今日はこちらの記事から


「サイモンの蟻」複雑な現象の裏に潜む構造はシンプル
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http://hatarakikata.seesaa.net/article/141232639.html?1393327383


サイモンは、蟻が自分の巣に戻るのに
不規則でとても複雑な軌跡をたどっていることに注目。


なぜ、直線で戻ろうとしないのか?


その疑問を解明しました。



『蟻は自分の巣がどこにあるかということは
 大まかな方向性しか持っておらず、
 途中にある障害物についてはすべて
 事前に把握していないから』



小さな蟻にとって、
途中に遭遇する環境や障害物を
すべて把握しているわけではない。


その時々で、
障害物に遭遇した時点で、
そのたびに乗り越えたり迂回したりして
巣に向かう道を探しながら前進している。


蟻の行動が複雑なのは、取り巻く環境が複雑だから。


その行動の仕組みは極めてシンプルで、
自分の目的地に向かう道を探しながら歩を進めている。


この「サイモンの蟻」の『シンプルな構造』は、
変化が激しく、多様化し、複雑化した現代の
我々の生き方のヒントになるのではないかと思います。


現代は、複雑な環境だからこそ、
おおよその方向性を持って、
その時々に全力を尽くす。


全力を尽くして、障害物に遭遇するたびに
乗り越えたり迂回したりしながら
目的地に向かう道を探しながら前進する。


そうしていく内に、少しずつ
目的地がはっきり見えてくるのだと思います。