N-051 ヴィーナス誕生

Ｎ－０５１　ヴィーナス誕生　　　　　Ｈ．８５×Ｗ．３３×Ｄ．２０ｃｍ

これは言うまでもなく”あの”絵の中のヴィーナスなわけです。

サンドロ・ボッティチェッリ作　ヴィーナス誕生　１４８５年

ボッティﾁｪッリのヴィーナス誕生です。絵画を彫刻に起こすというのはそんなに珍しくはなくて他にも例があります。

こういった石膏像は学生さんの受験用デッサンのためではなく、おもに店舗やお部屋の装飾用に使われます。

美の女神ヴィーナスですが、ギリシャ神話の中ではすごくへんてこな出現の仕方になっています。

ごく原初的な神のウラノスのことを息子のクロノスが襲うシーンがあるのですが、そのとき切断したウラノスの男根が海を漂っているうちにアフロディーテ（ヴィーナス）になったという、なんかものすごい話なのです。

ギリシャ神話というのは、だいたい支離滅裂で理不尽なことばかり起きるので普通の学術的に書かれた本を読み進むのは結構つらいです。でも西洋の芸術（絵画・彫刻・オペラ・舞踊　etc.）を理解しようとすると、ギリシャ神話・キリスト教・古代エジプト文明などの知識は不可欠なので、少しずつでも親しむようにしています。（すぐ挫折するんですけどね）

今回取り上げた、Ｎ－０５１　ヴィーナス誕生は、私共の運営するオンラインショップ「石膏像ドットコム」で実際に購入していただくことが出来ます。以下のバナーをクリックすると、ショップに入れます。よかったら覗いてみてください。