お姉さま、……わたくし生きる気力がなくなってきました……。



……消えてしまったのです……。


あの、わたくしの最愛の納豆、「おつまめ」が近所のマルエツからっ。。。

……ああ、人気がないことはうっすらわかっておりました……。だから微力ながらこつこつ買い続けていたというのに……とうとう店頭から姿を消してしまい……。一時的な品切れと信じて毎日会社帰りに納豆売り場を覗いていたのですが……今週は一度もお目にかからず……。とうとう仕入れるのをやめてしまった様子……。

……もう入荷されないのかどうか……店員さんに尋ねたい……。


悶々とする日々です……。


赤貧亭


マイナーなものを好きになってしまうと……辛いものですよね……。


<献立>

ほうれん草と蓮根の胡麻酢和え
さつま芋の焼き団子 鼈甲餡

烏賊大根
なめこ味噌汁


なぜあのこりこり感、ぽりぽり感が世間に受け入れられないのか……。そう憂いつつ酒を呑みつつ……。

巨大なさつま芋が安かったもので圧力鍋で蒸し、そちらを使って弁当のおかずとしても良し、赤ワインとマリアージュするもよしな酒肴を作ってみました……。


<材料>


さつま芋 大1/2本、片栗粉 大匙2杯、

鼈甲餡: 水 100cc、醤油・味醂 各大匙1杯、片栗粉 小匙1杯


<作り方>


・ 圧力鍋に蒸し器をセットし、輪切りにしたさつま芋を並べ5分加圧後自然放置。圧力が抜けたら皮を剥き、潰します。


・ 熱いうちに片栗粉を加え良く捏ね合わせたら団子型に成型し、フライパンに分量外のオリーブオイルを薄くひき、両面こんがり焼いていきます。


・ 芋団子を皿に盛り、フライパンに鼈甲餡の材料を全て入れ、弱火で加熱しながらとろみをつけます。餡をかければできあがり。



こりこりおつまめも良いですが、ほくほくもっちり芋団子も良いものです……。ビタミンたっぷり、食物繊維たっぷりでお肌とお通じに良い一品。


もちろん、



赤貧亭

お浸しも忘れてはなりません。

ほうれん草と蓮根の胡麻酢和え

ほうれん草でビタミン、カルシウム。そして蓮根のムチンで脂肪の吸収を抑え……胡麻で白髪と抜け毛の防止と欲張りな和え物……。栄養素的にも欲張りですが、蓮根のさくさくとした歯ごたえ、ほうれん草のしゃきしゃき感と味覚、歯触りとしても欲張りな一品……。


もう一つ圧力鍋を活用し……


赤貧亭

烏賊大根


圧力鍋を活用すれば、こんなに味のしみ込んだおばあちゃんの味的な煮物がものの数分で作れるわけで……。勤め人の強い味方です……。

……烏賊大根……ご飯もすすみますが、実に酒も進みます……。



ところで、先日会社の元同僚と銀座を歩いていたら雑誌のカメラマンという方に街角ファッションスナップとして歩いているところを撮らせて欲しいと言われ……

赤貧亭

歩いて撮られてみました……。


男性誌「OCEANS」とのことだったので、元同僚がメインだったのですが……。……なんで?と失礼ながら思ってしまいました……。いや、元同僚のよしみで言わせてもらうけれども、間違ってもイケメンではなく、どちらかと言えばぶさ……まあこれ以上は申しませぬが……なお方で、服装も……雑誌に載るほど?と思ったのですが、当人は「やっぱり俺はすごい」と、写真に撮られたことを周囲に吹聴したことしきり……。


が、いざ雑誌が発売されてみると街角500人スナップという企画の一環で……。明らかにかき集めたものの、やっぱりこれは使えない……と判断された感ありありの隅の方に申し訳程度に載っているだけ……。事前に自慢していたものだから、散々周囲には笑われたとのこと……。まあ、そうでしょうね……。


そして掲載された雑誌を購入し、スキャンして送ってきた元同僚を見るにつけ……500人スナップということは最低でも500冊は売れるわけで……中には人に見せるようにと2冊買われるかたもいるでしょう、親戚、友人で買う人もいるでしょう……そうなると少なくとも1000近くは売れるわけで……。……そういう商法なんですね……。




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