【水から陸へそして陸から水へ-クジラの話】ヒトの進化 | 馬場大輔の【エールを送れ!】

【水から陸へそして陸から水へ-クジラの話】ヒトの進化

足立区、北千住の

スポーツ障害専門の千住大誠接骨院と
加圧トレーニングとコアコンディショニングのR&F Karada+の
【からだを育みこころを創る】
そんな世の中を目指している馬場大輔です。


いつも訪れていただきましてありがとうございます。




今日もヒトについて語ります。
馬場大輔の【からだを育みこころを創る】ブログ

今日は
【水から陸へそして陸から水へ-クジラの話】についてです。


昨日の話、
われわれの祖先がある時期に多くの間を水の中で過ごした(かもしれない)

でしたね。


今度は陸から海にも戻ったクジラの話。


馬場大輔の【からだを育みこころを創る】ブログ


進化は「後戻り」できない。
水から陸に上がり、
再び水に戻ったクジラは特異な発達をとげたました。






クジラの祖先と思われる動物が認められるのは、今から約6000万年前。
恐竜の絶滅するころとのことです。


その祖先はオオカミに似たメソニクスと言われています。

陸で生活をしていました。

海の沿岸に生息していた哺乳類で、魚や貝などをとって生活していたようです。
この【メソニクス類】からは牛や羊などの祖先、カバの祖先、そしてクジラの祖先と分化していったようです。

オオカミみたいなものから随分と変わっていくものですね~

その後、
5000万年前

4000万年前 ロドホシタス = ?ロドセタス


この過程で徐々に陸から水へと移行していきます。
興味のある方は、追ってリンクを確認してくださいね。

クジラの直接の祖先であるこれらの動物を【ムカシクジラ類】と呼ぶそうです。
も、約1700万年もの長い間生息していたが、現世のクジラの祖先が現れると生存競争に敗れて滅亡の道をたどり、3000万年前までには絶滅したしまったと言うことです。



絶滅した奇妙な動物/川崎 悟司
¥1,575
Amazon.co.jp
ちなみに
リンクしてある絵の作者の本がこれ。
買っちゃいました(笑)



各リンクを見ていただければ、
陸から水へという進化の過程が分かりますね。




はい、ここからが本題。



クジラは哺乳類の一員。

なので哺乳類に共通する特徴として、
胎生で、
母乳で発育し、
体温が一定で、
そして肺で呼吸を
しています。


【呼吸器と嗅覚器】

水から陸に上がって退化したエラは二度と復旧することはない

これを【進化不可逆のの法則(ドロの法則)】といい、
進化の過程でいったん退化し消滅した器官は二度と復旧することはないそうです。

陸から水に戻ったことにより、
他の魚類とは違い、肺で呼吸しなければならないのです。

・・・ということは呼吸のために水面まで出てこなければならないうことですね。

なのでこれ、ですね♪
馬場大輔の【からだを育みこころを創る】ブログ

これは外耳孔といい、ここで空気を吐き出します。
15分くらいから長くて1時間くらい水中で息を止めて過ごし、
また水面に上がり潮を吐く、これを繰り返すそうです。


結構面倒?大変??


見方を変えると
まだ、水中での生活に適応しきっていないのではないか?
ともいえます・・・かね?

ちなみに嗅覚器は
水中では空気が漏れないように外耳孔がふさがれている為、
使わなくなり退化しました。





それから
【体性感覚器】

クジラの皮膚はほとんど体毛がない。

海に生息している哺乳類でもオットセイなどは毛皮を持っています。
毛皮は毛の間に空気が保たれていれば優れた保温効果発揮するが、
空気の層に水が入ると逆に熱を奪うものに変わってしまいます。

それに遊泳の際は水の抵抗が増すことにもなりますね。

なので毛がない方が水での生活にはいいと言えます。



汗腺がない。

そりゃ汗を出すことによる体温調節機能は必要ないからですね。
体温を冷たい水に奪われるのを防ぐ為です。



【味覚器】と【視覚器】、【平衡覚器】はさほどの大改造はしなかったようです。
【聴覚器】最も適応となったようだがここでは割愛します。





いいたいこと。
昨日の記事との繋がりです。


ヒトに体毛が少ないことと
クジラの陸から水への話がリンクしませんか?

クジラの性行為とヒトの性行為は同じ体位だし、

潜水反射もそう。



やはり
水での生活もありそうな気が


・・・


しませんか?




今日はこのへんで。




ばば