お姉さま、……何事も一期一会だと、最近強く思わされます。
……なもので、会社帰りに立ち寄った会社近くのデパ地下で売られていました鯛の頭を見逃すことができず、ついお買い上げ。ええ、鯛の頭を腕に下げ、満員電車に生臭く家まで揺られ続けましたが……何か？
だ、だって天然鯛ですよ、それが３００円、さらに見切りでどん、１００円引き。見逃すことができますか？……え？できる？……あらそ、わたくしは見逃すことができない、所詮意地汚い女……
わたくしには見過ごし通り過ぎるという芸当が不可能でした。
こ、これはすごい酒肴になるに違いないと震える手で掴み、レジへと小走りに向かうしかなく……。ええ、手が震えているのはアル中だからではありませんよ……。くれぐれも……。
週末は心おきなくワインを堪能するわよ、ということでブルゴーニュと合う和食と考えて作った品々。
先ずは、
フランのイメージで作り上げました、とうもろこしの冷たい茶碗蒸し。
先に作りました玉蜀黍ご飯の際、１００円１本で買ってきた玉蜀黍を少量残しておき、それで作った一品。玉蜀黍、卵、そこにほんのり利かせた味醂の甘味が……ワインに合わないわけがありません。シャンパン、白とは間違いなくあいますが、同日いただきました赤、ブルゴーニュにも抜群にあった次第。。。
一人頭の原価１００円未満で……ほんといい仕事してくださいますよ……。
続きましては、美肌・美髪のためにお野菜をたっぷりいただかなくてはと、
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レシピブログさんで当たりましたハウス食品さんの冷しゃぶドレッシング３種で蒸し野菜をいただけば、たっぷりと美味しくお野菜を摂取することが可能。
＜材料＞
小松菜 ２把、しめじ 半株、人参 1/2本、蕪 １個
漬けだれとして： ハウス冷しゃぶドレッシング 胡麻味噌、塩、レモン醤油
＜作り方＞
・ 小松菜はざく切り、しめじは石づきを落とし、人参は輪切り、蕪はくし切りとし、蒸気のあがった蒸し器にて５分蒸します。
蒸篭のまま食卓に上らせ、３種のドレッシングでいただく。。。ただそれだけ……。
ですが、蒸された野菜の甘さと胡麻味噌の風味が口の中で溶けあえば……赤ワインとも素敵にマリアージュ……。そして胡麻、味噌の栄養、野菜の栄養が……髪と肌をも美しくしてくれるともなれば……素敵な肴に乾杯とワインも進みます。。。
して、本日のメインは……ええ、意地汚くも購入しました鯛のお頭を使いましての
……ありがとうございます……。
お母様、わたくしを日本と言う地に生んでくださり、ありがとうございます……。
こ、これが一人頭１００円の原価……これだから家呑みは止められないのよともんどりうってしまいました……。ええ……。秋刀魚様を愛する身ですが、……王者鯛様にもなびいてしまうこの不埒な女を許していただきたい……。秋刀魚様最高、一筋と言っておきながら、鯛様の美味しさにひれ伏してしまうプライドのなさを罵ればいい……。
ええ、この尻軽めっと罵りたければ罵ればいい……。
鯛様のお頭を出刃包丁で切りわけ熱湯で霜降り。圧力鍋煮入れ、生姜とともに、酒、味醂、醤油を入れ２５分加圧。自然放置後蓋をあけ、煮汁を煮飛ばした一品ですが……。とろっとした煮汁、ふんわりかつとろける白身……それと赤ワインのマリアージュといったら……。幸せでついにまにましながら味わってしまいましたよ。しかも、このコラーゲンの溶けだし具合から、翌日のお肌のぷりぷり具合も約束されたも同然で……。
家呑み万歳！と言いながらワインを呑みに呑み、速攻でつぶれ、友人にベッドまで引きずられていったとかいないとか……。
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