お姉さま、……やせ我慢ってされるタイプですか?
……え?痩せるために我慢しろ?……そ、それはまた別の話で……。やせ我慢の話です……。
わたくし、……先日無謀にもCカップのブラジャーを買ったことを報告させていただきましたよね。……ええ、万年Aクラスの女が、恐怖の2ランクアップに挑んだわけで……会社のお姐さまに話したところ、「2段階アップとはチャレンジャーだねー。無謀だねー」とばっさり切られたわけで……。……いや、ね、そうおっしゃいますけれども……意外とつけてみましたら違和感なかったのですよ。……え?あまらなかったのかって?……いつのまに巨乳になっていたのねって?
……うふふ……そうであったらどんなにか……。もとよりAだろうとBだろうとつねに隙間がある、スリムな胸の持ち主なので、今更その余りが僅かであろうと結構あろうと気にしないわけで……。ああ、Cも意外と問題ない範囲のかぱかぱ具合ねと思った次第で……。
……まあ、問題はそこではなく……実は思わぬ所にあったのです。……そう、見落としがちな……アンダーバスト……。わたくし、胸がないし太めではないし、アンダー65でもいけると思いこんでいたのです。で、件のブラジャーは65でしてつけてみたところ……こ、これがどうにもならないきつさ。あまりの締め付け具合に、骨に皹が入る、軽く骨折するんじゃないか……そう思う息苦しさ。仕事をしていても苦しく……もう気分はエスパー伊藤……。なんとかやせ我慢で耐えていたものの、定時近くにいたってはこっそりブラジャーのホックを外す始末……。
ああ、胸はないくせに胸板がある自分が難い。。。華奢とはいい難い骨太女な事実が呪わしい……。
教訓:安いからと言いサイズが合わない下着を買ってはいけません。
蕗が一束120円で売られていたので即購入。いささか季節が早くはありますが、……まあ春を先取りしても良いわよねと言い訳してしまう山菜スキーなもので……。今回は蕗の翡翠色、しゃきしゃきとした歯ごたえを生かし、昆布〆といたしまして。。。日本酒が進む罪作りな酒肴となってしまった次第。。。
<材料>
蕗 一束、昆布 一枚、酒 大匙2杯、塩 小匙2杯
<作り方>
・ 大きい鍋に水を沸騰させ、蕗を2分程茹で流水に晒します。皮を剥き、水に1時間ほど放ちあくをぬきます。
・ 水気をきり酒、塩をまぶしたら水に浸しておいた昆布に包み、輪ゴムや糸できつく縛り一晩おけばできあがり。
蕗……栄養がないと思われがちですが、低カロリーで食物繊維たっぷりビタミン、ミネラルも含んでおり酒肴としては理想的ともいえ……。日本に生まれたからには山菜を愉しみたいわよねとしみじみしつつ、酔いどれてしまう一品。。。
一皿で美肌、美髪要素をいただき代謝もあげようというよくばりな一品。赤、緑、黄色と彩りも美しければお味も美味しく、……そしてもちろんお肌に嬉しい……。
……たっぷりビタミンを補給した後は、……ええ、たっぷりコラーゲン、良質の脂でお肌よ潤えと
……とろとろ……とろとろです。ああ、目の周りの肉を食べる幸せ……。身を食しては悶絶、お出汁がしみた蕪をいただいては悶絶、最後はとろっとした汁を呑んで悶絶……。ああ、鯛はやはり鯛ですね……臭みが全くなく、くどくないのに味が濃い……。魚の世界のピノノワールとでも言いましょうかっ。
美味しいし、……ふふ……翌朝にはお肌もつやつやだわとほくそ笑み……きついブラジャーを買ってしまった失敗も酔えば忘れる……そんな夜……。
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