お姉さま、……今日は……今日は……猛烈に寒いですね。



こ、今年の冬は雪が降らずに終わってくれるのでは?なんていう甘い期待を……見事に叩き潰された感がありますわね……。こんな日は家におこもり……していると太るので、近所の図書館まで雪の中本を返しに行ったり、せっかくだから(?)昼から呑むかと昼に呑む用のスパークリングワインを買いに行ってみたり……帰ってくる頃には凍死寸前で、とりあえず風呂に入らなくては何もできないという気分になっておりました……。

などと言うと、仙台と言う北国から来たのに、どうしてそんなに寒さが苦手なのかと詰られますが……。あの、東北の人は別に寒さに強くないですよ……。ただ、寒さへの対策方法をしっているというだけで……東北人は厚着の人種なだけであり、決して防寒性に高い人種ではなく……。なもので、東京で迎えた初めての冬、東京人のあまりの薄着に驚いたものです……。


そして同じく東京に来て驚いたことは……東京人ってらーめんが好きと言うこと……。


いえ、仙台でもらーめんって人気あるにはあるのですよ……ですが、そんなに行列のできる店舗がたくさんあるかというと……。ましてらーめんだけでもつテレビ番組が特番といえどやっている、らーめん特集の雑誌まであるなんてどういう事態と……。会社でも同僚が、今日はどのらーめん食べに行く?と楽しそうに話しているし、昼休み終わりにらーめん臭漂って帰ってくる人も多く……。こ、この人たちはなんてらーめん好きなの……。それが東京に来て最も驚いたことかもしれません……。



……と言いつつ、仙台でもらーめん熱って高かったのかもしれないとも思います……。何せ、わたくしらーめんが好きではないというか寧ろ嫌いで、20年以上食べていないもので……。そう、だから最近勢力を伸ばしている「つけ麺」というものを食べたことがない……。食べたことがないけれども、テレビを見ていると嫌がおうにも目にするわけで、さすがに気になるわけで……。


赤貧亭


こんなん作ってみました……


つけ麺風のカレーつけ饂飩……



ええ、……昨晩、素敵な殿方達の呑みの誘いをふりって独り帰り、夜の遅くに粉まみれになる三十路女……。どこの世に帰宅後に饂飩を打つOLがいるというのでしょう。……ま、溝の口にいるのですけどね……。


もちもちの手打ち麺に、いつもより濃い目に作ったカレー汁を添え、そしてレンジで作った温玉を乗せれば……。今年流行ると言われている、つけ饂飩のできあがり。。。

<材料 一人分>


うどん 1玉、水 2カップ、煮干し 2匹、だし醤油(納豆のタレ) 大匙2杯、酒 大匙1杯、醤油 大匙1杯、味醂 大匙2杯、カレー粉 大匙1杯、片栗粉 大匙1杯、人参 1/2本、ピーマン 2個、葱 1/3本、椎茸 2枚、竹輪 1本、卵 1個


<作り方>


・ 鍋に煮干しと水、片栗粉以外の全ての調味料を加えます。拍子切りにした人参、斜め切りにした葱、薄切りにした椎茸、一口大にきった竹輪を加え、5分程蓋をして煮ます。饂飩を茹で、温泉卵をレンジで作ります。


・ カレー粉を加えて溶かし、細切りにしたピーマンを加え1分ほど軽く煮たら火を止め、水溶き片栗粉を加えたら良くかき混ぜ火を再度つけとろみをつけます。


・ 茹であがった麺を別の器に入れ、カレー餡も別の器にいれ、その上に温泉卵を乗せればできあがり。


辛いカレーにとろりと溶けた卵が絡み、うどんをすすれば……。もういっちょ行く?と昭和の人にしかわからないフレーズもでてくるというものです……。


寒い夜、暖炉の前でゴールデンレトリバーを侍らせながらウイスキーをいただく……そんな日を夢見ながら、独り眼鏡を曇らせ、鼻水を垂らしながらこんなのをいただくのも……また良し……。

正統派の和食も良いですが、こういった日本のカレーものって……海外旅行帰りなど無性に食べたくなるのはわたくしだけでしょうか……。




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