L-601 香をたく女レリーフ | きょうの石膏像 

L-601 香をたく女レリーフ


きょうの石膏像-L-601
L-601 香をたく女レリーフ    85cm×69cm



昨日のルドヴィーシの玉座の側面のレリーフです。お香はどんな香りたったのでしょうか、気になります。




2010.09.08 追記:



本物の写真などWikiから追加しておきます。


File:Ludovisi throne Altemps Inv8570 n2.jpg


ルドヴィーシの玉座の右側面と言うことになります。


この玉座は、1887年にローマのルドヴィーシ家の領地で発掘されました。この地からは、”ニオベ”の像や、”瀕死のガリア人”などの彫刻も発見されています。


ルドヴィーシ家は法王も輩出した名門貴族でしたが、財政的な問題からそのコレクションを1894年にイタリア政府に売却しました。



玉座の由来については諸説ありましたが、1984年にLocri(イタリア南端の町)近郊にあるMasaraという町のアフロディーテを奉る神殿に由来するという説がとなえられ、有力なものになっています。(神殿には、玉座のすえつけられていた痕跡が確認できるということです)



他の二面の映像も貼っておきます。


File:Ludovisi throne Altemps Inv8570.jpg

背面の”ヴィーナス(アフロディーテ)誕生レリーフ”


File:Ludovisi throne Altemps Inv8570 n3.jpg

左側面の”笛を吹く女レリーフ”


紀元前5世紀のものとすると、本当のお宝ですね。。。素晴らしい!。。。




今回取り上げた、L-601 香をたく女レリーフは、私共の運営するオンラインショップ「石膏像ドットコム」で実際に購入していただくことが出来ます。以下のバナーをクリックすると、ショップに入れます。よかったら覗いてみてください。


きょうの石膏像     by Gee-sekkouzou.com