マンガの単行本をあまり買わなくなってしまって久しいですが、最近は各社スマホで見られる無料マンガアプリを読むことが多くなってきました。「カイジ」や「探偵学園Ｑ」など、読みたかったけど本でそろえるには大変だ、というマンガが無料で読めるのでつい読んでしまいます。
ただ、この「無料マンガで読者を獲得して、時間内無料、他のアプリをダウンロードしたり買ったりすると時間回復」という形はまだ試行錯誤の状態だと思うので、マンガファンとしてはゲーム業界と同じく「嫌な流れ」な気がしてなりません。グッズ展開などでも、大ヒット以外は良作であっても儲からないでしょうし。
「マンガ過多」も原因の一つかもしれません。戦後の闇市では娯楽に飢えた人がマンガを奪い合って買ったといいます。今はそれが逆になっているのではないでしょうか。いっぱいあってどれも同じに見えてしまう。これはちょっと寂しいものがあります。その中には人生を変えるほどのマンガが潜んでいるかもしれないのに。
まぁともかく、最初に出てきた「カイジ」や「探偵学園Ｑ」は途中で読むのを止められないほど面白かったです。こんなマンガがある限り、形は変われども生き残っていくんだろうなとも思います（これ全部無料にしないで毎回いい所だけ10円とかにするだけでも買っちゃうんじゃないか・・？）。