小保方晴子・研究ユニットリーダー(30)の代理人の三木秀夫弁護士は24日、小保方氏がNHKの記者らに追いかけられてけがをしたとして抗議した。NHKは小保方氏側に謝罪した。


三木弁護士によると、小保方氏は23日午後8時ごろ、神戸市の理研発生・再生科学総合研究センターを出た後、バイクで追跡され、逃げ込んだ同市内のホテルでNHKの記者やカメラマンに取材を求められた。拒否しても約1時間追いかけられ、裏口から逃げたという。記者と体が接触するなどし、首の捻挫と右肘筋挫傷の2週間のけがをしたという。


三木弁護士は同日夜、NHKに「強要罪での告訴も検討する」と抗議。24日にNHK幹部らが謝罪に訪れた。三木弁護士は今後の対応について「謝罪を考慮した上で、小保方氏や理研などと相談して決める」としている。


NHK広報局は「小保方さんに確認したいことがあり、取材を試みた。迷惑をかけ、おわびします。今後、取材に当たっては適切な対応に努めます」などとするコメントを出した。【吉田卓矢】



拙文のタイトルをご覧になって、この暑さでとうとう錯乱したのか、今まで言ってきたことと全然違うではないか。こう思われる向きもあろうが、このNHKの取材をめぐる件については、小保方氏側を擁護しなければならないという義憤すら感じる。そもそも彼女は今回の取材に対して応じなければならない義務などなく、一切の拒否すらできる権利を持っているはずである。報道を見る限り、NHKの行為はやはり犯罪としか言いようがない。




「NHKの取材というのも 逃げ隠れするから追いかけるわけであって、正々堂々と対処していれば へんなことは起きる訳がありません。やましいことがあるからこそこそして、あとから代理人答弁とか 根本的に科学者の態度ではない。完全に『異常』です」


さてツイッターにおいて↑のような発言を見かけた。どこまでが今回のNHKの取材のことを指しているのか実は判然としないが、これでは、無実の人間をターゲットにした「職務質問」という名の強要と不当拘束への拒否権に対して、「つべこべ言わずに署まで来い」と無理やり連行する警察の言い草と同じではないか。「正々堂々と対処していれば へんなことは起きる訳がありません」など、あまりにお気楽というものだ。ことこの件に関して言えば、一体どちらが「異常」なのですかと申し上げておく。「坊主憎けりゃ」の心理に陥って、個々の事例における当否の判断ができていない典型例だ。