お姉さま、……昨日は……春の嵐と言えど、ちょっと度が過ぎましたわよね。。。
ヅラが飛ぶ、どころか人が飛ぶ強風。
同僚のＳ嬢の旦那さんは帰宅することになったとか、羨ましい他社情報を聞きながらも、死の年度末決算の第二営業日……経理は帰ることができず只管仕事。会社にも早期帰宅指示がで、他の部署がもぬけの空になっていく中で、経理だけが満員御礼。。。
しかしとうとう政府からも企業に早期帰宅を促す指示が出たとのことで、１４時過ぎに退社。その頃の蒲田は風が強く雨が降っているものの、まだ歩けるレベル。。。しかし乗り換えの多摩川についた時には滝のような音が聞こえ、横殴りの激しい雨で……ホームでも傘をさしていなくてはいけない状況に……。そしていざ溝の口にたどり着いてみると……、幸運にも溝の口はまだ暴風雨圏内に入っていないようで、軽い横殴りの雨程度。足早に家に駆け込み……。
祝、生還と昼から手酌酒。
はさすがにせず、まあせっかくなので自室でのんびりしようかしらと、いよいよ今月になった余市旅行の下調べでもしようかしらとほうじ茶片手に自室へ向かったところ……。
く、臭い……。
な、何この臭い……。え？ちゃ、炒飯？
どうやら隣室の方が早めの夕食に炒飯を作りだしたようで……我が部屋に充満する……炒め物の臭い。。。綺麗な小樽グラスを眺めても、葱臭……、ウニが美味しそうだと思っても脂臭……あ～どのスイーツいただこうかしらと見ていても、ニンニク臭。
臭い、臭い……耐えられないと、わたくしより先に帰宅していた同居友人に訴えに行くと、「これは炒飯じゃないわ」と目を輝かせて曰く。
「わたしには分かる。これは……これは王将で良く嗅ぐ香り。。。そう、王将臭、餃子臭よ！」
「しかも、これは家で作った餃子じゃないわ。絶対、今日は嵐だから何も作れないわ～って王将から買ってきたのよ」
と熱く語り始めるオウショニスト。
……あら、そ……王将に一度も足を踏み入れたことがないので、王将臭なるものがどのようなものかは分かりかねるけど、確かにこれはニンニク臭が混じってい、炒飯にしては脂っこすぎる香りよね。。。
先の週末、冷やご飯消費の為に作った和風炒飯、焼き飯。
わたくし自身は……火を入れない油はいただくものの火をいれた油ってどうも……と思いあまり好まないのですが、お姉さまも同居友人も大好物。美味しいと喜んでいただけ、かつ一品で野菜も動物性たんぱく質も、もりっと盛りこめて栄養たっぷりなので後は軽くサラダだとか汁物だとかを添えれば良いだけで楽なので多用しております。。。
料理名：春キャベツとじゃこ天の炒飯
作者：酔いどれんぬ
■材料（２人分）
ご飯 / 茶碗２杯
卵 / ２個
キャベツ / ２枚
ねぎ / 1/4本
にんじん / 1/4本
じゃこ天（又はちくわ等） / １枚
醤油 / 大匙１杯
塩 / 小匙１杯
グレープシードオイル（又は植物油） / 大匙１杯
■レシピを考えた人のコメント
冷ご飯で簡単、残りご飯も大変身の春の味覚、春キャベツを使ったお手軽炒飯。フライパンであら簡単、まあ美味しい、やだ綺麗になれちゃう一皿完結の一品。
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こちらも美味しくて昼からビール、ハイボールがいただきたくなる一品なら、栄養もバランス良く取ることができ。お子様にも、旦那さまにもご満足いただけると存じ。。。
お試しあれっ。。。
……と書いているのは午後から大分経過した夜なのに、我が部屋は未だに餃子臭が色濃いです。。。
……お隣さんの平日の夕餉時に帰宅することがないことから、平日はその臭いに悩まされませんでしたが……。週末の昼ともなると、らーめん臭……パスタを作られたのか濃いニンニク臭。そして夜の焼き肉臭……と相容れない香りにこれまで悩まされてきましたが……それも今週一週間の我慢です。
来週にはいよいよ新居生活っ。。。
↓……ま、わたくし以上に、お隣さんが「やっとあの秋刀魚臭から解放されるのね」と喜んでいることと思われますが。。。……しかしこの餃子臭は、服や髪にまで沁み込むのではないかとひやひやいたします。。。マンションって……やはり難しいですわね。。。……ぽちっとな。。。
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