お姉さま、……本日から3月で、いよいよ春ですね……。
……季節も変わり、服装だけではなく髪型も春らしく変えていきたいわと思いつつも、早く伸ばしたい一心から半年以上美容室に行っていない女子力が底辺のわたくしですが……。先の週末、日舞の稽古にうかがった際のこと、同じく習っているお姉さまがたのお一人が髪型を変えていらっしゃり、「切ったんですね。可愛いですね」と感想を述べますと、「あ、ほんと?良かった。失敗しちゃったかと思ったんだけどね」
K姉さま、「堀北マキにしてくださいって切り抜きわたしたのに、なんか違うからさ」
S姉さま、「顔と年齢が違うんじゃないの」
S姉さまつづけて曰く、「前はあおいちゃんにしてくださいって宮崎あおいを持っていったよね?その勇気がすごいよ」それにK姉さま応えていわく、「いや、でも髪型よ?何もその顔にしてくれって無理難題をいっているわけじゃないのよ?」
まあそれでも、15から20も年が違う芸能人の名前をあげるのはなかなか勇気がいることで。いや、そもそも芸能人の名前をあげることじたい、結構勇気がいることだと思うのですが……。AKBのようにとか、佐々木希のようにしてくださいとか言えと言われたら……どんな罰ゲームかと思うわけで……。
……だったらいっそ国籍も飛び越え、モニカベルッチとかアンジェリーナジョリーにしてくださいといった方が恥ずかしくない……。……いや、恥ずかしいですね……。
……毎度のことですが、驚くほど地味な和食です……。まあ、同日は友人が2週間ぶりにアメリカから帰ってきたので、さぞ和食が恋しかろうと、さぞ焼き魚が食べたかろうと優しい心遣いからの赤貧和定食なのです。溢れんばかりの友情に感謝するがいい、感謝なさい、と正面に座りこんこんと言うわたくしに、友人もさぞ食べた気がしなかったことでしょう。。。
料理名:トマトの生姜餡がけ
作者:sekihintei
■材料(2人分)
トマト / 小2個
出汁 / 300cc
酒 / 大匙1杯
白醤油 / 大匙1杯
おろし生姜 / 小匙1杯
片栗粉 / 小匙1杯
塩 / ひとつまみ
■レシピを考えた人のコメント
トマトの甘酸っぱさが美味しい和の一品。暖かくてもよし、夏場は冷やしていただくもよし。日本酒、ハイボールはもちろん、白ワインでも愉しんでいただけるかと。
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和定食に相応しくないかとも思ったのですが、まあ彩りとして赤も入れたかったのと……美肌とアンチエイジングの為にトマトは頻繁に食べたいのとで……。餡かけにすれば和食として違和感なく食卓にのぼることができるかしらと。。。
……ま、見たままですね。
ですが栄養満点ヘルシーな一品で。。。こういう脂っこさやスパイシーさがない、お出汁がきいた料理を食べたい!と海外旅行中は心底思います……。
おでんのようにじっくり大根に出汁をしみ込ませて……。圧力鍋しようなので、口の中でとろけんばかり……。
これよ、これが和食の真髄なのよと叫びたくなります。海外で食べることができる和食というとシースーや天ぷら、らーめんなど重いものが多く……。しみじみと、ああお出汁が美味しい……とほっとできるものってないですよね……。
ほっとすると同時に涎もでます。
「焼き魚が食べたいと思って、鰯が高かったけど買ったのよ」そう恩着せがましいわたくしに、友人も「ありがとう」と辟易しつつも若干感動して見せつつ……。
……ええ、お高かったのよ……。
なにせ、なにせ一尾……20円……。
「今からタイムセールです。20円ですよ!この機会を逃さないでください!」とおじさんに叫ばれ、逃してなるものかと4尾お買い上げ。4尾でも100円いかない。ハーゲンダッツのアイスの半額にも及ばない。
素晴らしい、素晴らしいけれども……鰯がちょっと憐れ……。
ともかく、やはり焼き魚にまさる魚料理ってないわけで……そして
ああ、しみじみしみわたるお味で……。そしてこれらといただくのはもちろん白飯、「あっちのご飯って信じられないくらいまずくて。ああ~銀シャリが美味しい~」としきりに感激していた彼女。そうでしょう、そうでしょう。
美味しいわ~ありがとう~としきりに言う彼女に、……いえ、言葉は良いから……早くお土産を出しなさい……。
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