L-655 ホルス神の目レリーフ(パート2)
L-655 ホルス神の目レリーフ H.9×W.16×D.1cm
ホルス神はエジプト神話に登場する天空と太陽の神。
エジプト神話の中心である、オシリスとイシスの子供がホルスになります。隼の頭をした男性像として表現されます(隼そのものの鳥の姿も)。
ギリシャの歴史家プルタルコスの記述によると・・・・
オシリスがエジプトの王であった頃、その兄弟のセトという人物が暗殺を計画します。オシリスの留守のうちに、家臣たちにオシリスの体のサイズにぴったりの木棺を作らせました。
オシリスが戻ったころに、木棺にぴったりの体のものには褒美をだすというコンテストをセトが企画します。何も知らないオシリスが木棺に横たわったところ・・・すかさず棺のふたが閉められ、隙間には鉛が流し込まれました(ひどすぎ。。。ちょっとうっかりしすぎ。。。?)。
その後、オシリスは妻のイシスの尽力により復活し、冥界の王として君臨します。さて、そこで息子のホルスの登場です。彼は父を殺したセトに復讐をします。
ホルスは叔父のセトに対して戦いをいどみ、自身の左目を失いながらも勝利します。そしてホルスは地上の王となったのです。ですから、それ以降エジプトの王は、ホルス神の化身であるとういうことになりました。
この時に失った左目をシンボル化したものが”ウジャトの目”と呼ばれるホルス神の目なのです。セトに勝利したことから、ウジャトの目は魔よけになるとされています。
長々書きましたが、今回の石膏像はこの”ウジャトの目”なんです。白い状態だとあまりぱっとしませんが、ちょっと古代調に着色してみると、
それらしい雰囲気がでますね(黒を基本とした着色です)。
以前の記事でも貼ってありますが、このウジャトの目は六つの異なるヒエログリフが集まった図案になっています。文字はそれぞれ、二分の一、四分の一、八分の一、十六分の一、三十二分の一、六十四分の一となっており、全て二の乗数ということになります(ホンマかいな???)。
と、、、ここまで書いてきて気がつきました。
もうこれ前に書いちゃってる!!!ガーーーン
しかもまったく記憶にな~~い
いっつもリストを片手に、書き終わった製品の所にはマークを付けて・・・とか管理しているのですが、ついにやってしまった。。。。。。。。パート2ってことで。。。。。。せっかくなんで読んでやってください。。。。
老化だな。。。。。まじで落ち込む。。。。。。
めげずに明日もエジプトで。。。。。
今回取り上げた、L-655 ホルス神の目レリーフは、私共の運営するオンラインショップ「石膏像ドットコム」で実際に購入していただくことが出来ます。以下のバナーをクリックすると、ショップに入れます。よかったら覗いてみてください。
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