Googleアドワーズのキーワードツールから、アクセス数や問合せの見込みを知る | 自分で行う!SEO対策 "本気SEO"で集客&売上アップ!

Googleアドワーズのキーワードツールから、アクセス数や問合せの見込みを知る

あなたが上位表示を狙う各キーワードには、検索ユーザーのニーズ(需要ともいえます)があります。

SEOで上位表示達成できた!
でも、アクセスがそれほどなかった・・・なんていうことは、
よくあることです。

これまでの作業と時間が無駄になってしまいます。


そこで、そのようなことがないように、
SEO対策をする前に、各キーワードでどのぐらいのアクセス数を見込めるのか?など、
事前調査して、ある程度のニーズを把握できるのが
Googleが無償で提供するアドワーズのキーワードツールです。


キーワードツールを利用する目的としては、主に次の3つです。

・競合度合を知る
・検索ボリュームを知る
・関連するキーワードを知る

では、実際にその利用法を見てみましょう。


1.キーワードを入力する

2.画像認証をする
※最初だけ表示されます

3.実際の数値を確認する

操作自体は簡単です。
重要なのは、各項目の意味を理解して、活用すること。


・競合
そのキーワードの競合の度合いが表示されます。
この競合とは、アドワーズへ出稿している広告の数で0~10段階で表されます。

・月間検索ボリューム
月間検索数です。グローバルが海外も含む全世界でのGooglユーザーでの検索数に対して
ローカルは日本国内での数を表します。

通常、日本語のワードは、国内でのみ検索されるので、グローバルもローカルもほぼ同じ数値になりますが、
ショッピング系のキーワードなど、海外の日本人の方が多く検索する場合は、グローバル検索の数が大きくなります。

ただし、この検索ボリューム自体はかなりアバウトな数値です。

それでも、おおよその検索ニーズを知る上ではとても参考になります。

・関連キーワード
ここもキーワードツールの優れた機能なのですが、入力したキーワードに近いものをいくつか表示してくれます。

関連キーワードの中で、問い合わせにつながるキーワードをもれなくピックアップして、対策を打つことで、機会損失をなくすのです。


以上がキーワードツールの説明になりますが、
では、キーワードの選定で、どれぐらいの検索数があれば、
よしとするのででしょうか?

あくまで目安なのですが、検索順位で3位まででしたら、
キーワードツールの月間検索数の10%程度のアクセスと見込んでいます。


※実際には、キーワードやサイトの見せ方によって異なってきます。
ただ、おおざっぱな数字であることを前提として、どのぐらいのアクセスの見込みが
あるのか?を簡単に調べる際の数値として、ご利用されるとよいです。

この10%の根拠となる数字は、補足として次回に掲載しますね。



そして最後に、コンバージョン率(実際の問い合わせや購入などの率)の予測を出せば、一番重要な結果の見込みが出ます。


以上より、次のような式が成り立ちます。

キーワードツールの検索数 × 10% = 見込みアクセス数

見込みアクセス数 × サイト毎のコンバージョン率(1%~10%) = コンバージョンの見込み数


具体的には、たとえば・・・

月間検索数:10,000のキーワードがあったとします。

3位以内に上位表示をすると、月間1,000のアクセスが見込めます。


さらに、問い合わせが100件に1回とすれば、10の問い合わせ数。

100件に10回とすれば、100の問い合わせ数。


このような形で、シミュレーションができます。


さらに、ここからSEO対策費用と比較すれば、
コストが見合っているのか?見合っていないのか?なども分かります。


ちなみに、以前私のお客さんでは、他の会社さんがされていた
SEO対策費の費用対効果をはかったら、なんと、1クリックで5000円もかかってました。

それで、PPC広告は1クリック500円ぐらいだから、なんとその10倍!

サービスを直ちに解約して、PPC広告をしたおススメしたなんていう例もありました。


以上、長々と書きましたが、SEOを始める前には、是非、おおよそでも、
その見込みを調べておくことを是非、お勧めします。