年末年始の休みに、VoiceTubeに登録しました。

VoiceTubeとは、台湾発の、英語学習動画サイト(アプリ)です。

 

台湾・香港を中心に世界中で月間42万人が利用、2016年にはFacebook社のApp of The Yearを受賞、台湾では大学の講義でも使用されるなど、有名なサイトです。僕も今までに何度か見聞きしたことがありました。

英語学習アプリ、サイトは、ここ数年で便利なものが数多く出てきています。
僕がやり直し英語学習をスタートした2010年の時点でも、「なんて素晴らしい時代だ!」と思ったものですが、その頃よりさらに進化していると言えるでしょう。

そんな数多くのツールが溢れる中で、僕がVoiceTubeに興味を持った理由は、自分自身の経験によるところが大きいです。

2010年、36歳からやり直し英語学習を始めた僕は、オンライン英会話やTOEICの学習と並行し、YouTubeで大好きなX JAPANYOSHIKIさんが英語でインタビューに答える動画をあるだけ検索し、100回以上視聴していました。

元々勉強嫌いで英語自体にも興味がなく、絶対的な必要性もなかった僕にとって、英語学習を続けるには、「大好きなもの」とセットにすることか不可欠だったためです。

YOSHIKIさんの英語動画を観る時間は、勉強という感じは全くなく、心から楽しみながら、「YOSHIKIさんが英語で何を話しているのか、また英語で何を訊かれているのか、全部知りたい!」という強い好奇心から、集中力も最大化されました。結果、学習継続にもつながり、高い学習効果も得られたのです。

ただ、当時は悩みもありました。
YouTubeにアップされている英語のインタビュー動画は、英語学習者向けのコンテンツではなく、英語圏の人が視聴するためのものなので、聞き取りも難しく、知らない単語が出てくれば動画を一度止めて辞書アプリで調べるなど手間がかかり、英語初学者にはハードルが高いということでした。

こんな感じで。
結構大変なんです。


 

VoiceTubeが、YouTubeTED Edなどの動画をベースにしながら、字幕、ワンタップ長押しで単語意味表示、単語帳登録、単語クイズ、発音して録音、ネイティブ先生の発音解説、発音練習コミュニティ、シャドーイング、レベル分けなど、様々な英語学習サポート機能を備えていると知り、「これは良い!」と思ったわけです。

さっそく使ってみました。
数多くアップされている動画の中で、僕が特に興味をそそられたのは、次の3つ。

 

スマートフォンのバッテリーはなぜ一日も持たない? (Why Does Your Phone Battery Suck?)

 

自撮りで鼻が大きくなってしまうのはナゼ? (Why selfies can make your nose look bigger)

 

朝型人間になる方法(How to Wake Up Early in The Morning EVERY Day - 4 Tips (animated))

 


「科学と技術」の動画は、純粋に好奇心から観たくなります。「セレブ」や「エンターテイメント」は、僕がYOSHIKIさんの動画に夢中になったように、大好きな有名人の映像を楽しみながら見入ってしまえるでしょう。

3分~5分ぐらいの短い動画が多いのも、気軽に観てみようと思えていいですね。ただ視聴して終わり、意味を調べて終わり、ではなく、そこからどんどんと、録音して発音練習をしたり、継続に有効なコミュニティ機能を持たせたりというふうに、英語習得までつなげるよう価値を拡張していっているところが、素晴らしいです。

また、「学習の要点」を活用することで、登場する英文が理解しやすくなり、定着しやすくなると感じます。以下のように動画の「プレイ」を押すと、音声に合わせて日本語字幕が自動的にスクロールしてくれます。

 

 


「☆ポイント解説を見る」に進むと。

 




語彙について、わかりやすい解説が。「Example」には例文も表示されるため、用法もしっかり学べます。


 


 

 


欲を言えば…?
YOSHIKIさんなど、世界で活躍する日本人の英語インタビュー動画が次々アップされたら、毎日何度も隙あらば視聴しちゃいます。

とは言え、VoiceTube、今でも充分充実しているので、これからも楽しんでいこうと思います。

2019116日から123日まで、学習量に応じてAmazonギフトが当たるキャンペーンがあるようなので、始めるには良い時期かもしれません。

また、LINE@で定期的に英語学習情報が届くようです。メルマガのLINE版みたいな感じですね。LINEはみなさん、頻繁に使っていると思うので、学習のリマインダー、モチベーションのスターターとして、この仕組みは有効ですね。

今年も、このような良質なツールをうまく活用しながら、自分のやりたいことをやり、なりたい自分になっていきたいですね。
2019年も、素敵な一年にしましょう!