【ガンバ・ちばは終盤型】 J1の得点傾向を調べてみた 【逆に清水は前半勝負とか】 | 蒼い攻め達磨

【ガンバ・ちばは終盤型】 J1の得点傾向を調べてみた 【逆に清水は前半勝負とか】

J1は絶賛中断期間中。

データを拾ってみるには丁度いいので今回はJ1の得点傾向と失点傾向を調べてみた。(失点傾向はまた明日にでもー)

 

切り口は大きく

 ・ゴル数

 ・全ゴルに占める比率

 ・15分ごと(元々のデータ)

 ・前半、後半(45分ごと)

 ・30分ごと(序盤中盤終盤視点)

 ・前後半の開始15分と終わり15分(重要な時間帯視点)

で集計、加工したもの。

 

前にガンバは終盤になるとゴルしまくる というエントリーをしてて、ガンバ以外はどんな傾向があるんかなー、と思ったのがきっかけ。

 

■J1得点傾向

(クリックで大きくなります。横に伸びる見難いデータでゴメン。黄色いセルはパッと見で気になったとこ)
J1得点傾向
         出所:Jオヒサル のデータを加工

 

目に付いたとこだけ簡単にコメント。

時間ある人は分析よろしくw

 

 

■ガンバ -際立つ終盤の得点力

改めて終盤、ラスト30分間の得点力は異常(29ゴル)。その30分間だけで甲府、横浜FC、大宮の総得点を上回る。それ以外の時間帯もコンスタントにゴルしており、超攻撃の看板に相応しい数字を残している。

 

 

■横浜M -ハーフタイムの早野乙で発奮

前半はリーグでも平均的な得点力。しかし突如ギアチェンジ、後半開始からの30分間が凄まじい(24ゴル)。しかしながら試合の終了間際にはパタッと息切れ、ラスト15分は大宮や横浜FC並みになる。

 

 

■川崎ファイトクラブ -寝起きを急襲するドッキリカメラ

キックオフの笛と同時に猛然と襲い掛かってくる。前半開始15分と後半開始15分で計19ゴルはリーグダントツ。ただ攻撃が単調なのか、ラスト30分間はまるでゴルできなくなる。

 

 

■浦和 -低血圧だからベッドから出てこれないの

川崎とは対照的に、前後半ともキックオフからの15分はあまりゴルしない(計6ゴル)。基本、守備から試合に入るチームならでは、と言えるか。浦和は失点傾向の方が興味深かった。

 

 

■磐田 -常に攻めて、攻められる

リーグ有数の得点力を誇りながら、あまり特徴的な要素がない。90分間同じリズムで攻めてる感じか。磐田も失点傾向の方が興味深かった。

 

 

■鹿島 -気候は涼しいのにネットリ攻める

川崎とは逆に、前後半の終わり15分になると集中してゴルを狙う(計20ゴル)。ゴルすべき時間帯をよく知っている、試合巧者ならではの得点傾向。あー、やっぱりイヤらしいw

 

 

■清水 -試合時間ってのは45分だろ、な?

見事なぐらいに前半勝負型。前半のゴル数23はリーグトップ。後半があることを忘れて攻めまくる。ただフットボルには後半があるので、完全にガス欠。特にラスト15分は2ゴルと一気にリーグワースト。

 

 

■東京 -ハーフタイムのヒロミピョンピョンで発奮

前半は完全に寝てる。後半開始とともに目を覚まし、既に45分経過してたことに気付いて攻め始める。後半の得点比率は70%超。サポは後半から見に来てもそんなに困らない。

 

 

■ちば -オシム一家の薫陶は消えず

総ゴル数は平均以下ながら、ラスト30分間のゴル数はガンバに次ぐ数字(20ゴル)。比率で言えばガンバ以上。走って走って、走り勝つ。オシム爺の薫陶は息子の代にも受け継がれている。

 

 

 

とりあえずこんなとこかな。

ガンバ以外のチームの傾向ってのも見てみると面白い。逆に警戒すべき時間帯もわかるし。失点傾向については多分明日。データは既に加工してるしね。