お姉さま、……今年も残り一か月とちょっと……やり残したことはございませんか?



わたくしは概ね今年の目標も達成し、やり残したことはないのですが……。我が上司K様はあるようで、先日の仕事中、唐突に叫びました。



「た、大変だ!気がついたら秋が終わってる。今年はなんとしても生で桔梗を見ようと思っていたのに!」



あ、そうなんですか、それは初耳で……。

「桔梗って家紋でしか見たことないから、一度本物を見てみたいんだよね」


「そうですか。桔梗って綺麗ですものね。わたくしも最も好きな花の一つです。あの青い色、本当に綺麗ですよね」


「……青なの?黄色じゃないの?」


……どういうことですか?


「黄色じゃないんだ。驚いた~」


驚いたのはこっちです。……桔梗を生でどころか写真でも見られたことないのですか、と驚かされると同時に……あの、ではどうやってその咲いている花が桔梗なのだと判別するつもりだったのでしょう。。。

……謎は深まりつつも、どこで見ることができるだろうかと尋ねてくる上司に、「会社帰りのユザワヤで売っていると思いますよ」と申し上げておきました。


赤貧亭


ちなみに、桔梗って韓国ではキムチの材料にするんですってね。。。存じ上げませんでした。

もちろん、勤務中に禁断のweb検索をし、得た知識です。


<献立>

はなびら蕪と金柑の酢の物

蒸し野菜を2種のオリーブオイルで

イカの塩辛奴

イナダの昆布〆


まずは旬の蕪と金柑を使った一品。



料理名:花びら蕪と金柑の酢の物
作者:sekihintei

■材料(2人分)
蕪 / 2個
金柑 / 1個
米酢 / 小匙1杯
塩 / 小匙1/4杯

■レシピを考えた人のコメント
薄く切った蕪が花弁のように見える、金柑の香り豊かな簡単酢の物。砂糖を使わなくても金柑の甘味で程良い甘酢和えになります。お節料理にも使える彩り豊かな一品。

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目に鮮やかなら口に爽やか、そしてビタミンたっぷりでお肌に良い。。。

この時期最適な肴です。


赤貧亭


自家製塩辛をのせた冷や奴


この時期は温かい豆腐が良いのかもしれませんが。

寒い外に対してぬくぬく厚着をし、冷たいものをいただくのもまた一興。


冷酒がすすんでしまう一品です。もちろん、我が心の友竹鶴ハイボールもあわないわけがない。


……まあ、まちがってもワインには合わせられませんがね。


そして冷たいもので冷えた体を温める、

赤貧亭


色々蒸し野菜を2種のオリーブオイルで。


先日買った2種のオリーブオイルを食べ比べ。

その味の違いを堪能しつつ、安納芋様の美味しさに悶絶。ああ、どんなスイーツよりも美味しい……このとろける甘味。。。最高ですよね。。。

甘いですが食物繊維豊富でビタミンも豊富、美しくなれる天然スイーツです。。。


そして同日のメインは、

赤貧亭


旬のイナダの昆布〆


どうですかこの霜降り具合。震えがきます。。。

口の中でほぐれる脂、昆布〆したことにより生臭さもなくなり……お酒がすすんで仕方がない一品。


ああ、美味しい、ああ、美味しいと貪り食べながら……ふと今週秋刀魚様を食べていないことに気がつき……。


……禁断症状で手が震えます。いえ、決してアル中のそれではなく。。。



昆布〆がまだ残っているので明日も食べられると嬉しい反面、最愛の方に恋い焦がれた冬の初めの夜。。。




↓しかし桔梗が黄色とは斬新です。。。ぽちっとな。



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